2013年02月25日

命がけの水飲み

昨日は久しぶりに国立蜜源ガーデンに行ってみました。
寒いっ!
とにかく寒いっ!

東京なのに1℃!
おまけに北風が冷たい・・・。

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ガーデンのボリジは、どうやら全滅・・・みたい。
暖かくなったら、復活する?・・・たぶんしないだろうなあ。
雪が降っちゃいましたもんね。

気になっている花のチェックをした後、手を洗うために水を出したら・・・
ミツバチたちが早速、私たちの周りを飛び回りはじめ、水の貯まったところに舞い降りはじめました。

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水が欲しいのね!

そうよねぇ、カラカラに乾いているもんね。

でも、飲んだら、すぐに巣箱に帰ってね。
この気温では体が冷えちゃって、飛べなくなっちゃうよ〜。
と、心配していたら、早速、動けなくなっちゃったコがぁ〜!
水を飲むのも命がけなんだね・・・と、しんみりしちゃいました。

1月15日の雪のときには、こんなシーンも目撃されています。

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冬のミツバチ、いったいどうなってんだ!と思われる方は、以前、アップした下記の記事をご覧ください。
ミツバチは冬もーどに

ガーデン作業の後は、久しぶりの定例ミーティングでした。
終わってから、あまりの寒さにみんなでほっこりしようとイタリアンレストランへ。
メニューにあったゴルゴンゾーラチーズのピッツァはちみつがけをオーダーしました。

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このハチミツは、レンゲのようにクセのないさらっとした味でした。
クセのある栗とかソバのハチミツだと、赤ワインともっと合うんだけどなあ。

とはいえ、赤ワインですっかりいい気持になって、見上げた空には満月とオリオンが輝いていました。

それにしても寒い一日でした。

2013年02月20日

みつばち百花のニューズレター「Letter from Honeybees」第3号が出ました

すっかりお知らせが遅くなってしまったのですが、ニューズレター「Letter from Honeybees」の第3号を昨年末に出しました。
1号、2号は冊子の形態でしたが、今号より、B4裏表の軽いものとなります。
今回はくにたち蜜源ガーデン特集です。

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また、今号より、みつばち百花のサイトのこちらからPDFをダウンロードできるようになりました。

今年は、どんな花を咲かせようかとみんなで協議中です。
ちょっと春めいてくると、そわそわと落ち着きません。



2013年02月13日

ミツバチは減っている?

ミツバチに関する活動をしているというと必ず返ってくるのが、

「ミツバチは、減っているのでしょう?」

そのたびにどこから話をすれば、わかってもらえるのだろう・・・ととても戸惑います。

なぜかというと、セイヨウミツバチは飼われているのですから、減るか増えるかは養蜂家次第です。(ちゃんと技術のある養蜂家ならね)

ニホンミツバチは、今まで誰も数を調査したことがないので、減っているとか、増えているとかは、その人の感覚でしかありません。都市近郊には、オオスズメバチを代表とする天敵が少なくなっているので、わりに住みやすく、増えているという話しもあります。

あれっ!じゃあ減っているという情報はどこから出たの? と思うでしょ〜。

5,6年前にオーストラリアから輸入していた女王蜂が検査強化のあおりを受けて、輸入がストップしました。
女王蜂の価格では、検査費を賄えなかったというのが現実。この女王蜂は、農作物の受粉のために使用されるミツバチを増やすために使われているもの。

訂正
要因の一つは、2007年11月から女王蜂の主要供給国であるオーストラリアからの蜂の輸入が見合わされていたことです。オーストラリアの一部の州で蜜蜂の病気届出制度が変更され、同国から蜜蜂を輸出する時に病気がないことを保証するための方法などに関する日本とオーストラリアの間の取り決めの内容が見直されるまで、オーストラリア政府が自主的に女王蜂の輸出を見合わせていたのです。

このほかに、前年の2006年の夏に、天候不順、ダニ等の被害により、働き蜂の増殖が不十分であったことなどが考えられます。

実は、ミツバチの「評価額」は、ハチミツなど直接生産物の産出産額よりも、ポリネーションと呼ばれる花粉交配を通じて産出する農産物の生産額(ミツバチなしでは生産できない部分の額)の方がはるかに多いのです。

どのくらいの割合かというと・・・

ハチミツなどの生産物が全体の2%で、ポリネーションは98%を占めるに至っています!
ミツバチがいないと美味しいイチゴもメロンもスイカも食べられないのです。

だから、女王蜂が輸入されないと、ミツバチが足りない!と養蜂業界とミツバチを必要とする果樹園やイチゴ農家で大騒ぎになったのです。
これに加えて、ちょうどそのころアメリカなどの大規模農園で使われるミツバチがいなくなるというCCD(蜂群崩壊症候群)のニュースが報道されることが多くなりました。
幸いなことに日本では、未だCCDは確認されていません。ミツバチが活躍している場の状況がかなり違いますからねぇ・・・。

そして、同じころ、農薬によるミツバチの大量死という本が出たり、報道がされたりしました。
農薬に運悪く遭遇して死んでしまうミツバチも確かにいますが、減っている根本原因ではありません。

では、ミツバチは減っていないの?と思いますよね。

減っています!

それは事実です。
今回、上記のような混乱を避けるためにみつばち百花のサイトにあらためて下記の情報をアップしました。

「1979(昭和54)年には、養蜂家は11,785戸で、同年1月1日時点の届出蜂群数は326,292群でした。
30年後の2009(平成21)年には、養蜂家5,027戸,届出蜂群数は170,804群にまで減っています。
1979年を100とすれば、養蜂家数は43%、蜂群数は52%まで減少したといえます。
その背景にはなにがあるのでしょう?」


ほら、減っているでしょ?
その原因は・・・こちらのサイトをご覧ください。

結論からいえば、花が少ない! のです。

だから、みつばち百花は花を増やす活動をしているのです。

今年は、昨年にひきつづき国立蜜源ガーデンなどで、身近な蜜源植物を検証して、情報を出していきます。
乞うご期待です!


posted by みつばち at 16:04| Comment(3) | TrackBack(0) | みつばちを取り囲む現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月12日

「綿」で紡ぐミツバチと花と人の関係

春の気配がかすかに漂う今日このごろ。
間もなく国立蜜源ガーデンづくり再開です。
昨年に引き続き、今年も蜜源・花粉源植物はもちろん、その可能性となる花を育て、実際にミツバチが来るかどうかを検証していきます。

今年、再度挑戦するのは「綿」です。
昨年、栽培してみたのはクリスマスツリーの飾りとして売られていた綿毛の中にあった種でした。
「土に還してあげよう」そんな気分で種を蒔いてみました。

綿といえばアオイ科。ハイビスカスのような美しい花が咲きました。

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残念ながら、ミツバチの訪花は確認できず。ギリシャでは綿蜜があるのですが…。
花の量が足りなかったのか、品種があまり蜜を出さないものだったのか…
なにがお気に召さなかったのか…みつばち百花としては、ここは検証だ!と再度挑戦することにしました。
もともと自家受粉の花なので、昆虫たちに対して、あまり媚びていないのかもしれません。
「来たいなら、来なさいよ」
みたいな感じ?(-_ -;)

再度栽培するのにはもう一つ理由が…。
ほら、このコットンボールのかわいいこと!!!
ふわふわ、ふかふか

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みつばち百花では、このコットンで糸を紡ぎ、蜜蝋キャンドルの芯に活用しようと試みることにしたのです。
蜜蝋も、芯も、ガーデン製なんて、ステキでしょ!
こんな楽しみが見つけられるのも、ミツバチと一緒だからこそ。

みつばち百花綿プロジェクトのリーダーはメリッサさん。
早速、糸にするために先日、ガーデンを飛び出して、東小金井にある東京農工大学科学博物館友の会によるサークル作品展に行ってきました。

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このサークルは、型絵染、絹、藍染、織物、手編み、手紡ぎなどの手仕事を4年間学ぶというもの。実際に手紡ぎを見てみるには最適の展示会です。

実際の手紡ぎでは、脱脂綿のような塊の毛をスピンドルという専用器具を用いて1本の糸にするのを体験。
材料は羊毛だったけれど、綿でもできるそうなので、メリッサリーダーは実現可能!との手ごたえを感じたとのこと。

今年は、白いコットンボールも植えてみるつもり。
昨年秋にはベニバナの種を蒔いて、芽が出ているので、染色もできるかも?と、「1本の糸」から夢を紡ぐ期待が膨らみます。

ミツバチと同じく春が待ち遠しい百花メンバーなのでした。


2013年02月11日

祝賀会に富士見町に行ってきました

昨年、連携先の富士見高校養蜂部が日本農業クラブ全国大会で最優秀賞ならびに文部大臣賞を受賞したので、その祝賀会に行ってきました。

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あらためて、おめでとう!!!

一昨年は優秀賞で涙をのんだんですよねぇ・・・。

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いつものミツバチポーズで記念撮影〜!
制服を着ているのが現在の部員です。私服は初代部長と2代目部長。いやー、大人になったこと…。
その隣は顧問の北原俊文先生です。

こんなすごい賞をたった9人でがんばったのだと思うと・・・たらーっ(汗)

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二人が手にしているのが、今までの全活動記録のファイルです。
プレゼン時間はほんの10分間。今回は、そのプレゼンを見せてもらいましたが、日本みつばちとともにある富士見町の生活文化をしっかり捉え、自分たちの活動の中に反映し、町の内外の人々と交流を広げていく様子がよくわかる内容となっていました。
が、一番評価されたのは、このファイルだったそうです。とても克明に一つひとつの活動が丁寧に記録されており、プレゼンの内容を裏付けるものとなっています。

祝賀会とはいえ、みんな、相変わらずとっても礼儀正しくて、おもてなし上手。
参加していた小さな子どもたちのために新作の「おやきのくにのものがたり」という紙芝居もしてくれました。

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2010年6月に出会って以来、いろいろ連携しながら活動してきたので、毎年、今頃になると卒業していく3年生を見送ることになります。今年で早3回目。毎回、それぞれがその子らしい進路を自分で決めて夢を抱いて進んでいくことに感動させられます。
1年生はしっかりした表情になり、2年生は自信に満ちた笑顔になる。
彼らが「ミツバチさん」と呼ぶ小さな虫は、彼らに毎日どんなことをささやいて、彼と彼女たちの瞳を輝かせていくのだろう。つい一緒に学びたい気持ちになっちゃいます(笑

お土産に彼らとおそろいのこんなTシャツをもらいました。

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まさにその通り!

さて、今年は何人の新1年生を迎えられるかな?
今年も、また、一緒に楽しいひとときをたくさん過ごしましょうね!

posted by みつばち at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花PT@各地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

冬の貴重な蜜源ローズマリー

小春日和の暖かい日が時折訪れるようになりました。
少しずつ春の気配が漂いつつありますね。

ミツバチたちは、お天気よい日には外に出て、飛び回っています。
そんなミツバチにとって、とてもありがたい花がローズマリーです。

これは昨年末に兵庫県西宮市の阪急西宮駅近くの道路際に植えられたローズマリーの生垣で撮影したものです。

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日本みつばちです。
毎年、お天気のよい日に観察すると、必ず日本みつばちがたくさん来ています。
ずっと昔は日本になかった花だから、日本みつばちにとっては「洋食」みたいな感じ?(笑

こんな町中なんですけど、街路樹の根元にローズマリーが植えられていて、こんもりとしたりっぱな生垣状態になっています。毎年、12月下旬ぐらいから花をつけ始め、2月ごろに満開になります。

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この日は薄日が差してはいるものの北風も吹いていて、寒い日だったんですよ。

これは我が家の今日のローズマリーです。
まるでおいでおいでをしているようです。
でも、マンションのベランダだから、なかなかミツバチに気がついてもらえないんですよねぇ。

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花粉をミツバチなどの昆虫の体につけようとスタンバイしていますね。

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花の真ん中を切ってみました。

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蜜腺はこんなに奥の方。だから、あんなに顔を突っ込んでいたんだ・・・。
どんな味がするんだろう、と舐めてみたら・・・

甘い!

これはいけます!
寒い日でも、訪れたくなる気分がちょっとだけわかったかな(笑