2024年02月27日

蜜源花粉源データ

蜜源花粉源のデータは、みつばち百花のデータベースを残しておりますので、ご活用ください。

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2023年08月18日

活動休眠中です

2021年より、活動をお休みしています。

国立蜜源ガーデンを滝乃川学園ガーデンプロジェクトへ移行できたこと
中心メンバーの拠点が関西、甲信越、九州などにちらばってしまったこと
で、思うように活動できなくなったこと

以上の理由でNPO法人みつばち百花は解散しました。

団体の活動としては、滝乃川学園ガーデンプロジェクトが継続されていること、
みつばち百花のサイトの蜜源花粉減データは、みなさまに参考にしていただいていること、
から、そのまま維持しております。

みつばち百花
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2021年05月16日

蜜源たんけん

ぼくらの土曜日、蜜源たんけん出発だ。

お休みの土曜日。いつもの河川敷へ。
今日はここで一大イベントが。
なんと、みつばち百花でもお馴染みの佐々木正己先生の『蜜源たんけん』講座がある。
2年前に始まり、昨年は緊急事態宣言の真っ最中で開催できなかった。2回目にして2年ぶり。
平成25年度から始まった、坂戸市みつばちプロジェクト。全国初の行政による養蜂。一般市民から公募したボランティアさんと協働でみつばちを育てる。
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養蜂技術の継承とみつばちの輪を広め、環境保全に目を向けてもらうという主旨の基に行われた『蜜源たんけん』だ。

佐々木先生のみつばち講義から始まる。みつばちの生態や体の仕組みについて。1本の脚が3つの役割をしている。花粉を付けるのは知ってたけど、どうやって付けたりどんな機能が有るのか知る。

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そして、花を植えよう蜂を愛でようというお話で締められる。

それから、いよいよ蜜源たんけんだ。いつもの河川敷や、公園。オープンガーデンにも行ってみた。
たくさんのみつばちが来ている。咲いている花や、木の解説をしてくださる。

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総評は、民家の垣根が充実している。雑草もみつばちの目線で見ると、見えてくるものがある。みつばちの世界は、我々にとっても無関係ではない。
と、締め括られた。
はちみつの試食や、花の種のプレゼント。色々楽しんで帰路に着いた。今度は、お友達を連れて行ってみよう。
先生、企画された方、みつばちボランティアの皆様お疲れさまでした。ありがとうございます。
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追記:蜜源たんけんの後は、河川敷を西へ向かう。あるプロジェクトのためだ。ここにある河川敷公園に花を植えて市民の皆さんに喜んでもらうというプロジェクトだ。そのためには、花を植える作業に先駆けて開墾が必要となる。「地元のみつばちのために」と、みつばち百花で
鍬の支援。これで、みつばちも人も集まるガーデンができる。


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2020年02月20日

第42回ミツバチ科学研究会

ハリナシバチは防衛省

2020年2月15日(土)
玉川大学 University Concert Hall 2016にて開催

2年ぶりのみつばち研究会。
ブラジルハリナシバチの研究発表。
なんと、ハリナシバチはプロポリスを付けて出巣。そして、1分で戻って来る。
同じ巣の採蜜蜂は、14分くらい巣を離れるというのに、何のため!?
どうやら、プロポリスを身に纏い、天敵をブロック‼
臭いで敵を遠ざけ、万が一、自身の身を喰われようとも不味いと思わせ、家族や子孫を守る。セルフディフェンスが行き届いた真社会性昆虫…
何という叡智‼

そして、同じくブラジルのクマバチは、訪花済みの花を避けていることが判った。花蜜分泌速度が高い時間帯は頻度も高いことが判明。うまく行動してるよねぇ。

森林ジャーナリストの方による講演は、森林破壊は縄文時代から行われていたという衝撃の事実。焼き畑や仏教伝来による寺院建立。
そして、現在。広葉樹を切って針葉樹を植える現代人。森林は変わった。
この国の未来は如何に…。


そして、西洋みつばち伝来の歴史まで勉強。輸入したのは、江戸幕府の官軍出身の若者だった。米国に亡命、ほとぼりが覚めるのを待って、王蜂を連れて帰った。
最初に日本へ到着した蜂は、現在の新宿御苑で飼育された。
増えた蜂は、小笠原諸島や宮内庁に渡って行った。

いろんな事が勉強になりました。
発表された皆様、ありがとうございます。



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2018年11月06日

イチゴのベッドが完成!

滝乃川学園ガーデンプロジェクトの一環として、みつばち百花の協賛により、イチゴのベッドが完成しました。
来春には、イチゴが大豊作!をめざしています。
近隣のミツバチさんたち、たくさんのご訪問をお待ちしています。

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完成〜!

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なぜ、みつばち百花がイチゴづくりをサポートするのか。

ミツバチたちの労働環境の改善をめざしているからです!
イチゴは、日本人の大好きな果物で、生食による消費量は世界一と言われています。
これからの季節は、クリスマスのイチゴケーキに代表されるようにイチゴの出番真っ盛りとなります。
近年では、300種類にものぼる品種が開発され、海外への輸出額も急増しています。

その消費を陰で支えているのが、ほかならぬミツバチたちなのです。
あまり知られていないですよね〜・・・

ミツバチがイチゴの花の上でくるくると回ることで受粉が行われ、まあるくてきれいなかわいい見となります。

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イチゴは本当は春が旬の果物。ところが現在では、露地ものは少なく、ほとんどがハウスで栽培されるため、冬の食べ物になっています。
そのハウスの中に、巣箱を設置し、ミツバチが大活躍しているのです。
11月ごろから4月ごろまで、約半年もの間、ミツバチはイチゴの花だけから蜜や花粉を集めざるを得ないのです。

栄養が偏り、大きなストレスとなって、免疫力が低下するなど、過酷な労働環境にいます。
現在、イチゴの受粉のために働いているミツバチは、8万群以上にものぼり、この数字は花粉交配用として全国で利用される群数の約80%に相当します。
多くの巣箱が、春には復活できないほど疲弊しているという現実があります。

花粉交配という重要な役割を担うミツバチの働きを少しでも知るきっかけになってほしいこと、
人間とミツバチに代表されるポリネーターたちとのコラボレーションで美味しい果実を得られる楽しさを味わってほしいことから、このイチゴのベッドに協賛させていただきました。
人にも、ミツバチたちにも、幸せな空間となりますように。そして、なによりも利用者さんたちが、楽しく美味しく味わってくれることを願っています。

美味しいイチゴを味わったときに、ちょっとミツバチのことを思い出してくださいね。

さて、イチゴはこれでとりあえず完成!
次は、ラズベリーとブラックベリーのスペースづくりに挑戦します。

時のたつのは早いもので、めいちゃんのリンゴが、こんなに大きく育ち、ついに実をつけてくれました。

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中はこんな感じ。
かじってみたら・・・

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まあ、観賞用ですね(笑)



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2018年07月19日

日本緑化センター「グリーン・エージ2018年7月号」特集・ポリネーター生息地の保全と創出を考える

日本緑化センターの機関誌「グリーン・エージ2018年7月号 特集・ポリネーター生息地の保全と創出を考える」に「ポリネーターガーデンの植栽と管理」を書かせていただきました。


特集:ポリネーター生息地の保全と創出を考える
目次

今日の課題・ポリネーターの生息地保全と花資源の重要性 北海道大学地球環境科学研究院 准教授 工藤 岳
ポリネーターの行動から迫る「正直な花色変化」の適応的意義 牧野 崇司
ポリネーターの役割と生息環境の変化 玉川大学農学部先端食農学科/玉川大学ミツバチ科学研究センター 教授 中村 純
チョウの訪花学習性 近畿大学農学部 准教授 香取 郁夫
科学と政策のつながりから考えるポリネーターの保全と利用 (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 滝 久智
ポリネーターガーデンの植栽と管理 蜜源ガーデンづくり5年間の成果と課題 NPO法人 みつばち百花 代表 朝田 くに子
ミツバチの視点に立った持続可能な環境づくり 長野県富士見高等学校 養蜂部「ハッチ・Bee・8」


蜜源増殖のご参考にどうぞ。
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2017年03月09日

滝乃川学園ガーデンプロジェクトが開始されました!参加者大募集中!

桜前線が北上開始直前です。
昨年末に滝乃川学園に移植したくにたち蜜源ガーデンの植物たちも、眠りから覚め始めています。
そして、いよいよ学園でのガーデンづくりが始まりました。
2月25日には、約500坪ほどの空きスペースに白線を引き、全体の場当たりを行いました。

事前に大まかなスペース割りを白線で引いたあと、確認のためにみんなで歩いてみました。
たとえば、この部分はベリーの小道を予定。
ラズベリーとブラックベリーのスペースではどうか・・・

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崖線の手前の大木の下あたりに椅子を設置したとしたら、眺めはどんな具合に?

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こんな具合にスペース全体をチェックしたあとに、もう少し詳細なスペース割りをプロのガーデナーの方たちがしてくれました。

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さて、どんなガーデンが生まれるのか…。

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いよいよガーデンづくりが開始されます。
参加者、大募集中です!

日時:4月1日(土)10〜15時ごろ( 終わり次第解散、少雨決行 )(一部参加もOK!)   
※雨の場合は4月2日(日)に順延

■集合場所:滝乃川学園ガーデン予定地
学園住所 東京都国立市谷保6312 JR南武線「矢川駅」より徒歩10分
(駐車場はありませんので、公共交通機関でお越しくださるようにお願いいたします。)

■内 容 :学園内に仮植えされている植物をガーデン植栽地に本植えします

■参加費 :無料

■持ち物 :園芸用手袋、タオル、移植ごて、飲みもの、お弁当(必要な人のみ)

■服 装 :汚れても良い服装、靴、※少雨の場合はカッパなど

■申込み:滝乃川学園ガーデンプロジェクト実行委員会まで、下記内容をお知らせください。
@お名前 A同行者の人数 B連絡先(メールアドレス)
TEL 042-573-3950(担当 すぎさき) 
Mail:sugizaki083@takinogawagakuen.jp

■主催: 滝乃川学園ガーデンプロジェクト実行委員会   
http://takinogawagakuen.jp/

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2016年11月23日

「ミツバチがつなぐ夢2016〜ありがとう、くにたち蜜源ガーデン〜 第3回ハチミツで彩るおいしい暮らし」のご案内

全3回講座の最終回で、いよいよくにたち蜜源ガーデンとしては、ラストのセミナーです。

KFまちかど教室
「ミツバチがつなぐ夢2016〜ありがとう、くにたち蜜源ガーデン〜 第3回ハチミツで彩るおいしい暮らし」

日時:12月4日13:30〜15:00
場所:KFまちかどホール(東京都国立市富士見台1-7-1富士見台第一団地101)

ハチミツについてのお話とハチミツを使ったおつまみの試食会です。
Lazybeeは、「ハチミツあるあるQ&A」をお話しさせていただきます。
固まったハチミツは使ってもいいの?
非加熱のハチミツって何のこと?
ハチミツの栄養とは?
などなど。

ハチミツを使ったチーズピザ、豚肉のマリネ、卵焼き、ピクルスなどの試食を提供してくれるのは「おへそキッチン」さん。国立市にある、こだわり食材を使った無添加ジャムやピクルスを作っているキッチンです。
ぜひ、味わってみてくださいね。

お申込みは、まちかど教室 
machi.info@gmail.com
042−573−1141です。
下記のサイトからフォームでのお申込みも可能です。
http://human-environment.com/101/announce/honeybee

みつばち百花の事務局のメールアドレスでも、受付ます。
info@bee-happy.jp

みなさまのご参加をお待ちしております。

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2016年11月21日

移転完了!ドキュメント移転大作戦

くにたち蜜源ガーデンの、滝乃川学園という新天地への移転が完了しました!
私たちの呼びかけに応じて、なんと総勢50名近くの人たちが集合してくださったのです。
2日間を予定していた作業が、1日で終了という快挙!
お天気は、快晴の空の下、まるで初秋のような暖かさ。
土曜日は雨、そして、今日は午後から曇りのち雨。その間隙を縫っての最高のお天気でした。

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いよいよ見納めです。

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5年間、見慣れた風景が、もうすぐ消える・・・

9時ごろ、プロのガーデナーの方たちが到着。準備開始。

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今回は、ビービーツリーなどの木もあるので、プロの方にも助っ人をお願いしました。

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ミツバチたちとも、まもなくお別れ。当たり前だった風景が終わっていく・・・

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着々と移転準備が進みます。

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9時半ごろ、参加者のみなさんが集合。プロの方から、掘り起こし方や道具の使い方などを教えていただきました。

いよいよ移転開始。
5つのゾーンに分かれて、作業開始。

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プロの方たちから、教えてもらいながら、掘り起こします。
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いつのまにか、かなりの大きさに育ってしまったビービーツリーは、今回一番の大物。
プロの方たちが数人がかりで掘りあげ作業をしてくれました。

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途中、地元の方から、柿やスイーツの差し入れがあり、全員大喜び。

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あとはせっせと掘り起こすのみ。

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皇帝ダリアが、今年もたくさん花を咲かせ始めていて、私たちのドタバタ作業を見下ろす中、ミツバチは、花でお仕事中。

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お昼ごろには、こんな更地になってしまいました。
残るはキバナコスモスだけ・・・

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そのころ、学園では・・・

仮植え場所に苗が続々と到着。

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ずらっと並んだ苗たち。

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お昼を済ませ、みんな到着〜!

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13時半くらいから、今度は植える作業開始。
今回は、仮植えなので、品種ごとにとにかく植えていきます。

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最後に水を撒いて・・・

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なんとか冬を越してね〜!
ガーデナーさんから、「がんばれ〜っ!」と時々声をかけてあげるのが大切ですよ、とのアドバイス。
冬の間、見守ります!

記念撮影。
終わりは始まりのとき。
ここで何が始まるのか、ドキドキ、ワクワク・・・です。

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後片付けに戻った旧ガーデンには、夕闇が迫っていました。

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たくさんの思い出をありがとう!
天国の地主さん、みんなの出会いをありがとう!
これからも見守っていてくださいね。

さて、来年から、いよいよ本格的なガーデンづくりが始まります。
福祉施設の庭でお花を育ててしまおう!という、いわば「花福連携プロジェクト」です。
今回も、近くにあるのに滝乃川学園に来たことがなかったという方がたくさん参加してくださいました。
今後は、ガーデニングをはじめ、いろいろな講座も、同時に開催していく予定です。
詳細が決まりましたら、お知らせさせていただきます。

なにが始まるのか、私たちにもまだ、よくわかっていませんが、みなさんとワクワクドキドキを花と一緒にたくさん育んでいきたいです。
ミツバチが仲間になれる日がいつかきますように。



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2016年11月08日

くにたち蜜源ガーデンからの苗移動大作戦

いよいよ移転作業も大詰めを迎えます。
11月20日(日曜日)午前10時〜、くにたち蜜源ガーデンから滝乃川学園への移植作業を行います。

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見えにくい場合は、こちらからダウンロードしてください。

苗の大移動て大作戦.pdf

当日は10時集合です。
午前中に苗を堀上げ、午後、学園に移動します。
ランチタイムは学園内で予定しています。お弁当はご持参ください。
動きやすい汚れてもよい服装でおいでください。

参加していただける場合は、info@bee-happy.jpまでご連絡ください。
雨天の場合は22日に順延の予定です。

今、くにたち蜜源ガーデンでは、チェリーセージが満開です。

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近くの水路では、ヒメツルソバが満開に。

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こんな風景を見ながら、ガーデンに通うのも、この秋かぎりです。
淋しい〜・・・

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キバナコスモスも、そろそろ終わりです。大きな花粉ダンゴを付けていますね。

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このバラとアーチも、学園へ一緒に行く予定です。

お隣の田んぼでは、農家さんが作業中でした。

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いよいよこの風景も最後です。

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看板にきのこが生えていました。
年月を感じさせてくれますね〜。

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2016年10月26日

滝乃川学園ガーデン・プロジェクト説明会が無事終了しました!

10月23日(日)の午後1時半から開催した「滝乃川学園ガーデンプロジェクト」の説明会が無事終了しました。
なんと予想を上回る100名近い方々が参加され、会場は満席になり、イスを追加するといううれしい結果となりました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

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司会は、KF(NPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション)のまちかど教室の元チームリーダーで一橋大学3年生の逸見悠人さん。

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まず、同学園の山田晃一理事長から、ご挨拶がありました。

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滝乃川学園は、7月に悲惨な事件が起きた津久井やまゆり園とほぼ規模が同じで、重度の障がい者の方を受け入れている点も似ている。だからといって、門戸を閉じてしまうのではなく、今こそ、広く開けて、いろいろな人たちと交流し、理解し合うことが必要とのことで、ガーデンの意義をお話くださいました。

次に滝乃川学園の石井亮一 ・筆子記念館館長米川覚さんから、同園の歴史のお話をしていただきました。

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同学園は、日本初の知的障がい児者のための福祉施設というだけでなく、「学園」という言葉を使ったのが日本初だったり、創設者の石井筆子さんが日本初の女子欧州留学者だったり、三代目の理事長は渋澤栄一だったり、津田梅子女史と親友だったり、サンダースホームの沢田美喜さんとも交流があったりと、近代史のさまざまな場面と密接な関係を持ち続けてきた施設です。いわば滝乃川学園は日本の福祉と女子教育の近代史そのものなのですね。
参加者のみなさんは、福祉の先駆者として125年もの歴史をつないできた学園の歴史に驚かれた方が多かったようです。

同学園の歴史は、常に新しいことにチャレンジし、さまざまな壁を乗り越えてきた歴史でもあり、今回のプロジェクトが、学園のみなさんと出会ってから、ほんの5か月という短時間で移転説明会ができた理由の一つなのかもしれません。
ご縁を得られたことに感謝です。

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米川館長のお話に熱心に聞き入る参加者のみなさん。

山田理事長も、米川館長も、お話がとってもお上手で、ユーモアを交えながらのお話で、もっと聞きたい、学園のことをもっと知りたいと思った方も多かったようです。たくさんの説明をしなければならず、時間が短くてすみませんでした。また、あらためて映画の上映も含めて、学園を知る機会を設けたいと考えています。

実施したアンケート結果によると、滝乃川学園のことを知らなかった、あるいは聞いたことはあった…という方を合わせると半数以上でした。中には、ご近所にこんな素晴らしい施設があったなんて…と驚かれている方もおられました。

さて、2部は、KFさんと百花からは、これまでの経緯とこれからのめざすところをご説明させていただきました。

KF理事の田中えり子さんから、KFについてとミツバチやみつばち百花との出会いについて、KFまちかど教室チームリーダーで津田塾大2年の梅野真菜さんから、自分たちの活動についてのお話をしました。

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百花代表の私からは、蜜源ガーデンの活動と、このプロジェクトで目指すところをお話させていただきました。
ミツバチは、当面お仲間には入らないことも。今まで、ミツバチ関連のセミナーに参加したり、くにたち蜜源ガーデンの採蜜のお手伝いに参加してくださった方たちからは、残念だというお声をたくさんいただきました。が、利用者さんや職員さんたちに対するリスクが、どの程度あるのかがわからないので、巣箱の設置は行いません。

巣箱はありませんが、蜜源ガーデンの花たちは移植されます。たくさん花を咲かせて、ミツバチをはじめとする生き物たちだけでなく、多くの人が集い、笑顔がたくさん生まれる場所にしたいこと。そこから、人のつながりが広がり、新しいものやことが生まれ、お互いの違いを尊重して、支え合えあうという考え方の発信地をめざしたいとお伝えしました。

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最期にコミュニティ・ガーデンづくりの専門家である木村智子さんから、これまで学園のスタッフの方たちと行ってきた「滝乃川学園ガーデンプロジェクト検討委員会」での話し合いの経過報告と、更地にみんなで一緒にアイデアを出し合いながら創造していく庭づくりについてのお話をしてもらいました。

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昭和初期に建てられたクラシックな建物です。

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プロジェクトの説明の後は、参加者のみなさんに学園内の敷地を見学してもらいました。

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みなさん、敷地内に矢川が流れる自然環境と、ガーデンの予定地の広さに驚いていました。

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この日は、検討委員会の一員でもある山口篤則さん(山口ガーデンサービス)が、敷地内のけやきの高木で枯れ枝を落とすというデモンストレーションをしてくれました。
これだけの高木が、都内の公園以外であるというのは、とても珍しく、貴重なものだそうです。

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見ているだけでクラクラ・・・

今回の参加者には、地域でさまざまな活動をしている方たち、ほかの地域で同じように取り組もうと考えている方や、いろいろな技術をお持ちの方たちなど、驚くほど幅広い分野の方々が参加されていました。

最近は、農業と福祉の連携事業が注目されていますが、私たちのプロジェクトは、農というよりも花が中心。なので花福連携事業でしょうか。いつかミツバチをシンボルにしたいな。

さて、プロジェクトは本格的な始動となりました。
次回は、いよいよ移転大作戦を11月20日(日)10時〜実施します。
詳細は、後程、アップいたします。
ぜひぜひ、ご協力をよろしくお願いします。
お待ちしております!

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日増しに日が短くなっていますね。
来年の今ごろには、ここにどんな花が咲いているかしら?


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2016年10月07日

移転作業開始

いよいよ移転作業が始まります。
初めてのことなので、かなりあたふたしています。

常緑樹は、なるべく暖かいうちに堀上げる必要があります。
一方、落葉樹は葉が落ちてから。

うまく根付くといいなあ。

10月23日の説明会は、下記にも告知がアップされています。

国立ハッピースポット

くにたちNAVI

ウォーカープラス

Facebookのイベントページでも告知しています。
参加のお申込みは、こちらでも可能です。

会場は、学園内の石井亮一・筆子記念館2階講堂です。
1928(昭和3)年に竣工された昭和初期を代表する教育建造物です。

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みなさまのご参加をお待ちしております。

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2016年09月02日

滝乃川学園ガーデンプロジェクトが始動!説明会を開催します

くにたち蜜源ガーデンの移設を着々と進めています。

11月初旬から、学園内にある約500坪ほどの空き地に、まずは現在ある植物の移転作業がはじまる予定です。
敷地内を矢川が流れる滝乃川学園は、国立市内でも貴重な、武蔵野の自然が残る素敵な環境です。
ここで、市民のみなさんと一緒にガーデンづくりを楽しみ、憩い、交流ができる場をめざします。

つきましては、このプロジェクトについての説明会を下記の要領で開催します。
みなさんのご参加をお待ちしています。

主催:NPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション、NPO法人みつばち百花
日時:10月23日(日曜日)13:30〜15:30
場所:滝乃川学園 石井亮一・筆子記念館2階講堂

第1部 13:30〜
滝乃川学園について
講師 記念館館長 米川覚さん
創立から今に至る学園の歴史や現在の状況、課題など

第2部 14:30〜
「みんなで楽しみ憩い、交流できるガーデンをめざそう!」
滝乃川学園ガーデンプロジェクト検討委員会より、ガーデンづくりプロジェクトの概要と今後のスケジュールのご紹介

第3部 15:15〜  現場を見学。

参加費:無料(カンパは大歓迎!)

参加のお申込みは下記まで
KFまちかどホール 
電話 042-573-1141(平日13時〜17時) 
machi.info@gmail.com 

みつばち百花事務局 info@bee-happy.jp

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学園の敷地内を流れる矢川
真夏でも、さわやかな風が通り抜けていきます。

今は、まだ、こんな空き地です。

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ここにどんなステキなガーデンが出現することになるのか。
学園との打ち合わせも回を重ね、新しいガーデンへの夢をお互いにいろいろ膨らませています。ミツバチが連れてきてくれたご縁は、なんだかとっても新鮮です。
ワクワクドキドキです。


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2016年08月02日

くにたち蜜源ガーデンの移転先が決まりました!

今年の12月末で閉鎖の予定のくにたち蜜源ガーデンの移転先が決まりました!
同じ国立市、それも同じ谷保地区にある社会福祉法人滝乃川学園内の敷地に移転させていただくことになりました。

閉鎖については、多くの方に残念だと言っていただき、また、ご心配をいただき、本当にありがとうございます。
せっかく5年間育ててきた植物たちを生かす場所はないものかと思案しておりましたところ、同学園にご縁を得ることができました。学園内の建物の移設により、ちょうど1000坪ほど空いたスペースが、今年、できたのです。
なんというタイミング!!!

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空いたスペースには新たな宿舎の建設が予定されるなど、すべてがガーデンになるわけではありませんが、園内でくにたち蜜源ガーデンの植物たちが生かされるスペースは十分あります。

同学園は、日本最古の知的障害者施設で、設立は1891年(明治24年)です。
創設者は石井亮一・筆子夫妻で、筆子さんの生涯は、2007年に常盤貴子主演で『筆子・その愛 -天使のピアノ-』として映画化されています。
また、ドキュメンタリー映画「無名の人 石井筆子の生涯」(朗読:吉永小百合)も、2007年に製作され、愛知国際女性映画祭観客賞、映文連アワード2007ソーシャルコミュニケーション部門優秀賞などを受賞しています。

園内の中心部にあるチャペルには筆子さん愛用の「天使のピアノ」があります。1885(明治18)年頃製造された日本に現存する最古のアップライトピアノで、鹿鳴館時代の音色を体験できる貴重なピアノです。

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7000坪におよぶ敷地内には、欅やシラカシ、クヌギ、コナラといった高木も多く、森の中に施設が点在しているような印象を受けます。
樹木が多く、矢川が敷地内を流れているためか、真夏でも、ひんやりした風が吹き抜けていきます。

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この素晴らしい自然環境を生かしつつ、利用者さんと地域のみなさんが交流できる場づくりをめざす「滝乃川学園ガーデンプロジェクト」が、学園のスタッフのみなさんとくにたち蜜源ガーデン関係者により、このたび、立ち上がりました。
まずは蜜源ガーデンの移転と学園内のガーデンづくりを優先します。
ミツバチの巣箱の設置は、その後に再検討することになります。
実は、国立市での養蜂のきっかけをつくられた養蜂家さんが、すぐ近くに巣箱を数箱置いておられることから、学園に蜜源ガーデンが出現すれば、きっとミツバチが訪問してくれるはず。

学園は、すでにクワガタやカブトムシなど、たくさんの昆虫の楽園ともなっていて、多様な生物が生きる貴重な空間でもあります。できるだけ早くミツバチの巣箱が仲間入りできる日が来ますように。そして、多様な人々を受け入れ、支え合っていける人間社会をめざすガーデンのシンボルになれますようにと、みつばち百花は願っています。

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現在、同プロジェクト委員会では、利用者さんにとってよりよいガーデンとなれるよう内容を検討中です。

超高齢化社会に向かう中で、より一層支え合う社会づくりが必要です。植物や生き物と過ごすことは、季節の巡りに敏感になり、命の大切さやつながりを身近に感じられることでもあります。それは生きる喜びでもあります。
私たちは、まさに支え合う心を125年以上つないで来た歴史ある素晴らしい場所で、多くの人が心を寄せる本格的なガーデンづくりをめざします。同時に都内でも稀有な豊かな自然環境をできるだけ生かし、10年後、20年後にますます心和むような場所にしていきたいと、スタッフのみなさんと夢を語りつつあります。

くにたち蜜源ガーデンは、2010年に始まったKFまちかど講座企画の連続講座「ミツバチがつなぐ夢」からスタートしました。みつばち百花は、この講座のアレンジでNPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション(KF)のみなさんと出会い、その講座から、二人の養蜂家が誕生しました。翌年、現在のガーデンの地主さんと出会い、KFさんと二人の養蜂家さんと共にくにたち蜜源ガーデンで蜜源植物を育て、検証し、ミツバチと共に過ごしてきました。
そして、今、「ミツバチがつなぐ新たな夢」が始まったのです。

この蜜源植物を中心にしたガーデンづくりに参加していただける方を募集します。
9月中旬ごろに詳細を発表させていただきます。

「ミツバチがつなぐ新たな夢」に、ぜひ、参加してください。

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2016年07月04日

「ありがとう、くにたち蜜源ガーデン 第2回 ミツバチのいる暮らし

昨日は、連続講座「ありがとう!くにたち蜜源ガーデン」の2回目「ミツバチのいる暮らし」を開催しました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。

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一緒にガーデンの運営に携わっている二人の養蜂家のうちの一人である飯田典子さんから、この5年間の養蜂経験を撮りだめた中から厳選した260枚にも及ぶ画像をもとにお話ししてもらいました。

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一緒に活動していても、「花咲担」としては、なかなか聞く機会もなかったので、ミツバチとの日々が手に取るようにわかり、私たちにとっても大変興味深かったです。

参加者のみなさんには、ガーデンの蜂場で採れたハチミツとハーブティを味わっていただきました。

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「4月、5月に蜜をたっぷり集めてもらうために、1年間のお世話をするのが養蜂」という言葉は、養蜂のとても重要なポイントだと思います。
いよいよ蜜嗄れと言われる真夏が始まりました。今年は、特に暑い夏と予報されています。人間にとっても、ミツバチにとっても、正念場ですね。

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2016年06月07日

「ありがとう、くにたち蜜源ガーデン 第1回 ミツバチの好きな花

連続講座「ミツバチがつなぐ夢 ありがとう、くにたち蜜源ガーデン」の第1回「ミツバチの好きな花」が、6月5日土曜日13時半から開催されました。

多摩地域のタウン紙「asacoco(アサココ)」に「ありがとう、くにたち蜜源ガーデン」という記事が掲載されたため、申し込みが殺到し、50名近くの参加者となりました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

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毎年、ミツバチに関する講座を開催してきましたが、今回は初めて参加という方が多数おられました。
まずは、くにたち蜜源ガーデンのお話しをさせてもらいました。
地主さんが急逝されてちょうど1年目。先日、一周忌だったので相次いでお墓参りをしたところです。
みなさんに説明するための画像として、2012年3月に梨園跡地で一緒に更地を眺めて、相談している亡き地主さんの後ろ姿がプロジェクターで壁に大きく映り、思わず涙目になっちゃいました。

その後、佐々木先生に「ミツバチの好きな花」についてお話ししていただきました。
花までの距離が1km増すごとに、飛ぶためのエネルギー源として1mgの蜜が必要になることや、
花粉の質や多様度が、ミルクの製造に影響するなど、蜜と花粉がいかにミツバチにとって重要なこととかをお話ししてもらいました。
樹木の花を中心にミツバチの好きな花をきれいな画像でたくさん見せてもらいました。
やっぱりとってもわかりやすい!
先生の昆虫や生き物に対するやさしいまなざしにいつもうっとりしてしまいます。

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会場では、ガーデンから朝摘んできたミントのハーブティをみなさんに味わっていただきました。

そして、いよいよガーデン見学へ。

ほぼ全員の方が参加されました。


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たくさんいろいろ質問をいただきました。
そして、このスペースがなくなることがとても残念だ、なんとかならないのかと、多くのみなさんから惜しむ声をいただきました。
2年ぶりに来ていただいた佐々木先生にも、以前より、とてもガーデンらしくなったと言っていただきました。
先生、やさしい〜♡

ここでこんなにステキな試みができたことにあらためて感謝です。
終わりは始まりのときでもあります。
ここでの5年間の経験を活かし、新しい一歩踏み出すべくただいま企画中です。

谷保駅からガーデンには、いつも谷保天満宮を通り抜けて行っています。
その入り口にあるイヌツゲの大木には、ミツバチがブンブン来ていました。

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ミツバチがいる風景は、やっぱりいいなあ。

第2回「ミツバチのいる暮らし」は、同じ会場で13時半からです。
すでにほぼ満席となっています。

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2016年05月16日

「ありがとう!くにたち蜜源ガーデン」連続セミナーのお知らせ

とても残念なお知らせなのですが、5年間にわたり取り組んできた「くにたち蜜源ガーデン」が、今年いっぱいで終了することになりました。延べ120種類以上の花を咲かせ、ミツバチと花の関係の貴重な情報をたくさん得ることができました。栽培してみてわかったこともたくさんありました。

そんなガーデンに感謝の心を込めて、連続セミナー「ありがとう!くにたち蜜源ガーデン」を開催します。
第1回目は、みつばち百花の顧問でもある佐々木正己先生をお迎えし、花とミツバチについてのお話、
第2回目は、ガーデンのお仲間で養蜂家の飯田典子さんと一緒にミツバチと共に暮らした5年間のお話しをします。
1回目の終了後には、お天気次第ですが、ガーデンの視察をしていただける予定です。
今年は、本格的にガーデンぽくしようと考えていたのですが、急ブレーキがかかり、手をつけられなくなったこともあり、正直に申しますとちょっと荒れています…でも、花は次々に満開になっています。
きれいな「ガーデン」を期待せず、畑っぽい花畑だと思ってきてくださいね〜。と、言い訳をいっぱい(笑

参加のお申込みは、共に取り組んできたNPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション(共催)へお願いします。こちらから、お申込みができます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

第1回『ミツバチの好きな花』
日時:6月5日(日) 13時30分〜15時
参加費:1,000円
定員:30名
講師:佐々木正己教授(玉川大学名誉教授)
司会:朝田くに子氏(NPO法人みつばち百花)
会場:KFまちかどホール
内容:ミツバチの専門家からミツバチの生態についてのお話を聞き、ミツバチと花と人の関係が良好になることで生まれる豊かさについて考えます。イベント後、希望者を対象にくにたち蜜源ガーデン見学を実施します。

第2回『ミツバチがいる暮らし』
日時:7月3日(日) 13時30分〜15時30分
参加費:1,000円
定員:30名
講師:飯田典子氏(市民養蜂家)
司会:朝田くに子氏(NPO法人みつばち百花)
会場:KFまちかどホール
内容:ミツバチに魅せられた市民養蜂家の方からくにたち蜜源ガーデンでのミツバチとの関わりの体験談を写真を交えてお聞きします。ガーデンで採れたハチミツとハーブティもお楽しみいただけます。

会場へのアクセスは、こちらをご覧ください。

相変わらず雑草抜きに追われているガーデンだけれど、花が咲いて、ミツバチや虫、蝶などが集まってくると、何百万年も変わらないこの星の営みをちょこっと体感できる貴重な場所でもありました。時折、カモまでやってきて、クローバーの道をよたよた歩いていたり…。
残念だけれど、また、新たな一歩を踏み出すチャンスにしたいと思います。

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2016年04月21日

「ミツバチ講座入門編 ワインのようにハチミツを楽しもう! ハチミツから見える風景」のお知らせ

「ミツバチ講座入門編 ワインのようにハチミツを楽しもう! ハチミツから見える風景」を開催します。

日時:5月15日日曜日の午後3時〜午後4時半
会場:三鷹市三鷹産業プラザにあるコワーキングスペース「ミタカフェ」
会費:1500円
参加のお申込みは、info@vibrant-inc.co.jp まで、お名前、参加人数、ご連絡先を明記の上、お送りください。

内容は、入門編とあるように、

ミツバチって、どんな虫?
刺すからコワい…

と思っている方や、

ハチミツは、どうやってできているの?
ミツバチは、どんなふうに採ってくるの?

と疑問に思っている方にぜひ、知っていただきたいミツバチのあれや、これや、をご紹介します。

同時にいくつかハチミツを味わっていただき、その向こうに広がる風景に思いを馳せていただくテイスティングも行います。

ミツバチとお天気と花の事情がうまく合えば、三鷹と国立の採れたてハチミツが間に合うかも、です。

東京はちみつクラブ時代に大好評を博した「ワインのようにハチミツを楽しもう!」セミナー。
今年、同クラブの立ち上げから、10年目の節目に、ちょっとバージョンアップして、みなさまにお伝えできればと思います。

なお、このセミナーは、三鷹市下連雀9丁目にオープンしたての「TOKYOたまものスイーツ」さんのオープニング・イベントでもあり、今後、シリーズで「ミツバチ」をテーマに展開していきたいと考えています。

TOKYOたまものスイーツは、三鷹市で約20年間愛されてきたスイーツショップ「ハーベストオーブン」の人気商品だった「みたかハニーケーキ」や「キウイフィナンシェ」を継続しつつ、新しいスイーツを生み出す拠点として大注目のショップです。

国分寺、国立での活動を経て、三鷹市でも、蜜源・花粉源植物の増殖に取り組んでいきたいと考えています。

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2016年03月07日

蜜源植物の増殖の課題をお話しさせていただきました

3月2日に日本養蜂協会主催のシンポジウム「蜜源植物の保護増殖を考える」が無事終了しました。
お天気もよく、会場のKKRホテル東京からの眺めは最高でした。

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この風景の中でいったいどのくらいのミツバチが生息していけるのでしょうねぇ?
佐々木先生と中村先生からは、ミツバチの生息環境についての熱いお話しがありました。

農薬の課題も、もちろんありますが、ダニ、病気の課題が年々大きくなってきつつあります。
その課題を少しでも軽くするためには、ミツバチが健全な状態でいること。
人間と同じく食べ物が一番重要なことなのです。ミツバチにとっての食べ物とは、花蜜と花粉。
蜜源・花粉源植物の増殖は、ミツバチにとって本当に大きな課題なのです。
ミツバチだけでなく、送粉昆虫と言われる花の再生産を担っている昆虫たちにとっても、です。
それはとりもなおさず、私たち人間の食料問題にも密接な関係をもっています。

私は、くにたち蜜源ガーデンでの体験、経験をもとに蜜源増殖の難しさや課題をお話しさせていただきました。
花を咲かせるというのは、簡単にできそうですが、自然と対峙することに代わりはなく、一筋縄ではいかないものがあります。丸5年間、蜜源花粉源植物を栽培してみて、手をかければかけるほど、花は咲いてくれるけれど、ミツバチに満足してもらえる量となると、人手も、資金も必要になり、課題はどんどん積もっていくというのが実感です。

ミツバチと出会わなければ、花の栽培までしようと思わなかったはず。
いつもながら、自然を体感させてくれるミツバチです。

ガーデンでは、菜の花やヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリの花がにぎわっています。

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植えたわけではないのに花がいっぱい。こういうのが本当は理想的なのかも〜。

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いい子、いい子されながら、真っ赤な花粉を付けられています。

ブルーべりのつぼみが膨らんできました。
3年目だから、今年は期待できるかな?

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ラムズイヤーのお手入れ中。
たくさん花を付けてくれるけれど、葉の入れ替わりをスムーズにさせないと、なので、手がかかります。

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2016年02月22日

啓蟄

昨日は、くにたち蜜源ガーデンの作業日でした。
作業というよりも、今年こそ雑草との正面からの闘いを避けるためにあーだこーだと検討し、まずは防草シートを敷いてみることにしました。

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とりあえず昨年に使用したものを有効活用して敷いてみました。
すでに雑草が復活中だったので、その除去がけっこう大変でした。
まだ、両サイドの押さえなど、作業は途中だけれど、とにかく土の部分に太陽の日差しを当てないことが先決ということ。光が当たると、眠っていた種が一斉に発芽してしまう。土を耕せば、土の中の種が土の浅いところに出てくる。このサイクルを断ち切るためにも、とにかく光を当てない!

土の見えているところ=雑草エリアになるので、今年は、昨年から実験的に植えて様子を見ていた「雑草抑え要員」を投入することにします。

要員1と2です。

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1はすでに復活中。2も、緑の葉を枯れた茎の間から出して復活中。期待しているよ〜。

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数年前に植えたクロッカスが花を咲かせていました。
一応花粉源だけれど、たったこれだけなのでミツバチには気づいてもらえなさそう。
オオイヌノフグリが満開なので、そちらにたくさん来ていました。

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ラムズイヤーの葉にも、けっこう来ていて、なにをしているんだろう…と見たけれど、わからない〜。
水分かな?

近くのやぼろじでは、庭の池の主が寝ぼけ眼で梅の花びらの中を泳いでいました。

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二十四節季の啓蟄もまもなく。
春近し…


posted by みつばち at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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