2010年01月30日

アインシュタインとみつばち ふたたび

以前、アインシュタインの警告について「アインシュタインとみつばちの警告のうそ」という記事をアップしました。

アインシュタインとみつばちの接点がまったく見当たらないから、警告といってもかなり怪しいと書きました。
が、接点があったんです!

みつばち百花の「みつばち百科」の図書館をご覧ください。
「ある生物学者の回想」
ミツバチのダンスを発見した生物学者カール・フォン・フリッシュの著書に、アインシュタインがフィリッシュの講演を聴いて、研究室を訪問し、意見を交し合ったという思い出が書かれているそうです。

接点があったんですねぇ。。。
だからといって、「みつばちが絶滅したら、人類は4年以内に滅亡」という警告がアインシュタインによるものだという証拠はどこにもないわけですが。

研究室で二人はどんな話をしたのでしょう。
楽しかったと書かれているそうですから、人類滅亡という話題ではなかったと思うのですが。
1949年。昭和24年のことです。

posted by みつばち at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばちを取り囲む現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

朝日新聞に掲載されました!「ミツバチに恩返し 国分寺でフォーラム」

先日開催したフォーラムの様子が、1月24日付けの朝日新聞東京版、多摩版に掲載されました。
asahi.comのこちらに記事がアップされていますので、ご覧ください。

みつばち百花プロジェクトに関してのお問い合わせは、info*bee-happy.jp (*の部分を@に変更してください)までメールでご連絡ください。

ラベル:掲載記事 国分寺
posted by みつばち at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲載されました! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

みつばち百花立ち上げフォーラム 終了しました

昨日は、連携先のカフェスロー(国分寺市)でみつばち百花立ち上げフォーラムを開催しました。会場は立ち見も出るほど大勢の方に参加していただきました。2010_0123hyakka0059

こんなに興味を持ってもらえて感激です!

注目のハチミツ王子、貞直也さんのお話も興味深いことばかりでした。
600箱をトラックで北海道まで移動させ、そこで1000箱以上に増やして、戻ってくるそうです。一方で、いかに純度の高いミカンの香りが残るハチミツを得るかという養蜂技術のこともお話しいただき、ダイナミックで繊細な養蜂の世界を垣間見せてもらいました。
こちらはあらためてレポートをアップしたいと思います。2010_0123hyakka0066

初のプレゼンとなった事務局長の黒澤美穂による、国分寺の自然環境を例にミツバチの生息と自然環境指標の関係についての発表も、メンバーみんなでハラハラしながら見守っていましたが、見事に任務完了できました[E:scissors]

はちみつヌーボーパーティの今回のエントリーは、ヨーロッパの在来ミツバチによるハチミツを筆頭にズラリと並びました。
こちらはみつばち百花のホームページの百科のハチミツのところに徐々にアップしていきます。

こうしてみつばち百花は無事、立ち上がりました。
これから、一歩ずつ、着実に進みながら、たくさん花を咲かせていきたいと思います。
みなさん、ご一緒にぜひ!

 

2010年01月21日

みつばち百花の“みつばち百科”

みつばち百花のホームページをもう訪問していただきましたか?
もっとミツバチと仲良くなりたいという、みんなの夢を実現するホームページをめざしています。
その試みの一つがみつばち百科のコーナー。
とにかくミツバチと名のつくもの、デザインされているものなどをどんどん集めてみることにしました。
ミツバチ大好きなメンバーが“学芸員”となって、入力しています。

暇をみて、入力しているので少しずつではありますが、図書館やグッズが徐々に充実し始めています。ミツバチに関連した本やグッズがずらっと並ぶと、「ほう!」とか「なるほど!」とか、思わずニンマリとか、なかなか楽しいです。

って、それはオタクでしょ。

いえいえ、ミツバチオタクでなくても、楽しいですよ。その気になってみれば、そこらじゅうにミツバチをデザインした何かが・・・ディズニーよりもうんと付き合いは古いんですから![E:good]

みなさんも、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

今日の入力には、190年前に盲目のミツバチ研究者が書いた本の紹介です。
盲目で、どうやってミツバチを観察したのか・・・。おまけに彼が興味を持ったのはミツバチの巣の色!

もちろん、ミツバチマニアなら必携の本もご紹介しています。

ラベル:みつばち百科
posted by みつばち at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

世界中から消えるミツバチを呼び戻せ!フランスでも始まりました!

AFPのニュースでこんな記事がアップされています。

「世界中から消えるミツバチを取り戻せ!道路脇の花壇化計画」です。

フランスで始まった蜜を持つ花の種を蒔こうというプロジェクトです。
続きはこちらでご覧ください。

まさに私たちの考えていることとバッチリ符号しています。
ミツバチたちへの恩返し大作戦、みつばち百花プロジェクトが日本でも始動します。
今日は、昨日に引き続き、取材の方が見えました。
みんな、少しずつ気づいてくれているのかな?

bee-happy.jp、これが私たちのURLとメールアドレスのメインの部分です。
ミツバチたちが安心して暮せる環境を少しでも返せたら、と思います。

でも、このフランスのプロジェクト、蜜にフォーカスしているようだけれど、ミツバチは花粉がなければ増えられないですよ。わかっているかなあ。ちょっと心配。

 

Hana

posted by みつばち at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

小春日和の陽射しの中で

今日は、取材があり、玉川大学の研究センターまで出向いていました。
とても暖かくて、広大なキャンパス内はお散歩日和。
ミツバチたちはどうしているかな・・・

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あたたかい陽射しを受けて、ぶんぶん巣箱の周りを飛び回っていました。
久しぶりに外に出てきて、場所を確認しているらしいです。

巣箱がブルーなのは、ブルーの発泡スチロールで囲ってあるからです。

巣箱の中では絶対に糞をしないきれい好きなミツバチたち。
今日はすっきりしたかな?[E:sun]

ちなみに女王様はローヤルゼリーしか召し上がらないので、排泄物はほぼゼロだそうです。さすが女王様です。

カメラマンさんは、こわごわ激写。
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すでに菜の花が咲いていて、ものすごい高速で飛び回っていました。
カメラマンさん、ふたたび激写!
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ミツバチたちは太陽の角度で時間を知るのかしら?2時ごろになると、ぶんぶんしていたのがどんどん巣に戻り始めました。いくら暖かいとはいえ、陽が翳ると急に寒くなりますよね。

2,3日、とても暖かい日が続くとか。

新鮮な花の蜜や花粉を集めて、無事に冬を越してほしいです。

23日に開催するフォーラムのお申込みを電話やメールでいただいています。
参加をご希望の方は、お気軽にどうぞ!

posted by みつばち at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

進化するホームページをめざします

みつばち百花のホームページを立ち上げてようやく1週間ほどたちました。
まだまだ改訂や整備をしなければならないことがたくさんあります。
蜜源・花粉源植物のデータは、今のところ草本だけで、種類もほんの少し。なんとか基本情報を入れただけです。いずれは樹木も含めて数百種類の植物データにしたいと考えています。

みつばち百科のデータも、mixiの中ではそこそこアップされているのですが、入力に慣れていないこともあり、少しずつのアップとなっています。
コメントの入力も、近々、できるようにする予定です。

なーんだ、これだけ?と思っておられる方も多いと思いますが、もう少し待ってくださいね。印刷物と異なり、ホームページはどんどん進化していけるところがいいですね。

来週は、ちょっと暖かくなるみたいですね。
そうそう、この季節、ミツバチは暖かい陽射しが巣箱にあたると、つい「春?!」とふらふらっと飛びだしてきて、ちょっと先まで飛んでみたら、「あれ!まだ、寒い!」とよたよた巣箱に戻ってくるそそっかしい子もいるそうです。巣箱に辿りついたときの様子は「あー、寒かった〜」という感じだそうです。

23日のフォーラムは、「今、ミツバチにできること」なんていうタイトルですが、東京はちみつクラブのときと同じく、ほんわか、のんびり和みながらの会です。ぜひ、ご参加ください。
お待ちしています。

詳細はこちら

posted by みつばち at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

持続可能な養蜂

1月10日に玉川大学ミツバチ科学研究センターで恒例の研究会が開催されました。
回を追うごとに参加者が増え、今年は300人以上が参加。養蜂関係者だけでなく、一般の方もずいぶん増えたとのことで、ミツバチへの関心が高まっていることを実感しました。

科学ジャーナリストの松永和紀さんによる「農薬を巡る報道は適切か? 食の安全とリスク管理を考える」
同センターの佐々木正己教授による「日本の蜜・花粉源植物の現状と将来」
世界的に著名な養蜂振興の専門家である、Nicola Bradbearさんの「ミツバチと生物多様性に最適な手段としての持続可能な養蜂」

以上、3つの演題で講演が行われました。
新生「みつばち百花」にとっては、3人の方のご意見や情報はどれもとても興味深く、そして、刺激的なことばかりでした。

佐々木先生の講演内容は、まさに私たちが考えていることと方向性がぴったり!
ということで、11月には特別研修会をしていただいたこともあり、今後も、いろいろとご指導をいただくので、顧問に就任していただくことになりました。

ニコラさんのお話は、これもまた、私たちが考えていたこと、ミツバチからたくさん恩恵を受けている私たちがやるべきことを示唆する、とても刺激的な内容でした。
実は翌日、ニコラさんには私たちのフィールドである国分寺を一緒に歩いていただき、23日に先立って、今までの報告をし、今後のことなど一緒に話し合う機会をカフェスローで持っていただきました。

「持続可能な養蜂」
講演でも、とても印象的だったこの言葉。
ミツバチの危機が叫ばれる中、私たちが今、しっかり見直さなければいけないことは、果たしてどんな環境下で彼女たちが過ごしているのかということ。
そして、養蜂も、養蜂業が大きな転換をすることはなかなか大変ですが、アマチュアなら、できるだけ自然に近づけた養蜂をしながら、ミツバチと仲良くなることも可能なはず。

経済効率にいつのまにか組み込まれてしまったミツバチたち。
その部分を少しでも開放する手助けをしたいと強く思いました。
ニコラさんには名誉会員になっていただくことを快諾してもらいました。
Bees for Developmentからの情報もいただけることになったので、みなさんにもいろいろお知らせしていければと思います。

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みつばち百花のメンバーとニコラさん
(カフェスローにて)
そう、私たちって女性と男性の割合がまさにミツバチの巣なんです・・・

ニコラさんには、みつばち百花の英文名を考えてもらいました。

A Thousand Flowers for Beesに決定!

英語にすると、100から1000に増えちゃいました(笑)

posted by みつばち at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばちを取り囲む現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月08日

みつばち百花のホームページを公開しました!

昨年の12月から取り組んできたホームページがようやく公開の運びとなりました。

こちらです。

2004年から、ミツバチやハチミツにかかわりはじめ、気がついたら6年目!
昨年は、メンバーさんたちに押されるかたちで、ミツバチたちとの関わりがぐっと深くなり、知れば知るほど、ますますミツバチという虫への興味がわいてきたとともに、人と虫と花の関係の面白さや深みにはまることになりました。
それとともに、私たちと自然の関係の危うさもますます感じることが多くなり、このままでいいのか!とみんなで話し合った末、みつばち百花プロジェクトがどんどん形になってきたというわけです。

ホームページをつくるにあたっては、「巣箱みたいなホームページがほしい」と思いました。
いろいろな個性豊かな仲間たちの特技や関心事がハチミツのように熟成され、みなさんに楽しんでいただけるような。そして、いろいろな人に参加してもらえるような。
どうでしょう、そんなホームページになれそうでしょうか。

参加してみたいという方は、これから開催するイベントなどにどんどん参加してみてください。気分があったら、もっと深みにはまってください。いい仲間たちに出会えるはずです。
そして、いつか分蜂するのもいいかな、なんて。

ミツバチにたくさん学んで、持続可能なたくさんの巣ができることを願っています。
1月23日の詳細もアップしましたので、ぜひ、ご参加ください。
ご連絡をお待ちしております。

posted by みつばち at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

みつばち百花に名称を変更しました

あけましておめでとうございます。

いよいよ2010年の幕開けです。

今年より、東京はちみつクラブ(THC)はみつばち百花と名称をあらためました。目下、8日に公開予定のホームページを作成中です。

この数年、ミツバチの減少が大きなニュースになっています。有史以来、いえ、有史以前から私たちの暮らしに多大な恩恵を与え続けてくれていた小さな虫たちが、今、大きな危機を迎えています。

THCでは、ハチミツからミツバチを、そして自然を学び、私たちの暮らしを振り返るという作業を活動の中で行ってきました。そこから得た気づきをもとにミツバチにどんな恩返しができるのかを昨年、何度もミーティングを重ね、検討してきました。

花を植えよう・・・。

なんだ花を植えるだけ?と思われるかもしれませんが、ここにこめた思いは深いです。

私たちの暮らしが大きく変化したことで、自然も激変しました。これにより、ミツバチだけでなく、多くの生き物が大きな影響を受けています。その結果、数多くの生き物たちがレッドデータにリストアップされています。ミツバチがそのデータに載る日が来たら・・・いえ、そんな日を絶対に来させないために、今、しなければならないこと。

花を植えよう!咲かそう!

誰もが参加でき、すぐに可能な一つの活動として提案していこう。

ミツバチは、たくさんの生き物たちのシンボルとしよう。

そんなふうに考えて取り組んでいくことにしました。人類だけでなく、多様な生き物がともに生きていける地球をめざして。

環境問題という問題にするだけでなく、もっと身近にできることとして。

みつばち百花プロジェクトをぜひ、応援してください!

posted by みつばち at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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