2005年08月27日

深夜の恐怖 衝撃の出会い

夜中の1時ごろ、パソコンに一人向かっていたときのこと。静寂の中、コツコツという何かが何かを叩くような音がする。一定のリズムがあるようで、時折乱れる。しばらく耳障りな音だなあぐらいにしか思っていなかったけれど、突然、「何かが部屋の中にいる・・・!」と気がついた。ゴキブリはついぞあんな音を立てたことがないし、我が家はこの1年以上、大嫌いなゴキとは鉢合わせしたことがない。とすると・・・やだやだ・・・やだよぉ・・・とすでに半べそ状態で音のする方へそっと行ってみると・・・

透明プラスチックの入れ物(卵とか、惣菜とかがよく入っているアレです)に入れておいた蜜蜂の巣から白い蛆が体を乗り出して、箱の天井をつついているではないか!体の半分ぐらいしか見えないが、それでも小指の爪ぐらいはある。こ、これはいったい何ーっ!!!???

1ヶ月ほど前に藤原さんから、農大の屋上で採れた巣を切り取ってもらった。中のハチミツはしっかり食したのだけれど(この採れたてがたまらなく美味)、そのうち蜜蝋を自分でとってみようとそのままに放置し、いつのまにか忘れてしまっていた。まさか幼虫が孵るはずもないし、そもそも蜜蜂の幼虫はもぞもぞ動いたりなんぞしない。

と、私があれこれ考えている間も、目の前の白い蛆状の奴はプラスチックの箱から脱出しようとがんばって、大きな音を立てている。ここで脱出されては安眠できない!と勇気を振り絞って輪ゴムで蓋が開かないように補強してみた。パリパリという音に反応して、蛆は巣の中にもぐりこんでしまった。その後も音がするかと思ったが、静まり返ったままだった。

そう、もうお分かりの通り、これが巣虫です。あまりにもあわてていたのでデジカメで撮り損ねてしまった。朝、昨夜よりももっと勇気を出して、巣を入れ物から出し、生ゴミで捨てました。いやー、まいった、まいった。まさか我が家で巣虫に出会うとは。

フクハラ・ハッチ(本名は、福原保くん。足立区の高校2年生で養蜂歴3年目)に聞くと、彼もうっかり切り取った巣を家の中に放置していて、気づいたら蛆がそこいら中にいたとか。キャーッ!話を聞いただけで鳥肌もんです。そのぐらい蜜蜂に巣虫はつきものだそうです。日本蜜蜂は巣に巣虫が発生したら、逃げ出してしまうそうで、蜜蜂と巣虫の関係というのはなかなか興味深いものがあります。これはハチノスツヅリガの幼虫で、成長したら、蛾になります。巣の入り口に傾斜を付けて、中のゴミが出やすいようにしてあげたりすると、発生を抑えられるようです。

この蛆は、実はイワナ釣りなどの餌としては高級品だとか。以前、某養蜂家は、ならば巣虫をわざと孵して売れないかと実験中に脱出され、師匠に「みつばちの敵の巣虫を飼ってどーする、あほか!」と怒られたらしいです。

よい経験をさせていただきました。
今度、巣を手に入れたら、すぐに蜜蝋にしてしまおうっと。

posted by みつばち at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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