また、福島原発事故により避難を余議なくされている方々、各地で救助活動に当たっておられる方々、みなさまの安全と健康を切に願います。
未曾有の災害、それによる原発事故という悪夢のような1週間が過ぎました。
まだ、各地でその悪夢は続いています。
報道やネットで知る惨状に言葉もありません。
1日も早い復旧と平安の日々が再び訪れますことを祈るばかりです。
原発事故という未知の災害に恐れおののく日々を送りながら、一方で電気があることが当たり前になっていたことにも衝撃を受けています。専門的な知識を要する情報が次々に発せられる中、恐怖を煽ったり、誰がウソを言っているかといったメールやツイートが数多く散見されます。
判断に迷うことばかりですが、みつばち百花は今こそ、ミツバチに学びながら得た「冷静な目で事象を捉える」という姿勢を貫きたいです。たとえば、原発を恐怖から考えるのではなく、私たちの暮らしにどれほどの電気がほんとうに必要なのか、から考えたい。原発を選択しない、あるいは縮小するためには、なにを我慢すればよいのかを知りたいです。
今日、さくらんぼの花が咲いていました。

桜のつぼみは、大きくふくらんでいます。

ミツバチが活躍するには、ちょっとまだ風が冷たいです。
でも、ミツバチたちは少しでも気温があがってくれば、きっと花を求めて巣箱を飛び出してくるはず。
自分たちのいのちをつなぐために。
次の世代のための花を受粉するために。
幸いの語源は、花が咲き広がることを意味する「さきはひ」です。
ミツバチとともに、めぐるいのちを大切に育む持続可能な未来に向けて、花を咲かせていきたいとあらためて強く思っています。