26日に玉川大学で開催された生き物文化誌学会に参加してきました。
今回の学会のテーマは「みつばちは家畜になったのか」でした。
法律の上では家畜だけれど、ど、どうなんだ?
家畜というのは、農業生産に役立つ、人の管理下に置かれた所有者がいる動物のことだそうです。
とすると、みつばちは家畜なのか…
発表者は、当クラブ顧問の中村教授でした。
みつばちは人類に先立つこと300万年以上、500万年前にすでにこの世界でブンブン飛んでいたそうです。以来、みつばちはほとんど姿を変えず、生態も変わっていないとか。
す、すごい。
脳の容積は人の1万分の1だけれど、体重は50万分の1だから…えっと…
とにかく意外に脳が大きいのです。
私としては、中村先生がおしゃっていた「家畜として飼われていることでみつばちはほとんど不利益を被っていないどころか、野生を維持しつつ、利益も得ている。おまけに人の保護者性まで刺激して、たくさん蜜を採れるように世話させている。よって、飼われているのは人かも」という説に楽しく納得したのでした。
学会などは普段ご縁がないのですが、みつばちが今回は主役のせいか、ほんわかした雰囲気の学会でした。
みつばちのことを「かわいい」と言い始めたら、「もう、あなたは抜け出せない…」(笑)
懇親会では、会場で会った顔見知りの方々とそんなことを言い合っていました。
私は、かわいいと思ってしまうんですよねー。
「まだ、刺されていないから」というご意見もあります(笑)