2016年06月07日

「ありがとう、くにたち蜜源ガーデン 第1回 ミツバチの好きな花

連続講座「ミツバチがつなぐ夢 ありがとう、くにたち蜜源ガーデン」の第1回「ミツバチの好きな花」が、6月5日土曜日13時半から開催されました。

多摩地域のタウン紙「asacoco(アサココ)」に「ありがとう、くにたち蜜源ガーデン」という記事が掲載されたため、申し込みが殺到し、50名近くの参加者となりました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

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毎年、ミツバチに関する講座を開催してきましたが、今回は初めて参加という方が多数おられました。
まずは、くにたち蜜源ガーデンのお話しをさせてもらいました。
地主さんが急逝されてちょうど1年目。先日、一周忌だったので相次いでお墓参りをしたところです。
みなさんに説明するための画像として、2012年3月に梨園跡地で一緒に更地を眺めて、相談している亡き地主さんの後ろ姿がプロジェクターで壁に大きく映り、思わず涙目になっちゃいました。

その後、佐々木先生に「ミツバチの好きな花」についてお話ししていただきました。
花までの距離が1km増すごとに、飛ぶためのエネルギー源として1mgの蜜が必要になることや、
花粉の質や多様度が、ミルクの製造に影響するなど、蜜と花粉がいかにミツバチにとって重要なこととかをお話ししてもらいました。
樹木の花を中心にミツバチの好きな花をきれいな画像でたくさん見せてもらいました。
やっぱりとってもわかりやすい!
先生の昆虫や生き物に対するやさしいまなざしにいつもうっとりしてしまいます。

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会場では、ガーデンから朝摘んできたミントのハーブティをみなさんに味わっていただきました。

そして、いよいよガーデン見学へ。

ほぼ全員の方が参加されました。


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たくさんいろいろ質問をいただきました。
そして、このスペースがなくなることがとても残念だ、なんとかならないのかと、多くのみなさんから惜しむ声をいただきました。
2年ぶりに来ていただいた佐々木先生にも、以前より、とてもガーデンらしくなったと言っていただきました。
先生、やさしい〜♡

ここでこんなにステキな試みができたことにあらためて感謝です。
終わりは始まりのときでもあります。
ここでの5年間の経験を活かし、新しい一歩踏み出すべくただいま企画中です。

谷保駅からガーデンには、いつも谷保天満宮を通り抜けて行っています。
その入り口にあるイヌツゲの大木には、ミツバチがブンブン来ていました。

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ミツバチがいる風景は、やっぱりいいなあ。

第2回「ミツバチのいる暮らし」は、同じ会場で13時半からです。
すでにほぼ満席となっています。

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2016年06月03日

駿河台ECOMでのイベントレポート

あっという間に5月が終わってしまいました。
初の写真展・・・終わっちゃいました。

昨年、秋から、Lazybeeは一眼レフに挑戦。
もっとミツバチと花に肉迫するのだ!と張り切ったものの・・・

一眼レフに弄ばれるどころか、そっぽを向かれ、
なら、今までのコンデジでいいや、と、ほぼお蔵入りしかけた一眼レフさま。
だって、コンデジさまが、あまりにも性能がよくて、1センチまで「肉迫」できちゃうんですもの。

でも、せっかく仲良くなろうと思った一眼レフさまなんだからと、気を取り直し、写真教室に通い、どうにか最近、少しお近づきになれたのですが・・・

やっぱりコンデジの方がピントの合い方がすごい!
うーむ…でも、一眼レフと、もっと仲良くなるぞ〜!
fbページでも、こちらでも、両方で撮った写真からアップしています。さて、どれがどちらでしょう(笑
たまにスマホ撮影もあります。

ということで、撮りだめた膨大な写真から展示用を選んでみました。
ご存じのように動き回る小さな被写体のベストショットを撮るのは至難の技。
偶然のようにピントがあったものから、選んでみました。
展示してあった写真の半分は、Junbee撮影です。
年季が違います…。

さて、どれがコンデジだったでしょう…
なんて、今頃、遅い!ですよね。終わっちゃったもん・・・

こんなステキな場所だったんですよ。
ECOM駿河台

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御茶ノ水駅から、徒歩3分ほど。
道路脇の街路樹は、なんと、なんと!エゴノキ!
エゴノキ並木なのです。
5月上旬に展示を確認に行ったら、エゴが満開でした。

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いい香りがほんのり漂って・・・

でも、道行く人は誰も見もしない・・・みんな、上を見上げもしない・・・


ま、そんなもんですかね。
エゴノキのお花見なんてのも、いいと思うけどなあ。

最近の新しいビルは緑化率が決められており、このECOMのある住友海上の本社ビルも、たっぷり緑が配されています。

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窓から新緑の風景が見えます。
とても東京都心、それも御茶ノ水だとは思えません。

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そこで、こんな感じで写真を展示していただきました。

見た方から、
「蜜蜂の羽ばたきが伝わってくる写真に感動しました。
同時にみつばち百花がなさっている活動が、良くわかりました」
などといううれしい感想をいただきました。

5月25日には、この会場で「ミツバチの幸せな生活」と題したセミナーも開催し、たくさんの方に参加いただきました。
国立や三鷹でイベント開催をすることが多いので、こんな都心は珍しいことで、ちょっと緊張しました(笑

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Junbeeによるミツバチのお話は、何度聞いても新しい発見があって、面白かったです。
ミツバチは「4」まで数を数えられるそうですよ。

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ECOM駿河台は、この左側のビルの2階部分です。
生物多様性をテーマにいろいろな展示やイベントをしているので、お近くに行った際には、ぜひ、お立ち寄りください。
土日はお休みなのでご注意を。

写真展の写真から1枚。

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ザクロです。

2016年05月16日

「ありがとう!くにたち蜜源ガーデン」連続セミナーのお知らせ

とても残念なお知らせなのですが、5年間にわたり取り組んできた「くにたち蜜源ガーデン」が、今年いっぱいで終了することになりました。延べ120種類以上の花を咲かせ、ミツバチと花の関係の貴重な情報をたくさん得ることができました。栽培してみてわかったこともたくさんありました。

そんなガーデンに感謝の心を込めて、連続セミナー「ありがとう!くにたち蜜源ガーデン」を開催します。
第1回目は、みつばち百花の顧問でもある佐々木正己先生をお迎えし、花とミツバチについてのお話、
第2回目は、ガーデンのお仲間で養蜂家の飯田典子さんと一緒にミツバチと共に暮らした5年間のお話しをします。
1回目の終了後には、お天気次第ですが、ガーデンの視察をしていただける予定です。
今年は、本格的にガーデンぽくしようと考えていたのですが、急ブレーキがかかり、手をつけられなくなったこともあり、正直に申しますとちょっと荒れています…でも、花は次々に満開になっています。
きれいな「ガーデン」を期待せず、畑っぽい花畑だと思ってきてくださいね〜。と、言い訳をいっぱい(笑

参加のお申込みは、共に取り組んできたNPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション(共催)へお願いします。こちらから、お申込みができます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

第1回『ミツバチの好きな花』
日時:6月5日(日) 13時30分〜15時
参加費:1,000円
定員:30名
講師:佐々木正己教授(玉川大学名誉教授)
司会:朝田くに子氏(NPO法人みつばち百花)
会場:KFまちかどホール
内容:ミツバチの専門家からミツバチの生態についてのお話を聞き、ミツバチと花と人の関係が良好になることで生まれる豊かさについて考えます。イベント後、希望者を対象にくにたち蜜源ガーデン見学を実施します。

第2回『ミツバチがいる暮らし』
日時:7月3日(日) 13時30分〜15時30分
参加費:1,000円
定員:30名
講師:飯田典子氏(市民養蜂家)
司会:朝田くに子氏(NPO法人みつばち百花)
会場:KFまちかどホール
内容:ミツバチに魅せられた市民養蜂家の方からくにたち蜜源ガーデンでのミツバチとの関わりの体験談を写真を交えてお聞きします。ガーデンで採れたハチミツとハーブティもお楽しみいただけます。

会場へのアクセスは、こちらをご覧ください。

相変わらず雑草抜きに追われているガーデンだけれど、花が咲いて、ミツバチや虫、蝶などが集まってくると、何百万年も変わらないこの星の営みをちょこっと体感できる貴重な場所でもありました。時折、カモまでやってきて、クローバーの道をよたよた歩いていたり…。
残念だけれど、また、新たな一歩を踏み出すチャンスにしたいと思います。

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「ミツバチ講座入門編 ワインのようにハチミツを楽しもう! ハチミツから見える風景」開催レポート

昨日、開催されたセミナー「ミツバチ講座入門編 ワインのようにハチミツを楽しもう! ハチミツから見える風景」は、定員を上回る参加者で大盛況でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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このところ、花とミツバチをテーマにお話しすることが多かったLazybeeでした。
今回は入門編なので、まずはミツバチの生態をみなさまに知っていただくことに力を入れてみました。

生態を中心に話しをするのは久しぶりだ〜!
10年以上も関わってきたから、つい世の中の人がミツバチのことをよく知っていると思ってしまっている自分に気づき、はっとすることが多いこのごろ。
初心に戻って、初めて関わったころになにに驚いたり、面白く思ったりしたのかを思い出しつつ、考えてみました。

そこで、「ミツバチはどれ?」というクイズを思いついたのです。
実は、時々、いろいろな方が「ミツバチがいました〜!」と花にとまっている写真を送ってくださるのですが…

7割くらいミツバチじゃないんです・・・

ミツバチ、意外に認識されていない。

まあ、紛らわしいやつがいることも事実なんだけど、それにしても、情けない。
これだけミツバチ、ハチミツ、とにぎやかにメディアに登場することが多くなったにも関わらず、です。

ということで、今回、やってみました。
撮りダメたハナバチ、アブとミツバチをごちゃまぜにした画像で、どれがミツバチでしょう? と。

参加者のみなさんが、一生懸命画像を見つめてミツバチを探してくれて、とっても嬉しかったです。
もう大丈夫かな?

実は、ミツバチの動きは、よくわかっているので、カメラで追いかけるのは慣れているのですが、ハナバチたちは、けっこう高速で移動するから、撮影にはちょっと苦労するんですよね。彼らは、一つの花にこだわるということもあまりないし。
レンズをのぞいていると、虫たち、花たちは、また、違った表情を見せて面白いです。

もう一つやってみたのは、雄バチを探せ!」というクイズです。

雄バチを見たことがない人が多いんですよね〜。
花でお仕事をしないから。
巣箱をのぞかないかぎり、お目にかかれないから。
おまけに、この季節は、お天気がいいと、雄バチは女王蜂を目指して外出中ということが多いし…。
養蜂現場の視察に行ったことがある方も、雄バチは案外見てないようです。
雄バチって、面白い存在なんですけどね〜。

というわけで、このクイズも、とっても好評でした。

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さて、テイスティングは・・・

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今回のメニュー
ハンガリー産のアカシア
イタリア産のクリ
フランス産のラベンダー
青森産のリンゴ
くにたち蜜源ガーデンのヌーボー百花蜜(先々週に採蜜した採れたて!)
兵庫県神河町の二ホンミツバチのハチミツ2種

以上7種でした。

それぞれの味の違いとおいしさにびっくりされている方も多かったようです。

だって、厳選したもん(笑

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ガーデンの採れたてハチミツ。さすがに香りがすごくて、むせかえるような芳醇な香りを体験していただきました。

印象に残ったハチミツに手をあげてもらったところ、一つに集中することなく、それぞれに同じくらいずつ手があがりました。自分の好きな香りと味をまずは知ること。そこから、また、新しい楽しみ方が広がっていくはず。

地域づくりで使っていた風と光と水と土が織りなす地域のハーモニーを表現した図を紹介し、ワインでいうテロワールをご説明しました。
ハチミツは、それにミツバチの労力が加わった自然とのハーモニーそのもの。
みなさん、笑顔でお帰りいただきました。

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準備中。

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花は、ガーデンから摘んできたもの。

さて、この初夏はセミナーラッシュ。
次回は、5月25日午後6時半から、駿河台ECOM「みどりのサロン」でセミナー「みつばちの幸せな生活」です。

今回のイベントの協賛をいただいた「たまものスイーツ」さんのお店です。

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参加者のみなさんには、同店の自信作であるレモン、紅茶、キャラメルの3種の「クグロフ」を召し上がっていただきました。
甘さを抑えてあるので、ハチミツをかけても美味しくいただけます。

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くにたち蜜源ガーデンのハチミツは、来月から、たまものスイーツさんのお店で購入することができます。

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場所 : 三鷹市下連雀9-5-1 泰成マンション1F
バスをご利用の場合 : JR三鷹駅南口より2、6、7番乗り場から「大成高校前」で下車。徒歩3分くらいです。
営業時間 : 月〜金 10〜19時、 土曜 10〜17時
定休日 : 日曜日 (祝日は営業します。)
電話:0422-90-5808



2016年04月21日

「ミツバチ講座入門編 ワインのようにハチミツを楽しもう! ハチミツから見える風景」のお知らせ

「ミツバチ講座入門編 ワインのようにハチミツを楽しもう! ハチミツから見える風景」を開催します。

日時:5月15日日曜日の午後3時〜午後4時半
会場:三鷹市三鷹産業プラザにあるコワーキングスペース「ミタカフェ」
会費:1500円
参加のお申込みは、info@vibrant-inc.co.jp まで、お名前、参加人数、ご連絡先を明記の上、お送りください。

内容は、入門編とあるように、

ミツバチって、どんな虫?
刺すからコワい…

と思っている方や、

ハチミツは、どうやってできているの?
ミツバチは、どんなふうに採ってくるの?

と疑問に思っている方にぜひ、知っていただきたいミツバチのあれや、これや、をご紹介します。

同時にいくつかハチミツを味わっていただき、その向こうに広がる風景に思いを馳せていただくテイスティングも行います。

ミツバチとお天気と花の事情がうまく合えば、三鷹と国立の採れたてハチミツが間に合うかも、です。

東京はちみつクラブ時代に大好評を博した「ワインのようにハチミツを楽しもう!」セミナー。
今年、同クラブの立ち上げから、10年目の節目に、ちょっとバージョンアップして、みなさまにお伝えできればと思います。

なお、このセミナーは、三鷹市下連雀9丁目にオープンしたての「TOKYOたまものスイーツ」さんのオープニング・イベントでもあり、今後、シリーズで「ミツバチ」をテーマに展開していきたいと考えています。

TOKYOたまものスイーツは、三鷹市で約20年間愛されてきたスイーツショップ「ハーベストオーブン」の人気商品だった「みたかハニーケーキ」や「キウイフィナンシェ」を継続しつつ、新しいスイーツを生み出す拠点として大注目のショップです。

国分寺、国立での活動を経て、三鷹市でも、蜜源・花粉源植物の増殖に取り組んでいきたいと考えています。

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2016年04月19日

セミナーと写真展のお知らせ

5月25日にECOM駿河台のみどりのサロンで「ミツバチの幸せな生活」18:30〜をします。
スペースが狭いので、ご希望の方はお早目にお申込みください。

同サロンにて、5月2日〜31日(平日のみ)まで「ミツバチと花」の写真展も同時開催します。
詳細はこちらの新着情報のところをご覧くださいね。

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2016年04月14日

梨とミツバチ

桜の花が終わるころ、梨の花が咲き始めます。
お天気がよくて花が満開!というこの景色は、ほぼ1年に1回だけ。

梨園の中。

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梨園を上から見たところ。

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見事ですね〜!

さて、このような日は、受粉に最適の日。梨園の農家さんは、花粉付けに追われます。
この梨園は、くにたち蜜源ガーデンのすぐ向かい側にあるので、先日、花粉付けのお手伝いをしました。

要するにミツバチのお仕事をやってみたというわけです。

花粉は、受粉していないオシベがピンクの花を採取して・・・

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オシベの部分を温度を上げて開かせ、乾燥させて、花粉を取ります。
ほとんどが手作業。

そうしてできた貴重な花粉。
目に見えているのは、乾燥したオシベの殻やら茎の部分。

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花粉そのものは、人間の目にはほとんど見えないです。
こんな鳥の羽でできたポンポン(と勝手に命名)に花粉を付けます。
ポンポンにふんわりかかっている黄色いのが花粉。

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このポンポンを花の上でハタハタさせる。
メシベを傷つけないようにかるーく、かるーく、ハタハタ、ファンファンと…

要するにミツバチが花から花へと飛び回る感じ、です。

これが簡単そうで難しい・・・

だって、ミツバチじゃないですから・・・
見えない花粉をハタハタ、ハタハタ・・・

やった感がなくて、これでいいのか?いいの?受け取れている?
と、思わず心の中で花に話しかけちゃいました。

達成感ない・・・まったくない・・・

でも、目がくしゃくしゃするし、体中が粉っぽい感じがした。
相当めしべに花粉が舞い降りたね・・・と自己満足するしかない花粉付け。

花は、こうやってお待ちかねなんですよ。

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ここよ、ここよ!

って感じですかね。オシベがピンクのものが、受粉お待ちしています状態の花。

思い切り背伸びして、花粉を待っている感じのメシベ。わかりますか?

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本当は花の上に、こんな感じでミツバチが舞い降りれば、めでたく受粉完了!✌

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決定的瞬間、です♥👀
体中、花粉がかかっているし、お腹が完全にメシベにすりすりしている。
オシベは花粉を付けようと、ミツバチの体を待ち構えている感じですね。

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ところが、ミツバチも、アブも、梨園にはたまに目にするぐらいしか来ていなかったのです!


ひょっとして魅力ない?


こんなに美しい花なのに虫たちにとっては見かけだけなの?
バラ科よ?リンゴも、桜も、同じ仲間のバラ科よ?

そうなんです。

梨の花は、あまりミツバチにモテないんです

蜜源としては魅力なし。

一応蜜は出してはいるけれど…

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真ん中でキラキラ光っているでしょ?

花粉源としては、こんなふうにダンゴにしているくらいだから、かなりイケてます。

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特大花粉ダンゴ、ですね。

が、しかし、その花粉も、ミツバチ側の事情に大きく左右され、開花時期に育児が盛んだと,花粉を集めに行くけれど、蛹が多くて幼虫が少ない状態だと梨の花は無視されます。

育児には、4月いっぱいくらいまではそれなりに周期性があるので、その周期と開花が合うかどうかが問題となるわけです。

たくさん群数があれば、巣箱内の事情にばらつきがあるから、行く蜂群もいる可能性もあるかも…
と、かなりミツバチ側の事情は複雑。
そのうえ、この時期は、例えば今年のように桜が同時期に咲いてしまったりして、梨以外にミツバチが頼るものがあるかどうかも、梨の花側にとっては大きな問題です。

待つ身は、いつもつらい…

というわけで、人間がポンポンをもって、ハタハタ、ファンファン、することになります。

花粉が花の上に落ちてから、受粉までには最低3時間は必要なんだそうです。
その間に雨が降ったら、アウト。

人間がやらずに、自然に任せておくと、実はできても、大きくなれず、落ちてしまうそうです。

いつの間にか自然に行われていると思っていた受粉が、とてもデリケートな条件の上に成り立っていることを体験できた花粉付け作業でした〜。

今年の秋は、梨をいつもにもまして美味しくて感じられそうです。

この日、ガーデンの近くの公園では、桜の花吹雪で大地がピンクになっていました。

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谷保天満宮では、ツバキの花で真っ赤な大地に。

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季節がすごい勢いで変わっていきますね。
初夏は、もうすぐそこ!


2016年03月27日

ヒメオドリコソウとミツバチ

春が、ものすごい勢いで近づいてきていて、ミツバチと花の関係を追いかけている私たちは、とっても落ち着かないです。

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菜の花も、そろそろ終わりに近づいて、種の部分が膨らみ始めています。

くにたち蜜源ガーデンの周辺は、都内にしては、まだまだ田んぼや畑が残っているエリア。
思いがけない花に出会うこともよくあります。

スモモの木が、こんなに身近にあるなんて!!!

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こんな花に囲まれた状態は、ミツバチにとって幸せ〜な空間なのでしょうね、きっと。

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オシベに大歓迎されています。

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花とミツバチのラブラブな瞬間〜。
思わず、じ〜っと見ちゃうんですよねぇ。

木の花は、一気に咲くので量が多くて瞬間的にはよいのだけれど、散るのも早い。
すももの後は桜、その後は梨、アカシア、トチ、ネズミモチなど、これからは次々に入れ替わっていきます。

春をいち早く告げてくれるオオイヌノフグリとヒメオドリコソウは、まだ咲いています。
1月下旬には咲いていたオオイヌノフグリ。
ヒメオドリコソウも、2月中旬ごろから。
小さいから、地面をじっくり見ないと、気が付かないけれど、一面の花畑状態なんですよね。

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ファインダーを覗いていると、ヒメオドリコソウの花にしがみつきながら、お腹をかなり頻繁にひくひくさせています。滞留時間も、けっこう長い。
ひょっとして蜜がたくさんあるとか?

ということで、例の検査をしてみることにしました。

みつばち百花のメンバーの一人、N子ちゃんは、ミツバチ扱いの達人。
捕虫網に捕まえたミツバチをピンセットで鮮やかな手つきで素早くつまみだし、手に持ち替え、ガラス管を巧みに操り、蜜を採取できちゃうのです。だから、ミツバチは無傷のまま、手を放すと飛び立っていきます。
こんな技をできるのは、N子ちゃんしかいませんっ!(きっぱり)
尊敬しています。なので、N子先生、お願いします!と、手元をうっとり見つめる私です。

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そんな私は、冷却ガスでミツバチを瞬間冷凍しておとなしくさせても、お腹を押したとたん、ぶちっと刺されてしまうのです。

こんな技をどこでいったい会得したのか。さすが富士見高校出身です!

虫が大好きで、同居虫もいろいろいるらしいです。
現代の虫愛ずる姫、です。

さて、結果は・・・
(ずいぶんひっぱってしまった…てへ)

ヒメオドリコソウの糖度は50度以上でした。
おお〜!やはり〜!
同日同時間に菜の花も調べてみたけれど、糖度は30度程度でした。
もう終わりかけているから、かな?

姫様は、どのような条件だと群生されるのかしら…
ということでググってみたら、こちらにとても詳しく書いているサイトがありました。

種を蒔いて育ててみよう・・・って、どうやって種を取るのだ?
種をつけ始めたら、チェックしてみようかしら。

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裏側からみてみると、姫さまがおいで、おいでをして、ミツバチをお待ちしているのがよくわかります。

2月ごろから5月ごろまで咲いていて、蜜も、花粉も、かなりたっぷりくれるなんて、隠れた大蜜源じゃないですか。かわいいしね。
菜の花と同じ時期に咲くから、目だたないのかも?

同じシソ科で、日本在来種のオドリコソウには、なぜか来ないんですよね〜。
二ホンミツバチも、かしら?

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これは、セイヨウミツバチの巣箱のすぐそばで咲いていたオドリコソウ。
確かに見向きもされていなかった。
好きそうな花の形をしているのに・・・

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うきゃっ! 姫さまにはミツバチが似合うなあ

早春のこの風景、好きなんですよね〜。

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2016年03月07日

蜜源植物の増殖の課題をお話しさせていただきました

3月2日に日本養蜂協会主催のシンポジウム「蜜源植物の保護増殖を考える」が無事終了しました。
お天気もよく、会場のKKRホテル東京からの眺めは最高でした。

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この風景の中でいったいどのくらいのミツバチが生息していけるのでしょうねぇ?
佐々木先生と中村先生からは、ミツバチの生息環境についての熱いお話しがありました。

農薬の課題も、もちろんありますが、ダニ、病気の課題が年々大きくなってきつつあります。
その課題を少しでも軽くするためには、ミツバチが健全な状態でいること。
人間と同じく食べ物が一番重要なことなのです。ミツバチにとっての食べ物とは、花蜜と花粉。
蜜源・花粉源植物の増殖は、ミツバチにとって本当に大きな課題なのです。
ミツバチだけでなく、送粉昆虫と言われる花の再生産を担っている昆虫たちにとっても、です。
それはとりもなおさず、私たち人間の食料問題にも密接な関係をもっています。

私は、くにたち蜜源ガーデンでの体験、経験をもとに蜜源増殖の難しさや課題をお話しさせていただきました。
花を咲かせるというのは、簡単にできそうですが、自然と対峙することに代わりはなく、一筋縄ではいかないものがあります。丸5年間、蜜源花粉源植物を栽培してみて、手をかければかけるほど、花は咲いてくれるけれど、ミツバチに満足してもらえる量となると、人手も、資金も必要になり、課題はどんどん積もっていくというのが実感です。

ミツバチと出会わなければ、花の栽培までしようと思わなかったはず。
いつもながら、自然を体感させてくれるミツバチです。

ガーデンでは、菜の花やヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリの花がにぎわっています。

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植えたわけではないのに花がいっぱい。こういうのが本当は理想的なのかも〜。

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いい子、いい子されながら、真っ赤な花粉を付けられています。

ブルーべりのつぼみが膨らんできました。
3年目だから、今年は期待できるかな?

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ラムズイヤーのお手入れ中。
たくさん花を付けてくれるけれど、葉の入れ替わりをスムーズにさせないと、なので、手がかかります。

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2016年02月22日

啓蟄

昨日は、くにたち蜜源ガーデンの作業日でした。
作業というよりも、今年こそ雑草との正面からの闘いを避けるためにあーだこーだと検討し、まずは防草シートを敷いてみることにしました。

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とりあえず昨年に使用したものを有効活用して敷いてみました。
すでに雑草が復活中だったので、その除去がけっこう大変でした。
まだ、両サイドの押さえなど、作業は途中だけれど、とにかく土の部分に太陽の日差しを当てないことが先決ということ。光が当たると、眠っていた種が一斉に発芽してしまう。土を耕せば、土の中の種が土の浅いところに出てくる。このサイクルを断ち切るためにも、とにかく光を当てない!

土の見えているところ=雑草エリアになるので、今年は、昨年から実験的に植えて様子を見ていた「雑草抑え要員」を投入することにします。

要員1と2です。

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1はすでに復活中。2も、緑の葉を枯れた茎の間から出して復活中。期待しているよ〜。

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数年前に植えたクロッカスが花を咲かせていました。
一応花粉源だけれど、たったこれだけなのでミツバチには気づいてもらえなさそう。
オオイヌノフグリが満開なので、そちらにたくさん来ていました。

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ラムズイヤーの葉にも、けっこう来ていて、なにをしているんだろう…と見たけれど、わからない〜。
水分かな?

近くのやぼろじでは、庭の池の主が寝ぼけ眼で梅の花びらの中を泳いでいました。

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二十四節季の啓蟄もまもなく。
春近し…


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