ニッポン食育フェアの「大人のための食育ワークショップ」のトップバッターとして14日午前10時半から「育てて食べたい日本みつばちのはちみつ」を実施しました。
レンガ色の部分がLJ21の風土倶楽部のブース、左側がワークショップの会場です。

講師はおなじみの日本在来種みつばちの会会長である藤原誠太さん。15日に玉川大学で開催されるミツバチ科学研究会にちょうど参加されるとのことで、一足早く来てもらって日本みつばちへの熱い思いを語ってもらいました。

今回の「ワインのようにはちみつを楽しもう!その2」は、もちろん日本みつばちのはちみつ。まずはアカシアで基本の味を知ってもらい、三重県大内山、宮崎県高千穂町、福島県川内村、長野県乗鞍高原、そして岩手県盛岡市の「にごり蜜」と徐々に個性的な味を味わってもらえるようにしてみました。
どれが一番お気に入りになりましたか?と質問してみたら・・・
なんと日本みつばちのはちみつとしてはかなり個性的な乗鞍高原のものが一番人気でした。
左は分けとく山の野崎洋光さんにお願いして作ってもらっただて巻きです。青海苔がたっぷり入っています。砂糖ではなく、川内村のはちみつを使ってもらいました。
レシピはまた後ほど。

みなさん、とっても熱心に耳を傾けてくださいました。
みつばちプロジェクトについてもご紹介したところ、終わってから、小学校の屋上で飼えないかというご相談もありました。
実は前日には銀座の屋上で置けないかというご相談もあり、どんどんみつばちプロジェクトは広がりを見せつつあります。これも後日、ご報告したいと思います。

日本みつばちのはちみつは、風土倶楽部ブースでも大好評で、用意した100個あまりの瓶ととんがり容器は2日間で完売してしまいました。
販売を担当してくれたのは、藤原誠太さんのほか、高校生養蜂家の福原保くん、みつばちプロジェクトでは赤目の里山との結び役となった中村良三さんです。
3人のみつばち&自然科学大好きオトコたちの思いがブースを訪問してくださった方々にしっかり伝わったようです。
一人でも多くの方に、日本の地域の味わい深いはちみつを、そして日本の自然の豊かさを知っていただけて、東京はちみつクラブとしてはうれしい限りです。
