2013年06月11日

森とミツバチと食のつながり

地方独立行政法人北海道立総合研究機構の林業試験場の方から、ミツバチが訪花しているステキな写真をお送りいただきました!

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ニセアカシア。北海道では旧産炭地にとくに多いそうです。主に道南、道央。

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キハダ。シコロとも呼ばれ、樹皮の内側の部位が染料や漢方薬として利用されます。
主に道北。

北海道ではニセアカシア、シナノキ、キハダ、トチノキ、アザミ、クローバー、ソバなどの単花蜜が可能ですが、そのほとんどが森林植生です。

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ミツバチが群がっているアザミも、森林の中にあります。

ミツバチというとハチミツを生産してくれる昆虫というイメージですが、実は果樹野菜の花粉交配では多大な貢献をしています。そうした場で活躍してもらうには、ミツバチに増えてもらわなければなりません。そのためには、ミツバチの生育に欠かせない蜜源花粉源植物がたっぷり必要です。そして、ミツバチの生育の主要な場の一つになっているのが北海道です。

同試験場では、「森ーミツバチー食のつながり 蜜源林造成のすすめ」というパンフレットを作成し、蜜源林の造成を提案しています。
北海道でも、近年では、蜜源となる樹木が多い雑木林が姿を消したり、栽培作物が変化して、蜜源が大幅に少なくなったりしています。

このパンフレットでは、北海道における森とミツバチと食のつながりをわかりやすく解説してあります。
みつばち百花としては、このページの「花暦はミツバチの命のリレー」という見出しにぐっときました。

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ミツバチがいのちを繋ぐためには年間を通して花が必要です。
「多様性の高い森づくり」にぜひ、各地で取り組んでほしいです。
北海道乙部町では、トチノキやキハダなどの蜜源樹種を植える活動をしているそうです。

「森ーミツバチー食のつながり 蜜源林造成のすすめ」は下記からダウンロードできます。
IMG_NEW.pdf

ミツバチに出会える森が、各地に増えますように。

posted by みつばち at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 各地のみつばちと人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする