2013年02月12日

「綿」で紡ぐミツバチと花と人の関係

春の気配がかすかに漂う今日このごろ。
間もなく国立蜜源ガーデンづくり再開です。
昨年に引き続き、今年も蜜源・花粉源植物はもちろん、その可能性となる花を育て、実際にミツバチが来るかどうかを検証していきます。

今年、再度挑戦するのは「綿」です。
昨年、栽培してみたのはクリスマスツリーの飾りとして売られていた綿毛の中にあった種でした。
「土に還してあげよう」そんな気分で種を蒔いてみました。

綿といえばアオイ科。ハイビスカスのような美しい花が咲きました。

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残念ながら、ミツバチの訪花は確認できず。ギリシャでは綿蜜があるのですが…。
花の量が足りなかったのか、品種があまり蜜を出さないものだったのか…
なにがお気に召さなかったのか…みつばち百花としては、ここは検証だ!と再度挑戦することにしました。
もともと自家受粉の花なので、昆虫たちに対して、あまり媚びていないのかもしれません。
「来たいなら、来なさいよ」
みたいな感じ?(-_ -;)

再度栽培するのにはもう一つ理由が…。
ほら、このコットンボールのかわいいこと!!!
ふわふわ、ふかふか

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みつばち百花では、このコットンで糸を紡ぎ、蜜蝋キャンドルの芯に活用しようと試みることにしたのです。
蜜蝋も、芯も、ガーデン製なんて、ステキでしょ!
こんな楽しみが見つけられるのも、ミツバチと一緒だからこそ。

みつばち百花綿プロジェクトのリーダーはメリッサさん。
早速、糸にするために先日、ガーデンを飛び出して、東小金井にある東京農工大学科学博物館友の会によるサークル作品展に行ってきました。

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このサークルは、型絵染、絹、藍染、織物、手編み、手紡ぎなどの手仕事を4年間学ぶというもの。実際に手紡ぎを見てみるには最適の展示会です。

実際の手紡ぎでは、脱脂綿のような塊の毛をスピンドルという専用器具を用いて1本の糸にするのを体験。
材料は羊毛だったけれど、綿でもできるそうなので、メリッサリーダーは実現可能!との手ごたえを感じたとのこと。

今年は、白いコットンボールも植えてみるつもり。
昨年秋にはベニバナの種を蒔いて、芽が出ているので、染色もできるかも?と、「1本の糸」から夢を紡ぐ期待が膨らみます。

ミツバチと同じく春が待ち遠しい百花メンバーなのでした。