2008年06月13日

500万年続いたミツバチの生態をも壊す人間

昨夜のクローズアップ現代では、アメリカでみつばちが消えていく現状を取り上げていましたね。
ゲストは、当東京はちみつクラブの顧問である玉川大学の中村純教授でした。
先生のいつものソフトな語り口でみつばちへの愛情がほんわか伝わってきました。

それにしても、アメリカの生産現場でのミツバチたちは本当に酷使されているんですねぇ。広大な果樹園で一つの種類の花の蜜と花粉だけを食べ続けると、栄養が偏ってしまい、要するに成人病みたいになるようです。
そりゃあ、そうでしょ。いろいろ食べてバランスを取らなければならないのは人間もみつばちも同じなんだから。

おまけに旅から旅へ。巣の周辺を覚えたなと思ったら、移動らしいです。
そのうえ農薬の影響も受けて・・・もう、むちゃくちゃです。

それでもまだ生産性をあげるために、アフリカ原産のみつばちと掛け合わせて、よく働くみつばちをつくるとか、フェロモンを与えて、たくさん幼虫がいるから働かなくっちゃと思わせるとか、もう、聞いているだけでみつばちが気の毒でくらくらしてきました。

が、そのみつばちの働きの恩恵を私たちも受けているわけで、なんと言っていいのか。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

このブログでも何度も書いていますが、みつばちは人類に先立つこと300万年以上、500万年前には地球上にいました。
今、その500万年かけたみつばちの生態が壊れつつあるということです。
これは人類に大きな影響を及ぼさないわけはありません。

私たちはいったいどこに向っているのでしょう。

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群馬県片品村の山間で忙しそうに飛び回っていたみつばちです。
羽音を聞きながら、農作業をお手伝いしていました。
機械もできるだけ使わず、もちろん農薬も化学肥料も使わない自然農に挑戦している友人の畑です。

自然の速度に寄り添って、私たちが私たち自身の力を信じて生きていく努力をすることで、この羽音をずっと聞くことができるのかもしれませんね。

posted by みつばち at 11:00| Comment(1) | TrackBack(0) | みつばちを取り囲む現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする