2010年10月04日

最強の生物スズメバチ

スズメバチの被害があちこちで出ているようです。
グスッ・・・たらーっ(汗)
私たちの国分寺もやられました。
カフェスローの土台の排水溝跡にあった巣はスズメバチの来襲を受け、今や乗っ取られてしまったのであります。
昨日、上からのぞいてみると、出たり入ったりしていました。
カメラを向けていたら、すーっと上がってきて、威嚇。あわててガラス扉を閉めたら、外側から威嚇。もうしませーん、許して〜、と思わず謝りそうになりました。とほほ・・・。

スズメバチは、この穴の中を占拠中で、蛹などの食料調達場所として当面それを確保しているだけなので、遅かれ早かれ立ち去るそうです。でも、来年、もう日本みつばちが入ることはないでしょ。寂しいなあ。
Junbeeによると、
「夜通し見張りを配置して、日中、かなりの数の働き蜂を動員してせっせと獲物を自分の巣に持ち帰ります。彼らなりに犠牲を払っているのでその執着心はものすごいです。写真を撮ろうとしたのは極めて危険でした。占拠中のオオスズメバチは最も攻撃的」とのこと。

無事でよかった〜。みなさん、うっかり近寄らないでね。

友人によると、「小学校の遠足で山に行くのだけれど、学校からスズメバチ除けのために白い服を着てくるようにと言われた」そうです。
ミツバチはクマが天敵の一つなので、黒いものを攻撃してくる可能性は高いけれど、スズメバチに天敵はいないから、白い服を着ても意味がないのでは?とJunbeeに確認したら、
「明るい場所では白と黒だったら黒が攻撃目標として選択されるけれど、深い藪の中や夕闇などでは白はかえって狙われやすい。色だけなんて、それほどスズメバチも単純じゃあない

そりゃそうだ。
でも、出会ってしまったら?

「背景から目立って動くものには基本的に反応する。まずは姿勢を低くすることが重要で皮膚の露出したところを守りながらゆっくり退却し、安全を確認する。オオスズメバチの場合は威嚇音(あごをカチカチ鳴らす)が聞こえるかどうかが目安です」

威嚇されたら、そーっと逃げるしかないです。
初夏に、私は梅林で梅の収穫をしているときにアシナガバチに威嚇されました。もちろん、「お邪魔しました」とそっと木から降りました。↓

ikaku.jpg


先日、ある植物園で「お花畑だ〜!」とミツバチなど花蜂がたくさん集まっている風景を眺めていたら、急にヤツが現れて、私の目の前で花に向かっていたクマハチにバチっと音がするぐらいの勢いで遅いかかり、葉陰に連れ込むのを目撃。直後に新たなヤツが現れて、今度はミツバチに襲いかかっていました。
ムシさんたちは命がけで花の上や中でお仕事をしているんですね。

DSCF3897.jpg


↑ここで弱肉強食の世界が繰り広げられている。
「お花、きれい〜!」と呑気に見ているのは人間だけ。

でも、スズメバチがいないと、人間にとっての害虫もたくさん生き残ってしまう。ミツバチやハナバチはヤツらにやられるけれど、だから適正な数を保てて、資源を十分利用できる。生物多様性とは、そのような厳しいバランスの上に成り立っています。

そのバランスを崩す一番悪いヤツはといえば、実は人間です。バランスを思い切り崩しておいて、「ミツバチを救おう!」だとか「絶滅危惧種を増やそう!」とかいう。どこまでも勝手なんですよね、人間は。

Junbeeによると
スズメバチは日本で最も危険な生き物です。死亡者数的にはクマよりも、マムシよりも、ハブよりも、フグよりも、スズメバチ!」とのこと。
そのスズメバチと長年共存している日本みつばちってすごい!とあらためて思ってしまう。
日本みつばち様御一行を「救おう!」なんて、そんなおこがましいことは口が避けてもいえません。
ミツバチが生きていける世界の片隅に邪魔にならないように、少しだけ貢献しながら、いさせてください、とお願いするっていうのが、ざんざん勝手なことをしてきた私たち人間のせめてもの言い分かもしれませんねぇ。

生物多様性は人間の謙虚さが試されているのではないでしょうか。




タグ:スズメバチ
posted by みつばち at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばちを取り囲む現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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