2005年11月22日

横領、着服などとは無縁だ、えらいゾ働き蜂さん

久しぶりに、今日はミツバチの神秘について。ミツバチを知るにつれ、彼女らの体の不思議には驚かされっぱなしです。今回は、働き蜂の採蜜に関する神秘に触れてみましょう。

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働き蜂は、巣を出て花から蜜を集めるときは、大体30〜50、多いときは60ミリグラムの花蜜を「蜜胃」という花蜜専用の胃に貯えて巣に運んでいきます。これは体重の半分からほぼ同じ重さに相当するというから力持ち。ちなみに、これにさらに人間で言えばスイカ1個分の重さの花粉団子を両足にくっつけて飛びます。そしてミツバチは2、3km圏内で採蜜をするので、ミツバチを人間の大きさに例えれば、一回の採蜜で飛ぶ距離は東京〜大阪までの往復。すごぉーい!

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しかしそれよりも感激したの、蜜を貯める「蜜胃」。なんとミツバチは花蜜をどんなに集めても自分では食べられないのです。なぜならば、この蜜胃と消化器官である中腸の間に弁があって採蜜中はずっと閉じているから。蜜胃にためたまま巣に戻り、今度は若い内勤の蜂の蜜胃へ口移しで吐き出します。吐き出したとたん、「さぁ、また蜜を集めなきゃ」という気持ちになるんだそうな。(蜂に聞いたことないから分からないけど)群全体を維持するために、外勤役はどんなにたくさん花蜜を集めても、自分で着服することもなく、せっせと蜜を集め続けるのです。
ちょっと前に騒がせた某組合の年金不正流用など、横領や着服が耐えない人間社会の群とは大違いですな。人間もミツバチに見習わなきゃねー。

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しかし、実際のことろ、働き蜂は花蜜そのものを自分で着服するよりも、巣の仲間が花蜜から化学変化と物理変化によって濃縮させたハチミツを食べるほうが効率的。巣から飛び発つ前に、仲間から口移しでもらいます。さながら、出勤前に奥さんがダンナさんにキスをしているのと似ている?!(しかし、キスははちみつのようなパワーはもたらさないだろう・・・)

今日もまたハチミツの不思議に感心いたしました。皆さんもご存知のことがありましたら、BLOGにコメントでお寄せください!

posted by みつばち at 11:04| Comment(2) | TrackBack(0) | みつばちたちの秘密 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする