今回はみつばち&はちみつネタではありませんが、みなさんにぜひ観ていただきたいドキュメンタリー映画をご案内します。
「いのちの食べかた」
原題は「OUR DAILY BREAD」 −私たちの日々の糧-です。
「食が工業化されて」と一言で片付けていた裏には、想像以上にいのちがとことんモノとして扱われている現実がありました。
「食」の不安は、「食を知ることでしか解決できない!
映画のコピー通り、私たちの日々の食卓を支えている大量生産の現場をただ、ただ、じっくりとカメラが見つめている、そんな映画です。
セリフは一言もありません。
食料生産のグローバルスタンダードとはどういうものなのか。
私たちが食べているものは、どのように生産されているのか。
その現実を切り取った映画からは、映像でしか伝わらない深い衝撃があります。
昨年、はちみつにもさまざまな課題が投げかけられました。
みつばちが消えてしまうという現象も世界各地で見られています。
はちみつも、それをつくってくれるみつばちも、この延長線上にあることに変わりはありません。
大量生産がいいとか、悪いとかといったものをすでにはるかに越えて、私たちの食卓が、すなわちいのちがそこに依って立っていることをまず知ること。
そこからしか何も始まらないのです。
この映画に関する私見はLJ21事務局ドタバタ日記にアップしています。