2007年06月28日

海外のはちみつから学ぶ 秋からのセミナーを企画中です

東京はちみつクラブでは、「もっとはちみつのことを知りたい、学びたい」というみなさまのご要望に応えるためにただ今、秋からの連続セミナーの準備中です。

今までは、国産のはちみつや養蜂についてのセミナーを開催してきましたが、
数千年かけて西洋みつばちの養蜂が確立された欧米での養蜂やはちみつの文化をテーマにしてみたいと考えています。

海外の事情やはちみつを知ることによって、日本のはちみつの現状や味を捉えなおすことができるのではないでしょうか。

スペインやフランス、イタリアのはちみつ事情
ロイヤルゼリーって本当にすごいの?
抗菌作用が抜群といわれるマヌカ・ハニーについて
日本人の100倍もはちみつを消費しているニュージーランドの食文化について

などなど、かなり楽しみな内容でしょ?


写真は、ニュージーランドのはちみつ関連企業を代表する企業コンビタジャパン社の方から、試してみてくださいといただいたロイヤルゼリーと月見草オイルのカプセル。女性の体のリズムを保つ力に優れているとか。

ニュージーランドでは、ロイヤルゼリーやマヌカハニーを検査機関で検査し、効力と質を表示するシステムがあります。品質をとても重要視しているんですね。日本にないのはとても残念なことです。

というようなことも、みなさんと学んでいきたいなと思います。

さて、ロイヤルゼリーと月見草の2大パワーで、2ヵ月後、みんさんにお会いするころまでに、私にどんな変化があるでしょう・・・

なお、セミナーへのご参加は、登録していただいている会員の方を優先させたいと考えています。
会員登録ご希望の方は、localj*cds.ne.jp(*を@に変えてください)まで、お名前、ご連絡先、どんなことを学んでみたいか、をお書きのうえ、メールでお申込みください。

posted by みつばち at 10:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 蜜会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

日本みつばちのはちみつ 完売しました!

昨日は、東京朝市・アースデーマーケットの風土倶楽部ブースにて、日本みつばちのはちみつを販売しました。
ほんの少量だったこともありますが、おかげさまで3時ごろには完売!

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試食してみた方はみなさん、その味に驚いていました。
今回のものは九州地方のみつばちによるものです。
だから、柑橘系の花から蜜が採られていることが多いようで、酸味がしっかりしていました。

また、いいものが入手できたら、みなさんにお分けしていきたいと思います。
今年は、里山保全活動に取り組んでいるLJ21のネットワークの仲間の巣箱もいよいよ収獲が見込めそうです。里山が保全され、草木が回復することで、みつばちたちの生きる環境を整備しよう!それは、私たちが生きる環境でもあるのだから。と始めたみつばちプロジェクトです。
山に里に、いのちの輝きを!!!

そんなはちみつがお目見えするのは来年の春、でしょうか。



posted by みつばち at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

東京朝市で日本みつばちのはちみつを販売します

6月24日(日)は、月1回恒例の東京朝市・アースデーマーケットです。今回の風土倶楽部(LJ21企画運営)のイチ押し商品は、日本みつばちのはちみつです。

ご存知のように西洋みつばちのように養蜂が確立されなかったため、日本みつばちのはちみつは市場にほとんど出てきません。

日本みつばちは、森の中でひっそりと木のうろや神社の屋根裏などに巣をつくります。それを見つけるか、山の中に木のうろを模した箱を置いて、入ってくれるのを待つしかありません。
巣の置き場所次第で入ってくれますが、その確立は2,3割程度です。
名人と言われる人しか採れないのが日本みつばちのはちみつというわけです。

そのうえ、西洋みつばちのように巣箱から巣枠を取り出して、1週間に一度程度はちみつを採るといったこともできないため、年に1度だけ巣を切り取って、はちみつを搾ります。
日本みつばちのはちみつは、その土地の草花の蜜を凝縮した、風土を味わえる百花蜜なのです。

その貴重なコクのある甘みをもつはちみつをぜひ、味わってみてください。
採蜜地は九州です。

そのほかにも、採れたてのりんごのはちみつ、三鷹ショップで大人気の福井県池田町の心のこもったハッシュド・ビーフ、熊本県水俣市桜野園の新茶と紅茶、そして、大好評のりんごも販売します。
特にりんごは、最後に残っていた王林、ジョナゴールドの40gパッケージを各20個ずつだけ販売します。
日本みつばちのはちみつも、ほんの少量しかご用意できません。
(650円/50g 1200円/100g)

ご希望の方は、予約も承りますので、下記のメールにご連絡ください。
お取り置きしておきます。

localj*cds.ne.jp
(*の部分を@にしてください)

風土倶楽部のブースは、渋谷公園通りからけやき並木に入ってすぐ、東京朝市事務局の隣です。
みなさん、お遊びにぜひ、お立ち寄りください。

posted by みつばち at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

暗闇カフェではちみつドリンク @Cafe Slow

先月、蜜会を開催した国分寺のカフェ・スローで夏至の夜にちなんだイベント「暗闇カフェ 星空を取り戻す夜」が今週末の23日(土)18:30〜開催されます。

前・国立天文台館長の海部宣男さんによる星にまつわるのトークや、アンプラグな音楽で暗闇を演出する音楽火などもあります。

そして!昼間は蜜蝋キャンドルワークも予定。
そして、そして!期間中にはちみつドリンクなどもメニューに加わります。

100万人のキャンドルナイト、あなたは誰と過ごしますか?

詳細はこちらへ。

posted by みつばち at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

土地の風景から味覚へ

一つ前の記事で紹介したイタリアの本の中に、イタリア有機養蜂家・農業連合会の品質責任者である生物学者のコメット女史へのインタビューが掲載されています。とても興味深い内容です。

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品質の良いはちみつを見分けるために、30度以上に温められていないか、燻煙器の煙の匂いが残っていないか、そして、花粉の量を調べて、特定されている花のはちみつかどうかなどを調べるそうです。

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次のページには、はちみつのソムリエのインタビューも掲載されています。
イタリアでは、イタリア農林政策省認定のはちみつの感覚分析のエキスパートが300名近くいるとあります。
グラスに入れて、純粋性、均等性、結晶、匂いで発酵、異物の混入、蜜源、味覚で蜜源、酸味、苦味、最後に触覚で粘性などをチェックしていくそうです。

さすが養蜂の歴史の長いヨーロッパです。
日本は、明治になって西洋みつばちの養蜂が始まったばかり。
はちみつ文化は、今、花開きつつあるということでしょう。

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何よりも、この本の中で見つけてうれしかったページが「土地の風景から味覚へ」という部分です。

「はちみつは、養蜂家が巣箱を運んだその土地の風景の数だけ、味の種類がある」
それはおいしいワインの栓を抜くときと同じ、とも。

ローカル・ジャンクション21=東京はちみつクラブでは、まさにそのことをみなさんに知って体感してもらうために「ワインのようにはちみつを楽しもう」というプログラムを開発してきました。

はちみつの中にさまざまな風景の花の種類、蜜、香りを感じるなんて、本当に素敵ですね。

これは、やはり本の中にあった珍しい写真です。
ローマ時代の壁画にあったお菓子でしょうか。

当時は、クミン、オレガノ、マスタードとともに使われたり、卵をベースにした料理の味付けに酢やクルミとともに使われたりしたとあります。

古代ローマの人々は、どんな味を楽しんだのでしょうね。

これは、そのころの巣箱?

みつばちとはちみつへの愛があふれた本です。

2007年06月11日

イタリアのみつばちたち

以前から、この本をご紹介しようと思いつつ・・・

友人がイタリア訪問のお土産に買ってきてくれました。

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とっても素敵な写真と文章の本なんだけれど、なぜか日本語です。
ありがたいけれど、イタリアでしか手に入らないのに、ちゃんと日本語なんです。

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巣箱もイタリアン!

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posted by みつばち at 23:48| Comment(5) | TrackBack(0) | みつばち関連の本&グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

愛されちゃってるみつばちたち

銀ぱち物語を観て来ました。

会場ホールでのNPO法人銀座みつばちプロジェクト代表の高安和夫さん。
この通り、フジワラ化=みつばち大好き化しています。

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紙パルプ会館の田中淳夫さんも。

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みなさん、すっかりみつばち&はちみつにはまってしまったんですね。

2年前の年末、当事務局の浦嶋がお二人にみつばちプロジェクトについてお話しした途端、火がついて、ついにオペラまで上演してしまわれました。
当時、当クラブでは国際フォーラムや大手町での養蜂を検討していたのですが、結局、叶わず、銀座が先行したカタチになりました。

あのころから、田中さんは「オペラがしたい」とおっしゃっていたので、有言実行です。

オペラの内容は、みつばちの生態などをわかりやすく歌にしたものでした。
随所にみつばちは安全な昆虫であることが歌われていて、
東京はちみつクラブハニークィーンとしては、
こんなにみつばちたちが愛されているのはうれしい限りです。

オス蜂の結婚のときの生態を歌った「ただお一人のあのお方」の歌詞

かぐわしいその景色
あのお方が姿を現す
夢に見たあのお方

にはちょっと照れちゃいましたけれどね(笑)

愛されているというよりも、惚れられちゃった、そんな感じでしょうか。
なにはともあれ、みつばちにとっては、みなさんに理解していただく、とてもよい機会になったと思います。

posted by みつばち at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 各地のみつばちと人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

パイとくるみとはちみつ

今日は、代々木八幡にあるルヴァンを訪れました。
姉妹店のカフェ、ルシャレで友人が炭アクセサリーの個展をしているからです。

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お店でこんなおいしそうなものを発見!
くるみはちみつパイです。

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定番で、いつもあるそうです。

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イングリッシュローフ
ルヴァンのパンの中では一番ソフトなタイプだそうです。

はちみつとなたね油を使っています。
はちみつは国産の百花蜜だとのことです。

幸せな気分になるパン屋さんですね。

posted by みつばち at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | お店情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

オペラthe銀座 銀ぱち物語

直前のお知らせになってしまいましたが、話題の銀座みつばちプロジェクト主催のオペラが、6月4,5,6日に銀座王子ホールで開催されます。

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銀座のみつばちをテーマにした、銀座生まれの新作オペラです。

詳細はこちらをご覧ください。

人と自然を結ぶ回路として、みつばちが多くの人に愛されるきっかけづくりができたことを東京はちみつクラブはうれしく思います。

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銀座のはちみつを賞味しました。
ちょっと栃とか、もちの木とかがかなり混じっていそうで、薄荷系の味がしました。

posted by みつばち at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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