2010年03月26日

イチゴ農家訪問記 その3 ミツバチのために花を植えるイチゴ農家

3年前から近藤さんと益子さんは、耕作放棄地に菜の花、ひまわり、コスモスを順に植えています。
最初は1町歩から始めて、菜の花は1町1反に、コスモスは1反ほど、それにひまわりと今年は2町歩ほどに広がっています。

一口に耕作放棄地に花を植えるといっても、一度放棄されたところを耕作可能に整備するのは、トラクターを使って3人がかりで1日かかってしまう。花を咲かせていると、「うちもやって」と近隣から頼まれるけれど、労力もコストもかかるので少しずつ広げています。
「種代がかかるんだよね」とお二人。

今年の花の予定地。田んぼと山の間の部分にはひまわりを植える予定。

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道路際の土地に昨年、コスモスを植えたところ、カメラを抱えた人が何人も訪れたそうです。

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緑の絨毯のようになっているところが菜の花畑。
手前の整備されたところがコスモス用の土地。
奥は放棄されている土地。

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この地域はかつてこんにゃくが盛んに作られていたところだけれど、中国からの輸入ものに押され、衰退していきました。近藤さんは、32年前にイチゴに転換しましたが、当時も一番先にイチゴに転換し、今回も、誰もやらないことに着手しています。すごい!

この一帯200軒で専業農家は10軒もいないほど。耕作放棄地が目立つばかり。矢祭町全体では60町歩ほどにもなるとか。

昨年のひまわりの種。

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F1だから、今年はたいした花ができないかもしれないけれど、いい花が咲いたら、そこから種をとって、この地にあった種にしていきたいとのこと。
補助金はあるけれど、1年目の金額が大きい割りに継続できないので使いにくいとも。できれば毎年ほんの少しずつでもいいから、種代を補助してくれたらいいんだけれどなあ、と。
そうですよね。花を増やすためにはお金以上に労力がかかりりますから。

イチゴ農家の新しい取り組みを、ミツバチのために、農家の方たちがおいしいイチゴを作り続けることができるために、そして、大地が生かされて花いっぱいになるように私たちも応援していきたいとあらためて思いました。

みつばち百花では、蜜源・花粉源植物としてちょっと注目している花があるので、それを植えてもらおうかと検討中です。




posted by みつばち at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 各地のみつばちと人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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