2006年07月04日

スイカづくりもおまかせ

青森県西津軽郡鯵ヶ沢町に出張。広大なスイカ畑を取材してきました。
静かな畑で風の穏やかな日に花をめぐるミツバチたちを目にするそうです。

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スイカには雄花と雌花があって、これは雌花。
花の根本の部分がぷっくりと膨らんでいます。

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きれいな形になるよう、きちんと正座中。

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この畑には市民風車が立っています。

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風の穏やかな日がミツバチたちの活躍の日となります。

どこから飛んでくるのかな?

日当たりがたっぷりで、寒暖の差があるので、とてもおいしいスイカができるそうです。
ほとんど県内で流通してしまうので、首都圏ではなかなかお目にかかれそうにないです。



ラベル:受粉

2006年04月18日

そめいよしのの甘さ

桜は北上中。
その桜を追って、週末は山形まで北上していましたが、季節外れの寒さでつぼみは固く閉じたままでした。ぐすっ。

帰りの車中から見ると、福島あたりが満開でした。今日は東北各地でも気温がぐんと上がっているようなので、いよいよ東北でも桜の季節が始まるでしょう。
こうなったら、青森で見るか。

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さて、この黄金色に輝いているのはそめいよしののはちみつです。
今、ウワサの銀座で採れたものです。
まさに濃厚な、ちょっと化粧品のような、そめいよしのの香りです。

そめいよしのはちみつを「銀座の女の味」とたとえた人がいます。
先日、夜の銀座をうろうろしていたら、花ならぬ夜の蝶がひらひらとたくさん舞っていました。

今年は糖度や水分も調べてみたいと考えています。
果たして「銀座の女」の糖度やいかに。

2006年03月16日

日本列島を縦断して旅するみつばちたち

先週、青森県鯵ヶ沢町に出張に行った折に見つけたりんごのはちみつです。
りんごの甘さをぎゅっ、ぎゅーっと凝縮したような濃厚な甘さ。料理に使いやすい、クセのないはちみつでもあります。

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裏を観て、おや!なんとこのりんごの蜂蜜は宮崎県のみつばちたちが採ったもの!
今では、花とともに北上していく養蜂を営んでいる方も数はずいぶん少なくなったと聞いていますが、いらっしゃるんですねぇ。陸の遠洋漁業と表する人もいます。100箱ぐらいをトラックに積んで移動されていくようです。

そうか、そうか。みつばちたちははるか九州から季節の移ろいとともに花を追って青森までやってきたというわけです。この後は北海道まで行くのかしら。

その土地、土地で、みつばちたちは異なる風土の中で育まれた花々と出会っていくのですね。

今ごころは九州一円にいて、4月上旬には本州へ出発でしょうか。

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2005年10月14日

本日の蜜事 ライチー、龍眼、サプルア・・・

最近、仲間が面白がってもってきてくれるため、ハチミツが続々と集まりつつあります。

今日は、タイからハチミツ3種が到着!
NGO「あいあいネット(いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク」のメンバーがタイからおみやげに持って帰ってくれました。

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これはタイの一村一品運動により生まれた女性グループによるハチミツで、その視察に出かけたメンバーが手に入れてくれたものです。
龍眼、ライチー、サプルアの3種。
「どれも味わったことなーい!」
ということで、集まったあいあいネットの事務所で、みんなで早速、蜜事におよんだというわけです。
(蜜という字を使うと、どこか表現が妖しくなるなあ。そこがいいんだけど)

まずはライチー。
こ、これは!ライチーそのものではないですか!
ジュースでも混ぜているのかな。
でも、100%純粋って書いてあるよ。
おいしいねー。さらさらしている。

次に龍眼、サプルア。
いずれもどんな花なのか、よくわからないまま、舌に乗せてみると・・・
こ、これは!まさに南国の花そのものではないですか!
ほら、よく、耳に花飾りを差していたりするアレですよ、あれ。
香りも、味も濃厚に「花」を主張していて、ソメイヨシノのハチミツの南国版という感じ。


さて、もう一瓶、おみやげに持って帰ってくれたのはインドネシアから。
これは現地の地蜂のハチミツです。
いろいろな花が交じり合ったもので、インドネシアのハチミツは酸味が強いものが多いのだけれど、これはちょうどいい感じで素直な甘さの中にも深い味わい。今まで味わったインドネシアのものの中では一番美味。といっても3種類ぐらいしか知らないけれど。

アフリカが専門のメンバーが今度は、かの地のものを持ってきてくれるとのこと。
日本地図と世界地図を塗りつぶしていくぞ!と、グローバルにも、ローカルにも楽しめるハチミツです。

それにしても、ミツバチたちは世界中でがんばっているんですねー。

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2005年10月01日

和ロウソクの蜜はどんな味?

ひょんなきっかけで、熊本のハチミツ屋さんとお知り合いになり、ありがたいことに、ハゼノキの蜜をいただきました。

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ハゼノキはウルシ科なので、弱い人はカブれますし、秋は真っ赤になって紅葉が美しいですねー。そして何といっても、木の実から木ロウが採取でき、和ロウソクの原料となる有用植物なのです!和ロウソクはうっすらと青緑の自然な色と独特のフォルムが素敵です。日本のキャンドルナイトは、ぜひとも自然素材の和ロウソクを活用していただきたいものだと、常々思っている次第です。(ミツロウも、もちろんいいんですけどね。)

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私たち事務局が、昔からお世話になっている熊本県水俣市は、江戸時代櫨の実が特産物で、侍地区というところで多くのハゼノキが植栽されました。もちろん木は昔と比べると少なくなってしまいましたが、今でもハゼノキが天に向かって大きく枝を広げています。

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そうそう、このハゼノキは枝がたくさんに分かれ、枝ぶりがよいので、葉が落ちきったあとは、大根を干すのによく使われていました。ハゼノキに干し大根、というのが昔から晩秋の生活の風景でした。

蔵屋敷が有名な愛媛県内子町も、木ろうの生産販売で栄えたまちなんです。他にも西日本を中心に、あちらこちらで櫨の実が採取されていました。

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ハゼノキと言えば、ろうそくばかりで、ハチミツが取れるとはまったく知りませんでした。それが、「主要蜜源」と評価されるほど、多くの花蜜を出す木とは!なんとまぁ、人に役立つ木だこと。おまけに干し場にもなるわけだし。

そんなハゼノキの蜜は、サラリとした甘みとかすかにニッキのような少しスパイシーな風味もあり、それでいて全体としては爽やかな味わいです。ライムと混ぜて飲んでみたら、かなりイケました。ご興味のある方は、山蜜花(サントウカ)さんまでどうぞ。そのほかにも、タラノキなど珍しい山の木の蜜を扱っていらっしゃいます。(096-338−3783)

ところで、ハゼの実から採った和ロウソクと、ハゼノキのミツロウを灯しながら、ハゼノキのハチミツを食べてみる、そんなハゼノキづくしのキャンドルナイトなんてどうかしら???

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2005年09月27日

夏萩 秋萩

秋ですねー。暑さ寒さも彼岸までとはよくいったもので、地球は確実に回転しているようです。
さわやかな風が心地よくて、つい夜遊びにふらふら、ですね。

先週、仕事で行った岩手県住田町で見つけた見事な萩です。この時期、周囲を見回せば萩の花があそこにも、ここにも。秋風に揺れる花の風情がはかなげです。

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こちらのハチミツの味わいは、まさにこの花そのものといった感じ。夏の間に熟成させたような深い甘さがあります。
「日本の蜜源植物」にはヤマハギ(マメ科のハギ属)として掲載されています。とてもよい品質のハチミツで、寒地高原地において特にたくさん良いものが採れるとあります。葉はタンパク質を6%含有しており、家畜の飼料に適しているそうです。

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もう一つ萩として掲載されているのは「イタチハギ」。こちらはマメ科のイタチハギ属で、チョコレートのような味がほのかにするかなり個性的なハチミツが採れます。北米からの外来種で、1.5m〜3mにもなる落葉低木です。

「ヤマハギ」が秋萩なら、こちらは「夏萩」といったところでしょうか。
はちみつの色もこんなに違います。

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それにしても「イタチハギ」なんて、誰がつけたのか。ネズミモチといい、名前の響きって大切です。

2005年09月25日

ソバと菜の花の二毛作ハニー in 長野県美麻村

先日、取材で長野県大町市に伺いました。大町のNPO地域づくり工房さんは、現在、廃油をバイオディーゼル燃料にリサイクルする「なのはなエコプロジェクト」を進めていて、その話を聞きにお邪魔したのでした。

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廃油を回収してリサイクルするだけでなく、休耕田などで菜種を生産して油を絞り、販売もしていくそうです。その菜種の生産現場に連れていってもらうことになりました。

菜種の畑は、大町市の東隣の美麻村。現在はソバづくりを熱心に取り組み、自家製粉所やそば処も運営し、伺った時はお昼時を過ぎていたにもかかわらず多くの人で賑わっていました。(お母さんたちがソバをうっていまーす)

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美麻村の方たちは、大町のこの菜種油のプロジェクトにも賛同し、菜の花農業生産組合を結成し、このソバの二毛作として菜種を栽培することになりました。実は、電灯もなく石油ランプもなかった江戸時代には、この地方は灯りのための菜種油を生産が盛んで、昔からソバとの二毛作を行っていたそうです。(木の右側がソバ畑)

ソバと菜の花とくれば、蜜の宝庫ではありませんか!
「ハチミツは採っていますか?」と聞いたところ
「もちろん!」と組合長。昔から日本ミツバチの蜜を採ってきたそうです。さっそく巣箱を案内してくれました。

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道のそばには、ソバの製粉所や乾燥機などの小さな倉庫や工場が並んでいます。で、巣箱はどこどこ?と目をやると、指差すは屋根の上。そうなんです。ここでは、建物の屋根の上が好まれているようです。クマなどに襲われないからでしょうか?
新しい木の巣箱は香りがきついせいか好まれず、古い木の巣箱のほうがミツバチは居ついてくれるそうです。

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今日は、澄み切った青い空が美しい好天。ハチも忙しく飛び回っていました。しかし、ソバの花は終了、もう収穫の時期に入っているようです。先日、巣から4升の蜜が採れたとのこと。今年は豊作でしょうか。

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量がたくさん採れない日本ミツバチは人気商品で、去年のものは当然売り切れ。おソバ屋さんの隣の売店に、日本ミツバチの巣だけは売っていました。(中身はない、グスン。写真、ちょっとピンボケでごめんなさい)

これから絞る今年のハチミツが出荷されるまで、お味見はお預けでした。ソバと菜種の二毛作の畑と共存する日本ミツバチのお味はどんなものか、試してみたいものです。

2005年09月11日

ネズミモチって?

8月下旬に食と農の博物館屋上で採れた日本みつばちのはちみつは、どうやらネズミモチやトウネズミモチとエンジュが主要蜜源らしい。
5月下旬に採れた蜜と比べると、ずいぶん色が濃い。5月下旬のものは、たぶん、ユリノキや栃だったのでしょう。

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5月に採れたもの

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玉川大学ミツバチ科学研究施設編纂の「ミツバチ科学」蜜源植物シリーズの冊子によると、ネズミモチという、ちょっと色気がなさすぎる名前の樹木は、モクセイ科で、実は街路樹や庭木としてとにかくたくさん植えられている木。2m〜5m程度の樹高で、乾燥、日陰、アルカリ性土壌、剪定、煤塵、どれにも強いそうで、都会にぴったりの樹木だとあります。それなのに、あまりにも周囲にありすぎて、ほとんど認知されていない。やはり名前のもつイメージというのは大きすぎる・・・名前って大切ですねー。

ネズミモチという名は、果実がネズミの糞そっくりだから付いたそうで、そう聞けばますます色気がないなー。でも、花はアイボリーでかわいいし、暑い夏に満開になって、涼しげでもあるんですよ。

そのネズミモチの仲間で高さ10mにもなるトウネズミモチは、自然に近い林にはまったくなく、中国から入った外来種だとか。こちらはネズミモチよりも細かい花をやはりたわわに咲かせます。

夏の間の主要な蜜源であるネズミモチに新しい名前をあげたいなあ。

因みに画像のはちみつは、クセがなくて、とてもやわらなかいい味です。
採取したのが日本みつばちだから、なのかもしれません。
西洋ミツバチが採った「ネズミモチ」というのが商品として売られているのかしら・・・でも、この名前じゃねぇ・・・。

2005年08月07日

はちみつバー、ローカルバージョン開始 まずは沖縄から

3月に食材調査で沖縄に出向いた折に、友人に沖縄のハチミツならここだ!と連れていってもらったのが本島北部ヤンバルのオーシッタイという集落にある農場でした。仕事の合間に立ち寄ったので、養蜂家の方が外出中で会えなかったのですが、ハチミツはしっかりゲット。

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このハチミツの主な蜜源は、タチアワユキセンダンソウ。沖縄といえば、デイゴやゲットウなど南国の花がいろいろありますが、いつものお役立ち「日本の蜜源植物」には掲載されているものの、蜜源としては言及されていません。タチアワユキセンダンソウは、同書によると沖縄だけでなく、四国、九州にも広く分布する北アメリカ原産の外来種で、一年中花を咲かせているため、特に沖縄では重要な蜜源となっているとあります。

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蜜源植物として周囲を見回してみると、ある、ある。道路端とか、ちょっとした空き地とかにやたらと咲いています。よほど沖縄の土地がこの植物には合ったのでしょうね。ヤンバルの山間部でも、よく見かけました

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このオーシッタイという集落は「大湿帯」と書き、明治20年〜30年ごろ、国策で開拓されていった開墾集落の一つです。昭和57年1月に初めて電気が灯されたということで、沖縄で一番遅かったそうです。昭和45年には人口が1名となり、廃村の危機がありましたが、徐々に人々が移り住み、今では30数名になっているようです。
藍染や陶芸など、工芸作家の人たちも住んでいます。

時間がゆったりと流れている、そんな感じの場所です。ゆっくりお茶でもしていきたかったけど、時間がなくて残念。いくら時間がゆったり流れていても、その流れに身を任せられないとは・・・とほほ。

じっくりまわるといろいろ発見がありそうな場所なので、またゆっくり行きたいです。

味は、沖縄のハチミツだと思って味わうからでしょうか、酸味の混じった南国風です。でも、強いクセがないので、ヨーグルトをはじめ、使いやすい味です。中華料理などの甘みづけにばっちり、そんな感じです。
気に入ったので、今回は、ほんの少しだけ沖縄から送ってもらいました。

8月19日(金)から21日(日)の3日間開催される麻布十番商店街納涼祭りにて、風力発電を元に、循環型社会の実現と地域の自立の両立を目指している青森県のNPO法人グリーンエネルギー青森と一緒に、みつばちプロジェクトも参加、はちみつバー・ローカルバージョンを展開します。

今回、ご紹介するのは、この沖縄の「野の花蜜」と「宮崎県高千穂町天岩戸のクリ」です。天宇受賣命(アメノウズメノミコト)が扉の前で踊ったあの天岩戸です。でも、天岩戸神社とは関係ありません。念のため。おいしいご利益ならありそう。

みつばちが集めてくれた地域の味を、味わってみませんか?
遊びにきてくださいね。

追加情報
LJ21のトップページからアクセスできる「あっぷる通信」の母体「あっぷるぴゅあ」も一緒に出店します。青森から、スイカやメロン、にんにく、新鮮野菜など、おいしいものがたくさん届く予定。ぜひ、お立ち寄りください。
おいしーい枝豆「毛豆」情報も見逃せませんよ!

ラベル:蜜源

2005年07月26日

パリのオペラ座のハチミツ到着!

ついに到着!オペラ座のハチミツ!そう、パリの香りただようハチミツです。花の都パリの花々がぎゅっと凝縮されたハチミツは、まさにパリの味そのものではありませんか。街をまるごと味わっているようなものです。
moufさん、ありがとうございます。

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このハチミツは、NHKBSで放送された「地球に好奇心」を観て以来、ずっと気になっていたものです。東京もパリのようにミツバチが飛び交う、花いっぱいの街にしたいと思うきっかけになったハチミツなのです。
いわば、みつばちプロジェクトが始まったきっかけの一つともいえます。

ラベル・・・手描きの簡素さがなんともいいです。
色・・・飴色でかなり濃厚な色合いです。
香り・・・ちょっとソメイヨシノのハチミツに似ています。複雑で、いい香りといえます。パリといえばマロニエ。マロニエはトチノキ科だから、栃のハチミツと似ているかもと比べてみたけれど、ぜんぜん違いました。色はこちらの方が濃いし、香りも甘いです。

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そして、いよいよ味といえば・・・ん?ちょっとハーブ系の、それもミント系・・・ということは菩提樹?オペラ座の周囲にひょっとして菩提樹があるのか。もし、もし、そうなら、私の味覚もかなりの進歩。ハチミツを舐めて、生えてる樹木を当てよう!
どなたかパリの、それもオペラ座から半径2,3キロ周辺にどんな樹木や花が咲いているのか、教えてくださーい。

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自然が少ないと思いがちな都市ですが、意外にも東京も都心部は緑がたくさんあります。九段下から武道館を右手に見ながら、千鳥が淵へ向かい、遊歩道を戦没者記念公園へと向かえば、ずっと緑に囲まれて「ここはどこ?」という趣です。先日も歩いてみたら、つばきの実がたくさんなっていました。

そこで、みつばちプロジェクトでは、近々、都心の蜜源調査をしてみようと計画中です。
ハチミツが採れるかも!と思えば、あんなに覚えられなかった樹木の名前をなぜか覚えられる・・現金なものです。
ついでに食べられる葉や実のなる木もチェックしてみたりして・・・。

画像は、千鳥が淵の交差点にある百日紅(さるすべり)。「日本の蜜源植物」図鑑によると夏場の補助蜜源です。

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藤原誠太さんが、社民党のビルの屋上で4,5月だけ養蜂を行っているのは、みなさんご存知の通り。でも、今もいろいろな花が咲いているから、ミツバチにはもっとじっくり腰を据えて東京の味を切り取ってみて欲しいなあと考えています。特に日本在来種である日本みつばちにぜひ、がんばってもらって、じっくり半年かけて東京の味を集めてみて欲しいです。
そのためには微力ながら、みつばちプロジェクトがミツバチたちをサポートしたいと考えています。

藤原さんによると、もっとも理想的な巣箱の置き場所は最高裁判所の屋根だとか。でも、まだまだ、探せば、パリのオペラ座の向こうを張れる場所はたくさんありそう。まずは蜜源をチェック!です。

パリのオペラ座のハチミツと、東京の・・・のハチミツ、並べられる日は近い!?
「・・・」の部分、みんなで探しましょう!

画像:やはり千鳥が淵で。満開だったけれど、何の花がわかりません。

ラベル:フランス

2005年07月13日

野ばらのハチミツ、到着!

ウワサには聞いていましたが、本当にピンクがかっている!と手に取った瞬間、ワクワクしてしまいました。

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栃の木が10年に一度くらい花が咲かないことがあり、その時期に苦しんで血をにじませたような蜜を出す、というのが密かにささやかれていた「定説」らしいですが、なんと、それは数年に一度一斉に咲き誇る野ばらの蜜だったというわけです。今回は5年ぶりぐらいだとか。今年、東北の街道沿いには野イバラがたくさん咲き誇っていたそうです。

画像:左が野ばら、右が栃の木です。

ふわっとやわらかな香りがして、味もすばらしい!!!なんと形容するべきか。こういうときって、つくづくボキャブラリーの貧困さにぶちあたってしまいます。
野ばらをイメージしてください。まさにそのまま、という感じです。なーんて無責任な表現になってしまいました。

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今年は、天候不順で栃の木の花は咲いたものの、一斉にほかの花も咲いたため、ミツバチたちは大忙しで、あっちの花もこっちの花も同時に集めるということになってしまい、「栃の木の花の蜜」だけの採取がとても少なくなってしまったそうです。味も香りもバランスのよいハチミツだけに残念です。

今週末の土曜日から開催されるSlow Music Slow LIVE '05 in 池上本門寺にて、野ばらも含めて18種類の日本の花々から採れたハチミツを味わっていただけます。小瓶で販売もします。
お楽しみに!

画像:はちみつバーのラインナップ、主役の18種類のハチミツ一堂でお待ちしております。

2005年04月22日

世界でいちばん蜜が豊富に採れる木

ユリノキはとにかくスグレものです。酸性雨が葉に触れて、下の幹まで降りてきて、もうその時には、アルカリ性になっているという魔法の木でもあります。杉の1・5倍の早さで成長し、花粉症もおきないし、材木としても超一級。ミツバチたちも菜の花などは100や200の花を訪れてようやくお腹がいっぱいになるけれど、ユリノキは一つの花でおぼれるくらいになるそうです。

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画像:ハチミツを絞るための分離機のむこうに見えるユリノキ

九州、岩手、東京と日本全国にユリノキは最近植えられていますが、藤原さんによると地域によって「全然味が違う」とのこと。基本的には似はいるけれど、「東京のは新茶の香りがする」そうです。
とにかくクセがなくて、なんにでも合う、万能はちみつです。本来は鳥たちに受粉させるための蜜だというところが面白いですよね。

2005年04月08日

ソメイヨシノのハチミツの味

桜が満開ですね。満開のときは「花に嵐」とはよく言ったもので、昨日も強い風が吹きあわれていました。今日は、すっかりおちついて、最高のお花見日和です。今夜あたり盛り上がる方も多いことでしょう。

ところでソメイヨシノのハチミツを味わったことがありますか?
画像は昨年の皇居周辺のソメイヨシノのハチミツです。ちょっと結晶化しかかっています。舐めてみるとちょっとクセが抜けてしまったかな?という感じです。
ソメイヨシノの蜜を評して、「銀座の女の味」と言った方がいます。
そのこころは・・・かなり派手目の味、なんです。何を地味で、何を派手というか、も表現しにくいのですが、レンゲやユリノキの味を楚々とした味わいとすれば、ソメイヨシノはやはり銀座でしょうか。視覚的なイメージも影響されていると思いますが。

目で味わうだけでなく、本当に花を味わうなら、やはりミツバチさんたちのお力をお借りして、蜜を味わう、これですね。花たちの知られざる個性がたち現れてきますよ。

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