皇居前のビルの屋上で藤原誠太さんとミツバチたちのツーショットです。このショットはもう2年前の本格的にビル屋上での養蜂を開始したときのもの。あれ以来、春といえばミツバチになりました。私も最初はコワゴワで、藤原さんに手を出してごらんといわれ、おそるおそる手を出したら、いきなりぐっとつかまれて、ミツバチたちがびっしりいる巣の上を手の甲でそっとなでさせれて本当に驚きました。やさしい感触とほんのりした暖かさ。生き物だけがもつ「いのち」のやわらかさが伝わってきたのです。
「ミツバチというものが刺す虫であると、みなさんが考えてしまっています。お医者さんが「ハチに刺されたら二度目は死んでしまうよ」などとスズメバチと混同して喋っているのをみなさんが覚えたり、マスコミがあまりにもセンセーショナルに喋ったりすることが災いして、蜂蜜は好きだけれどもミツバチは怖いということで、実際に町の中でミツバチを飼おうとすると、町内会などでミツバチが飛んでいるというだけで「出ていってくれないか」と言われたりします。
ようやくこの何年か前から皇居前のビルの上に置かせてもらってから、それがいろんな宣伝にもなり、変わってきました。ここにきたのも蜂蜜だけがおいしいとかいうだけでなくて、みなさんがその裏に国産を食べたいというのであれば自分の近くにもミツバチを置いてみたいという気持ちにもしなれたら、なってもらえたらという気持ちもちょっとあります」と藤原さん。
飼わなくても、ベランダに咲いている花にミツバチが飛んできてくれるといいな。
今日も我が家のベランダのワイルドストロベリーの花たちは、ミツバチがいなくてちょっと寂しそうです。
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