相変わらず「みつばちがいなくなった!」という報道やら、話題やらで賑わっています。
原因探しにやっきですが、事はけっこうシンプルだと思いますよ。
みつばちを働かせすぎ、の一言に尽きます。人類の勝手し放題です。
そんな中、今、まことしやかにささやかれているのが、アインシュタインが言ったとされる下記のような予言です。
If the bee disappears from the surface of the earth,
man would have no
more than four years to live.
No more bees, no more pollination, no more plants, no
more man.
いまや、ネットの中で増殖中です。
1994年に某誌に掲載されたのが最初という説がありますが、出所ははっきりしません。なかなか知恵ものがいたようで、自己中心的な人類に警告するには誰もが一目置く偉人の言葉を借りるのが一番手っ取り早いと思ったのかどうか、これが謎なんですが、「アインシュタインがみつばちがいなくなったとき、人類は終わる」と言ったことにしちゃった人がいたようです。うまい警告ですよねぇ。
ここをご覧ください。かなり詳しく書いてあります。が、英文です。
アインシュタインが亡くなったのが1955年。生前はもちろん、55年から94年に至るまで一度も取り上げられたことがない文言だし、文献にも見当たらないそうです。ヘブライ大学のアインシュタイン研究所は否定しているとか。
みつばちがいなくなった原因は日本ではもっぱら農薬だ!農薬だ!とされていますが、その農薬を使っているのは人間で、使わざるを得なくしているのも私たち。
因果応報。すべての事は必然なのです。と、まるでお釈迦様みたいなことを言ってしまいますが、みつばちたちを酷使しているのも、居ずらくしているのも、みーんな、我々なんですよ。環境ホルモンでも、ダイオキシンでもありません。だからめんどうなのです。
血眼になって原因、すなわち敵を探しても、そんなものはいないのです。
鏡の中の影におびえたら、自分の姿だった、ですね。
では、何ができるのか。それを冷静に考えたい、そんなことをTHCでは話し合っています。
アインシュタインのこの予言、彼の言葉にしなくても説得力があります。ただ、4年で我々が滅ぶかどうかは?ですが。すでに我々は生態系を壊しまくっていて、多くの種を絶滅させましたが、今のところ、ゴキブリのごとくしぶとく地球上の人口は増加していますもんね。
人類、強し!です。この冬の新型ウィルスとの闘いやいかに!