2007年05月31日

岩手県葛巻町でハニーウォーク!

先週の日曜日から始まった暮らしの学校東京分校ですが、早速、本校からのお誘いです。

岩手県葛巻町にあるNPO法人 岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)による、第2回「日本ミツバチがいざなう豊かな森」が開催されます。
講師は、当クラブ顧問でおなじみの藤原誠太さんです。

参加をご希望の会員の方は、東京はちみつクラブ事務局までメールでお知らせください。
メール:localj*cds.ne.jp
(*の部分を@に替えてください)


第2回「日本ミツバチがいざなう豊かな森」

生産性が低いということで見向きもされなくなった日本ミツバチです が、病気や天敵にも強く日本の風土に合っていることが分かってきました。日本ミツバチを飼育することで、生息する自然環境を守っていく、 つまり私たちの暮らしも豊かになるということ。実際に巣箱を設置し て、日本ミツバチの飼い方を学びながら山里の自然環境を見直してみましょう。

●日程
6月23(土)〜24(日)一泊二日
(初日13:00開始・2日目14:30解散)
日本ミツバチの生態や飼育法についてのレクチャーを受けた後、日本ミ ツバチに適した場所をさがして巣箱を設置してみます。
もちろん、ききハチミツ大会、ハチミツ料理づくりなどの美味しい企画 も満載です。

【講師】藤原誠太さん

●対象
大人(親子参加も可)、定員20名

●参加費
15,000円

●場所
森と風のがっこう(岩手県葛巻町)
送迎有り。※最寄の駅:JR東北新幹線いわて沼宮内駅

●講師プロフィール
▼藤原誠太(ふじわら せいた)
日本在来種みつばちの会会長。日本ミツバチの保護・研究・増殖のみならず、日本ミツバチを通した自然環境の保全・啓蒙活動を行う。独自に日本ミツバチの飼育法を開発するなど、養蜂関係の特許も多数保有する。90年にはこれまで目撃されたことのなかった日本ミツバチの交尾場所を発見・検証して国際論文で発表。大きな反響を呼んだ。編著に『新特産シリーズ 日本ミツバチ 在来種養蜂の実際』。
93年に農林水産大臣賞受賞。東京農業大学客員教授。

◆お申し込み・問い合せ先
NPO法人 岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)
〒028-5403岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17
TEL&FAX 0195-66-0646

◆活動場所「森と風のがっこう」
標高700m、11世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。「もったいない、ありがたい」を合言葉に、自然エネルギーを取り入れた・循環型の生活スタイルを、身の丈にあったサイズで、体験を通して楽しみながらまなぶ活動、施設づくりを進めています。
コンポストトイレ、空缶風呂、バイオガス装置、排水浄化をはじめ、環境共生建築のカフェもオープン。また、子どもの居場所づくりにも取り組んでいます。北欧のライフスタイルと地場のくらしにまなびながら、過去と未来をつなぐ新たな道を模索しています。
平成17年版「環境白書」、「こども環境白書」にも掲載されました。

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森と風のがっこう カフェ

posted by みつばち at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

バラ園でハニーウォーク

日曜日は、お天気もよく、絶好のハニーウォークになりました。

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まずは、ハチミツが取れる代表的な街路樹である桜、マロニエ、ユリノキの今年、採れたばかりのはちみつでお勉強しました。
今回は、たくさんの子どもたちが参加してくれました。

「みんな、味が違うね!」
「おいしい!」

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さて、いよいよハニーウォーク開始です。
早速、会場裏手にあるクローバーの花畑を藤原みつばち先生が発見しました。

ブーンと飛んでいくと、参加者の子どもたちが追っかけます。
クローバーは、みつばちが大好きな花です。

でも、残念ながら、もう、花が終わりかけていて、みつばちはわずかしか確認できず。

ケヤキ並木を通って、公園へ。
ケヤキの上空は、みつばちたちの結婚場所。
ケヤキの花は虫を呼ぶ花ではないので、ほかの虫の邪魔が入らないためではないかということです。

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満開のバラ園で西洋みつばちも、日本みつばちも発見!
ちゃんといるんですね。

大騒ぎの人間たちを尻目に、みつばちたちは花にもぐりこんでとても忙しそう。

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子どもたちは夢中になってみつばち探しです。

大人たちも、もちろん。

「みつばちって、コワイ虫じゃないのね」
「かわいい」
「こっちにもいる!」
「あ、いた!」

この花はどうかな?
ここにはいるかな?
と、みつばちを探していると、いつのまにか花から花へとみつばち気分に・・・

みつばちの目で花を眺めてみると、
自然をとても身近に感じます。

ソトコトの取材陣もご一緒でした。
この様子は近々、紙面に掲載される予定です。

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こんなふうに花粉がはっきりわかるような花が、みつばちは大好きらしいですよ。

公園内では、あちこちで大音量で音楽の演奏が行われていました。
みつばちは、大きな音がちょっぴり苦手。
お天気がいい今日は、静かな公園で、たくさん飛び回っているかもしれませんね。

2007年05月24日

日曜日はハニーウォーク! in 代々木公園

27日日曜日に渋谷の代々木公園並木通りで開催される東京朝市・アースデーマーケット内で「暮らしの学校東京分校」が開校します。

毎回、旬の野菜とその食べ方をご紹介したり、毎日に欠かせない食材や調味料の知識をわかりやすくお話しするとともに、みなさんと一緒によい食卓づくりをしていきたいと考えています。

第1回目は、有機無農薬のおいしい野菜の紹介、300種類以上あるといわれる地大豆のお話、そして、ハニーウォーク in 代々木公園です。
さて、どんな蜜源植物があるのでしょうか。

詳細はこちらをご覧ください。

会場はけやき並木通りにあるSIBUYA@FUTUREです。
朝市の行われているすぐ裏手になります。

暮らしの学校は、LJ21が主催です。
お申込みは、LJ21事務局までメールでどうぞ。
当日のお申込みは、LJ21が運営している風土倶楽部のテントにいらっしゃってください。

野菜と大豆のお話も必見、必聴です。
お待ちしております。

posted by みつばち at 17:13| Comment(5) | TrackBack(0) | 蜜会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

満開の藤とウツギの花 in 新潟県十日町

先週末は、新潟県十日町まつだいへ。
棚田の美しい日本の原風景が広がる地域です。

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あいにくの雨で肌寒かったですが、藤の花が満開でした。
藤娘などに表現されるように、藤は艶やかで美しいのだけれど、木に蔓でからみつき、ときには殺してしまうこともあるとか。

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荒れた山ほど多いとも聞きます。
山の藤娘はちょいワルのようです。

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ウツギの花も満開!
補助蜜源として、子育てに役立つ花だとか。

どんな味なんでしょう。

2007年05月14日

みつばちの目で行くお鷹の道

みかんの花が花盛りでした。

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ハナダイコンです。
これは4月中旬に下見に行ったときのもの。
今回は、まだ、ちらほら咲いていました。

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こんな花も咲いていました。

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蜜が採れるのかしら?

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柿の果樹園。花はもう少し後です。

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これはシャリンバイ。染料に使われますね。
残念ながら、これはたぶん蜜は採れないはず。

畑にはネギの花が咲いていました。
花が少ないと、ネギの花にも、みつばちたちはご訪問。
そうすると、とっても臭いはちみつが採れてしまうそうです。

今回、見つけた蜜源植物は、びわ、キーウィー(花粉)、さくら、アオイ、コガネモチ、エゴノキ、キリ、ネギ、カキ、ダイコン、ハス(花粉)、ウツギ、ブドウ、など。
お鷹の道は、さて、どんなお味の蜜が採れるのでしょうか。

今回の蜜会のレポートは、LJ21が運営している「今週の私」に先週、参加してくださったカフェ・スロー店長の間宮さんが書いてくださっています。
ぜひ、こちらもご覧ください。

では、次回のハニーウォークは、5月27日(日)14:30〜15:30で代々木公園(明治神宮になるかも)です。お申込みは、こちらのメールアドレスへ。
localj*cds.ne.jp
(*の部分を@に変えてくださいね)

参加費は、1000円(ワンドリンク付き)です。
歩く前に、少しだけ、みつばちについてのお話をします。
雨天の場合は、はちみつのテースティングとなります。

顧問の藤原さんは、これが終わったら、盛岡にみつばちたちを連れて帰ります。

2007年05月13日

信号機がお好き、な理由

昨日の第1回蜜会2007でみつばちたちがなぜ、信号機に集まるのかが判明!
顧問の日本在来種みつばちの会の藤原さんによると、日本みつばちは、逆L字型のものに分封のときに集まる習性があるそうです。

すなわち、木の枝先ってこと!
決して青信号が好きなわけじゃなかったのです。

すべてが、というわけではありませんが、たまたま、「お!いい枝ぶりの木がある!」と思ってしまったのが信号機だったというわけです。

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そういえば、三重県には、わざわざ分封のときのためのこんなものまであります。

西洋みつばちは、葉先に集まる傾向があるそうです。

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さて、蜜会は甘くて楽しい半日をみなさんと過ごしてきました。

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なんと、ネパールの幻のはちみつをお持ちくださったメンバーの方がいらして、一堂、その味にびっくり。
はちみつ?という感じのものでした。

再訪されるそうなので、ヌーボーパーティにお持ちいただけるかも、とのことです。

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お鷹の道ハニーウォークも、さわやかな5月の風の中、最高のお天気で気持ちがよかったです。
東京にはまだまだこんなところが残っているんですねー。
みんなで驚きながら、和みながら、ハニーウォークをしました。

藤原顧問は、咲いている花に吸い寄せられるみつばちのごとく、ぶんぶん飛び回っていました。

2007年05月11日

みつばちにやさしい横浜市

みつばちにとっては、活動が活発になって、どんどん個体が増え、古い女王蜂が約半分を連れて巣別れ(分封)する時期です。
今日も、横浜市の山下公園のそばの木にみつばちの群れが止まっている風景が報道されていました。

いつもなら、危険!→駆除!となるのに、
横浜市の対応はとても冷静で、
「一休みして、いずれ飛び立つから」と静観。

「みつばちはおとなしいはちだから」というコメントも。
ううっ・・・うれしい。そうなんですよ。とっても平和な連中なんですよ。

道行く人も、怖いとか、気持ち悪いとか言う人もいたけれど、
冷静に見守っていたようで、
みつばちも、人も事なきを得ました。

朝、発見されて、昼にはもういなくなっていたようです。

巣が見つかっても、すぐ駆除されがちなみつばち。
今日は、報道を見ていて、とても気分がよかったです。

先日の京都では、信号が見えない!ということで掃除機で吸われてしまったけど。

posted by みつばち at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

みつばちの職場放棄?!

アメリカでみつばちたちの職場放棄が話題になっているとか。
バイオ燃料用のトウモロコシなどに作付けを切り替える農場が相次いでいて、オレンジの作付けが激減し、価格が高騰しているという報道が先日、されていました。

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次は、みつばちの職場放棄で、結実する果実が激減か?!です。
そうなると、また、値上がりします。
たとえば、オレンジも、キーウィーも、ベリー類も・・・。
この記事によれば、アーモンドの受粉は100%みつばちに頼っているそうです。

原因は不明だけれど、
農薬や受粉の移動によるストレスが主な原因かも…との見方もあるとか。

別の記事では、ヨーロッパでも、同じような状況が起きていると報道されています。
携帯電話の電磁波で方向感覚を狂わせられているという可能性もあるとか。

みつばちも、大変なんだなあ。
信号機に取り付いて、掃除機で吸われちゃったりするし。

少し前にはカエルが病気で全滅しつつあるという報道もあったし、
そこら辺に普通にいる小さな生き物たちが、生きられない世界って、
いよいよ危ないと思いませんか?

posted by みつばち at 13:45| Comment(3) | TrackBack(0) | みつばちを取り囲む現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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