
ひょっとして、あそこになにかあるかも…と調査隊が向かったのは多摩川の河川敷。

果てしなく続く河川敷。果たして…

いた〜っ!
あっちにも、こっちにも、いるいる〜!
そうかあ、ここが最近のお仕事場だったのね。

河川敷一帯にツルボが群生している。
花のあるところをよく知っているものだと、調査隊みんなで感心しまくりました。
糖度は、なんと60%ほど!
これはすごい!カラミンサも負けるはず。。。
河川敷には、いろいろな花が咲いていて、中にはイタドリらしきものも咲いているんだけれど、とにかく
ツルボ!
ツルボ!
ツルボ”!
って感じで乱舞していました。花粉は黒っぽいです。
ガーデンからは、直線で飛べば1キロぐらい?
ミツバチにしたら、楽勝だね〜って距離ですね。
なぜ、今まで考えつかなかったのか…と一同頭を寄せ合って考えたところ、2点気が付きました。
昨年、一昨年は、ミツバチの数が少なかったので、訪花の目視の感じ方が違った。今年は、春から夏にかけて、ミツバチの殖え方がすごくて、どの花にもたくさん来ていたので、急にぱたっと止まって、なぜ?という感覚が生まれた。
もう一つは、昨年までは、この時期の花の種類が限られていたから、キバナとカラミンサぐらいしか観察していなかった。そこには、常に今年と同じようにちらほらは来ていたから。
などをみつばち百花のブログの過去ログを観ながら、考察してみました。
さて、お気に入りのツルボは、いつまで咲いているのでしょう?
かつてツルボは救荒植物として、食べるものがなかった戦中、戦後には、地下の球形の鱗茎をあく抜きして、ツルボ餅にして食べたという情報あり。
食べてみる?と、ちょっと盛り上がったけれど、あれだけ群生していて、誰も採っているようすがないということは、そんなに美味しいものではないのかな?
ユリ科の花にこんなに群がるなんて、相変わらず予測不可能なミツバチたちの行動に驚いたり、感心したり。
面白いなあ。