2011年05月23日

花いっぱいのハニーウォーク@国立が終了しました その1

昨年の9月に引き続き、2回目となる国立のハニーウォークが終了しました。
曇りのち雨という予報で心配しましたが、午前中は日射しが強い晴天となり、ミツバチにもたくさん会うことができました。
晴れ女、健在です。

南武線谷保駅に集合。南側にある公園を起点に早速、ハニーウォークを開始。
参加者25名、関係者を入れると30人以上の大所帯の移動となりました。

出会った花(現在、花は咲いていないものもあり)。
駅前の公園で:ツユクサ、シラン、ナガミヒナゲシ、バラ、アスパラガス、
(まだまだあったけれど、ここで終わっちゃいそうだったので先へ進みました)
谷保天満宮から城山公園へ:ミカン、ナシ、ハクチョウゲ、ユキノシタ、モモ、ムラサキカタバミ、ナツミカン、ザクロ、マキバブラシ、シャリンバイ、カキ、イヌツゲ、トキワサンザシ、キウイ、コンフリー、ブラックチェリー、ゼニアオイ、マテバシイ、ミゾソバ、クローバー、クサギ、マユミ、モチノキ、ゴンズイ、ヤブガラシ、スイカズラ、ハコネウコギ、エゴ…(ほかにもメモが追いつかず漏れている)

DSCF6722.jpg


谷保天満宮にて。

私が今回、初めてじっくり見ることができた花は、キウイの花。

DSCF6769.jpg


こちらは雌花。

DSCF6762.jpg


こちらは雄花。雌雄異株ってやつです。
雄花は、早朝5時ごろに花粉をたっぷり出してくれますが、雄花、雌花両方とも蜜は出してくれません。雄花の花粉を持って、雌花に行き、そこでも花粉をもらいます。というわけで、かなりミツバチが貢献している花です。
花粉の色は真っ白だとか。

柿も、今が満開。こちらは雌雄同株。

DSCF6772.jpg


こちらが雌花。蜜をくれます。

DSCF6791.jpg


雌花の断面。ここにガラスの吸い取り棒を入れてみると…

DSCF6793.jpg


蜜がこんなにありました。先っぽの1pほどの部分です。

DSCF6781s.jpg


こちらが雄花。花粉をくれます。

DSCF6810s.jpg


ゼニアオイでも、花粉にまみれてお仕事中。
ただ、花粉が大きすぎて団子にできません。
でも、蜜をたっぷりくれます。

2011-05-22 13.36.13.jpg


エゴの花が満開で、花の下に立つと甘い香りが漂い、ミツバチならずとも思わずうっとりです。

2011-05-22 13.52.56.jpg


もちろん忙しくお仕事中。
この時期は、スズメバチの女王蜂が巣づくりする時期。女王蜂は、巣をつくり、卵を産み、一族を増やさなければいけない大切な時期なので、ミツバチが群れるようにやってくるエゴは絶好の狩り場でもあります。きれいな花の中は、ミツバチにとって危険がいっぱいでもあるのです。

DSCF6815.jpg


佐々木先生には、今回も、ミツバチと花の面白い関係をたくさん教えていただきました。
先生の捕虫網が宙を舞えば、めざすミツバチや蝶はもう逃げられない。
虫嫌いの私が、虫の話しでこんなにわくわくするなんて。
佐々木先生とミツバチに感謝、感謝の楽しい1日でした。

ご参加のみなさん、お疲れさまでした〜。

次回も、出会った花をいくつかご紹介します。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。