2005年05月28日

みつばち月間、いよいよ終わり間近となりました

26日19:00〜、この春、最後のみつばちスクールが終了。5月は通算4回実施したことになります。今回は丸の内の新東京ビル内にあるMARUNOUCHI CAFEにて、LJ21企画による新シリーズ「MIND THE GAP」の第1回目として「東京で生まれたはちみつ」を開催しました。こちらも満員御礼。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

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MARUNOUCHI CAFEは、スタイリッシュな空間プロデュースを行うIDEE(イデー)が運営するフリースペースラウンジです。クリスマスのイルミネーション“東京ミレナリオ”でおなじみの仲通りにあります。「MIND THE GAP」は今後、不定期ですが、むらとまち、人と自然、人と人の間にもある、そんなすき間をちょっとクローズアップして、驚いたり、楽しんだりしていく予定です。

会場の様子
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2階会場の窓から見える仲通りの街路樹は、なんとユリノキ。参加されたみなさんも、こんな身近に蜜源があるなんて思いもよらなかったのではないでしょうか。藤原さんによれば、枝打ちをしすぎていて、木が細く、ちょっと残念だということです。

今回も10種類のハチミツをテイスティングしました。白いお皿の中で、きれいなグラデーションを描くハチミツ、口にしてみれば、それぞれ特徴のある味わいが広がります。

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東京のど真ん中で会うミツバチたちに参加者も興味津々。小さな小さな体に信じられないほどのパワーを秘めています。ミツバチとハチミツの魅力にまたしてもはまっていただけたようで、主催者としてはとてもうれしいかぎりです。今後は、テイスティングをもっと楽しく、もっと深く味わえるようにしたいと計画中。乞うご期待ください!

今年も、来週早々にはおよそ100万匹のミツバチたちが東京を離れ、盛岡へ帰っていきます。都心が急に寂しくなるような気がするのは私だけでしょうか?

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2005年05月24日

みつばちスクール 特別編 養蜂入門終了!

今回は、予想以上の多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。最終回の養蜂入門では、養蜂の課題、日本ミツバチと西洋ミツバチの違い、農村部と都会での飼育方法の違いなどを中心に藤原さんにお話しいただきました。
果たして都会で養蜂は可能か?
結論としては可能。
都会で飼うときの一番の課題はやはり隣近所とのお付き合いです。ミツバチの習性さえわかれば、ほとんど刺されることはないのですが、いつのまにか危険な生き物として見られるようになってしまったミツバチです。それだけ、虫たちとの距離が遠くなってしまった都会暮らしだといえます。
ミツバチの最大の天敵は熊です。熊以上のハチミツをいただいてきた人間をミツバチは、まだ、天敵だと認識していないフレンドリーな生き物です。

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養蜂業を始めるためには、住んでいるところの都道府県庁に申請が必要ですが、半径2qのところにほかに養蜂をしている人がいないことが条件の一つだそうです。何人かの方に首都圏でどのくらいの人が蜂を飼っているのかと聞かれましたが、趣味で飼っている人のことまでは把握できないというのが現状です。実際に飼っている方も参加されていました。西洋ミツバチを飼っているので、今度は日本ミツバチのことについて知りたいとのこと。
意外に私たちが考えているよりも多いのかも・・・?

今回も採れ立て蜜の味にみなさんうっとりでした。熊の気持ちがわかる?

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ミツバチのこと、ハチミツのこと、ミツバチを飼うということは、人類の文化史そのものです。スペインの1万年前の壁画にハチミツを採る人の姿があるそうです。ハチミツは最古からの甘みであり、貴重な栄養源として、ミツバチと人間は深くかかわりあってきました。
ただ、おいしいとか、からだにいい、だけではないミツバチやハチミツとの関係をしっかり結び直したい、そんな思いで始めたみつばちスクールでした。そこからきっといろいろなことが見えてくるはずだと。
藤原さんが、「足りないことがあれば、足してあげる」のが飼育だと教えてくれました。奪うばかりでないミツバチとの関係を築いていきたいものです。

皇居周辺に設置されたミツバチたちは、来週早々、盛岡へ帰京します。
なんだか寂しいですね。

2005年05月15日

みつばちスクール第2回目終了!

本日は「ミツバチの目で見る自然とハチミツの楽しみ方」がテーマでした。

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まずは10種類のハチミツをじっくり味わってみました。
先週から話題のユリノキの蜜のさわやかさにみなさん、びっくり。すぐ傍らに咲いているのに、誰も気がつかなかったユリノキにこんな蜜が隠されていたなんて!別に隠しているわけでもありませんが、街路樹をふと見上げる瞬間なんていうのも忘れているのが都会の暮らし、などでしょうか。

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真剣なまなざし・・・スクールの真っ最中にガラス箱の中の巣箱で女王蜂が卵を産みつけ始めたのです。働き蜂が一斉に放射線状に取り囲みます。例の不妊の分泌液を出しているのでしょうか。実はあわてて写真を撮ったのですが、思い切りぼけてしまい、お見せできず、残念!
どなたか、ちゃんと写せた方、事務局までご連絡ください。

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滋賀県朽木村から取り寄せた、スローフードの代表選手のような栃餅には栃の蜜を、ちょっとクセのある菩提樹の蜜には酸味の強いパンを、ものすごくクセのある栗の蜜はブルーチーズと合わせて、などなど。パンには巣蜜を乗せて食べてもらいました。

ハチミツを発酵させたお酒ミードも取り寄せ、みんなで味わってみました。ハネムーンの語源にもなったお酒です。昔は新婚1ヶ月間に飲んだそうです。

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最後に農大の中へ蜜源の花を探しに行ってみました。
ちょっと歩いただけでユリノキや栃、つるバラなどが咲いていて、植物の宝庫です。さすが農大!

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来週は養蜂入門。いよいよ佳境に入ってきました。

画像はユリノキを指す藤原さん。
今週は肌寒い日が続いたので、先週に引き続きまだ満開でした。
花粉も飛ばないし、成長は早く、大木になるし、材質もよいし、蜜もたくさん採れる。ユリノキは優等生の樹木です。

2005年05月10日

みつばちスクールの第1回目開催しました

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http://shizen-ikuji.org/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/505
8日の日曜日13:30〜 みつばちスクールの第1回目を開催しました。
今回は3回連続の講座ですが、最後の養蜂教室まで受講する方が半分以上いらっしゃるという熱心さです。
ハチミツが好きという人が多いのは当たり前ですが、ミツバチを愛する人たちがこんなに居てくれるなんて企画者としては感激です。
ローヤルゼリーを食べて女王蜂が一日に約1000個(平均。最盛期は2000個を上回る!)もの卵を産むこと、働き蜂が女王蜂の分泌するエキスを舐めて避妊(というか、女王化しないようにしている。働き蜂も出産できるが、集団として出産は女王蜂だけの役割としているため)していること、、オス蜂は普段は何もせず、生殖の瞬間のみに生きていて、果たせなかったものは巣に戻っても追い出されること、などなど、
藤原誠太さんによるお話をみなさん、胸躍らせて聴いていただいたようです。そう!ミツバチの世界は本当に奥深いのです。知れば知るほど、ハマル!のであります。おまけにハチミツはおいしいし、からだにいいし。ということで今週の土曜日は、いよいよハチミツがテーマです。

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画像は受講風景

初めてミツバチを間近に見る人がほとんど。最初はコワゴワだけれど、巣の中に指を突っ込んで蜜を舐めてみるとおいしさにびっくり。これでハマっちゃうんですよね。

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画像は、農大でも今、満開のユリノキの花です。英名はチューリップツリー。ユリノキよりもこちらの名前の方がしっくりくる形をしています。
ユリノキはとても背が高い木なのでいつもは下からみあげていて、花の中がどんなふうになっているのかすごく気になっていました。藤原さんの弟子の福原くん(なんと高校2年生!大工さんと養蜂を将来どう両立させようかと思案中)が取ってきてくれました。ありがとう!

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光っているのが蜜です。このときには90%ほどある水分を、ミツバチたちは巣の中で20%以下にまで濃縮していくのです。

2005年04月18日

白い服を着る理由

「この白い服は養蜂家にとって絶対必要な服」というのが藤原さんが、作業するときに着用している養蜂用作業着です。

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「ミツバチというのは外敵でいちばん怖いのはクマです。われわれが巣箱を開けたときにパッと飛び掛ってくるのは、黒い目とか髪の毛なんですよ。ですからこういうものを着ることでミツバチが最初に敵だという気持ちを殺いでしまう。そして燻煙器という煙をかけると山火事だというような気持ちが起きるためか、煙をかけた瞬間から手をさしのべても全然刺すということはありません。つぶさない限りほとんどミツバチは怒りません」

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画像は、昨年、LJ21主催の食話会で皇居前のビルの屋上の養蜂現場を訪ねたときのもの。LJ21の顧問K氏の指にミツバチが留まっているところ。

「犬だって、猫だって、いやがることをすれば咬んだり、ひっかいたりするでしょ?ミツバチだって同じ」
そういえば子どものころ、猫のしっぽをぎゅっとつかんでひっぱったとたんに「にゃぎゃっ」という声とともにひっかかれたっけ。

2005年04月07日

都内で初のみつばちスクール開講

昨年4月に食話会で「ミツバチから見た皇居周辺の花の世界」を開催し、大好評を博しました。今年、1月に開催されたニッポン食育フェアでは、「ハチミツ物語」と題して「ハチミツの向こうに見える風景」「ワインのようにハチミツを楽しもう!」の2部に分けてワークショップを開催。こちらも多数の参加をいただきました。
今年からは、奥深いミツバチとハチミツの世界をもっと知りたい方のために「ミツバチが結ぶ自然と人 みつばちスクール2005」を開催します。会場は、下記にも紹介しました「食と農」の博物館セミナールームです。日程は、下記の通りです。

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■第1回 5月 8日(日)13:30〜 
ミツバチってどんな虫?

ミツバチといえば、「刺す虫」としてだけで捉えられがちですが、刺すメカニズムを理解すれば、刺されることはありません。万が一、刺されたとしても、対処法を知っていれば、怖がる必要もありません。
ミツバチがどのようにハチミツを採取するのか、どんな社会を構成しているのか、日本ミツバチと西洋ミツバチの違いなどミツバチの世界をのぞいてみます。

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■第2回 5月15日(日)13:30〜 
ミツバチの目で見る自然とハチミツの楽しみ方

ミツバチの目で歩いてみれば、自然がまったく違って見えるはず。雑草だと思っていた花や、あまり馴染みがない木も身近なものに感じられます。博物館周辺を藤原さんと一緒に歩いてみます(雨天の場合は室内)
また、ハチミツは花によって味わいが異なり、料理との組み合わせも無限大です。いろいろなハチミツをテイスティングしながら、チーズとの相性といった料理の意外な組み合わせを考えてみましょう。

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■特別講座 5月22日(日)13:30〜 
ミツバチを飼ってみたい方のための養蜂入門

ミツバチを飼ってみたいと考えている人を対象にした養蜂入門のための特別講座です。ミツバチの習性、養蜂の道具、養蜂と季節の関係、ミツバチ関連の法律などについて学びます。

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定員:20名
参加費:3500円/回(2回連続して参加の場合は6000円) 特別講座は5000円

お問い合わせ・お申し込みは、ローカル・ジャンクション21事務局まで。

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