2005年11月30日

ハッチの養蜂現場を直撃レポート in 足立区 その1

東京はちみつクラブの熱心な会員、Tさんが、足立区の自宅で養蜂を行うスーパー高校生の通称ハッチのお宅に訪問、その養蜂の様子を取材してきてくれました。皆様にもご紹介いたしましょう!!

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 穏やかに晴れた秋の日、東京の郊外にある、高校生養蜂家のハッチのお宅に伺いました。ハッチの住む地域は、現在は団地や戸建住宅の立ち並ぶ住宅地ですが、その昔は田んぼが広がり、春には、その田にレンゲの花が咲いたそうです。近くには、公園や小中学校もあり、蜜源となる樹木、ソメイヨシノやユリノキがあります。

(写真:ハッチ宅の近所の公園)
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ハッチのおうちはそんな住宅地の一戸建ての住宅で、家業が工務店をされていることから、母屋のほか作業場があり、その作業場の屋上で養蜂をされています。大工をされている、お父さんならではの、いろんな工夫があるんですよ。

屋上まで重い巣箱や道具を運ぶのに、どんなふうにすると思われますか?実は、屋上へ器材を運搬するために、鉄パイプと電動ウィンチで組んだ簡易昇降機があるんです。これで重い巣箱も簡単に運ぶことができます。さすが!

(写真:養蜂場全景)

さて、今回は作業場を移設に伴って、屋上の蜂箱も移動することに。その準備作業と内検を、今回、見させていただくことになりました。ジーパンとシャツの高校生らしい格好から、白いつなぎに着替え、あっという間に養蜂家に変身のハッチ君。手には薫煙器を携え、あとは面布をつけるだけ。

(写真:養蜂家ハッチ)
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ひやひやしながらはしごを登って、折半屋根の屋上に上がると、単層の蜂箱が2つと、3層の蜂箱が2つあります。それぞれ、西洋ミツバチさんがお住まいで、今日も蜜や花粉を集めに忙しく飛び交っています。建築屋さんらしく、仮囲いに使う、緑のメッシュシートと鉄パイプで風除けを作って、蜂を守っているのが分かりますか?これは仮の住まいなので一時的な利用だそうです。

(写真:風除けに囲まれた蜂箱)
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蜂さんのために水場が巣箱の前にあります。プラスチックの箱に墨を入れています。ここの水を飲んでいるのですか?と聞くと、なんと近くの中学校のプールの水も飲むそうです。弟くんがその中学校に通っているのですが、蜂さんが水を飲みにくるのを、体育のプールの授業で見かけたそうです。塩素分の強い水を飲んで、おなか壊さないのかなあと心配になりましたが、びっくりです。

続きはまた明日!

(写真:水場)

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posted by みつばち at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 各地のみつばちと人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月29日

女だけの冬越し

おっと!向こうに見えるあれはなんだ?

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巣箱じゃないですか。
こうなると団地みたいですねー。

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ここは群馬県片品村の山間の集落の中。
日が翳りはじめると、急激に温度が下がってきて、さむーっ!
標高800m近いから、かなり冷え込んできています。
例年通りなら、そろそろ雪が降り始めるころ。
さすがにみつばちさんたちは、すでに冬支度のようです。
1匹も飛んでいる姿をみかけません。

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スズメバチトラップには、見事にスズメバチの死骸がたまっていました。

さて、事を成就したオス蜂は昇天し、そうでないオスたちは巣箱から一掃されたはずなので、冬を迎える巣箱の中は完璧な女所帯ということになります。

女同士で温めあって、冬を越すというわけですね。
なんか結束、強そう。

雪が積もっても、このままなのかなあ。気になる・・・。

posted by みつばち at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

秋のハチミツをロマンティックなYebisu Garden Placeで。

11月25日から12月25日まで恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスイベント「L'ultimo Bacio」が開かれています。メインは、12月21日から25日まで開催されるライブコンサートですが、期間中、素敵なアートインスタレーションなどが楽しめます。

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そして、ガーデンプレース内グラススクェアB1のウォーター&ワイン「R gath」では、期間限定で装いを変えてL'utimo Bacio Barとして特別営業を行い、オーガニック・フードと、ドリンクのオリジナルメニューが提供されます。そのなかの一品に、チーズと楽しむ栗と柿のハチミツを、東京はちみつクラブが提供しております。
(写真はメニューです。ちゃんと東京はちみつクラブについて言及されています。感激!拡大してみてくださいねー。)

お近くにお寄りの際は、ロマンチックな空間で、おいしいワインとチーズとハチミツのハーモニーをぜひ楽しんでください!

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posted by みつばち at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

蜜会“はちみつヌーボーパーティ2005”開催

自然と人を結ぶ豊穣のシンボルみつばちを愛する東京はちみつクラブでは、12月13日(火)に蜜会を開催します。

 

蜜会とは、各地で採取されたハチミツ、会員の方々が旅先で見つけたハチミツ、家で採れたハチミツなどを持ち寄って、みんなで味わいながら、採れた土地や旅先の話、ミツバチが教えてくれる自然の話など、おいしいお料理とワインとともに食と語らいを楽しむ大人ためのひとときです。

 

はちみつヌーボーパーティは、1年を振り返って、その年に咲き誇った花とみつばちに感謝しながら楽しむ、年に一度の蜜会スペシャル版パーティです。特に今回、登場する日本在来種の日本みつばちのはちみつの多くは、春から巣に蓄えられてきたもので、みつばちが冬越しを迎える晩秋や初冬に初めて採取されます。地域の味をぎゅっと凝縮したはちみつが各地から届く予定です。

 二十四節気では大雪にあたるこの時期、みつばちの天敵であるクマは冬眠に入ります。今頃、はちみつを舐めている夢でも見るのでしょうか。みつばちに分けてもらった黄金色の自然の恵みとともに、みんなで、じっくり、のんびり、ほんわか冬の夜を楽しみましょう。

主な内容:
 みつばちプロジェクトからの報告:「みんなで巣箱」プログラムの提案
 藤原誠太さんによる、今年の蜜源植物の開花状況や来年の予想
 アメリカで一番美味しいとされるミードワインの試飲(予定)
 <テイスティング>
 メンバー持参のハチミツ、各地の日本みつばちの採れたてはちみつ、
 利き蜜クイズ、など

日 時:2005年12月13日(火曜日) 
開 場:18:45〜
会 場:marunouchi café 倶楽部21号館
 東京都千代田区丸の内3−3−1 新東京ビル1F
電話:03−5288−6125
定 員:40名(立食) これは!と思うハチミツを手に入れた方はご持参ください。
参加費:6,500円(お料理、飲み放題 焼酎&紅芋酢のスペシャルドリンク付き!) 
主 催:東京はちみつクラブ
後 援:日本在来種みつばちの会

お問い合わせ、お申し込みはNPOローカル・ジャンクション21事務局までメールもしくはファックスでご連絡ください。
ご参加いただくためには、下記の要領で登録が必要です。

「東京はちみつクラブ」
メンバー登録は随時受け付けています。
みつばち&はちみつワールドに心を寄せ、自然と人を愛する方ならどなたでもご参加可能です。
事務局までメールにて、お名前、ご住所に一言コメントを添えてお申し込みください。
メールアドレスは、ローカル・ジャンクション21のホームページの東京はちみつクラブのコーナーをご覧ください。

posted by みつばち at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 蜜会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月22日

横領、着服などとは無縁だ、えらいゾ働き蜂さん

久しぶりに、今日はミツバチの神秘について。ミツバチを知るにつれ、彼女らの体の不思議には驚かされっぱなしです。今回は、働き蜂の採蜜に関する神秘に触れてみましょう。

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働き蜂は、巣を出て花から蜜を集めるときは、大体30〜50、多いときは60ミリグラムの花蜜を「蜜胃」という花蜜専用の胃に貯えて巣に運んでいきます。これは体重の半分からほぼ同じ重さに相当するというから力持ち。ちなみに、これにさらに人間で言えばスイカ1個分の重さの花粉団子を両足にくっつけて飛びます。そしてミツバチは2、3km圏内で採蜜をするので、ミツバチを人間の大きさに例えれば、一回の採蜜で飛ぶ距離は東京〜大阪までの往復。すごぉーい!

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しかしそれよりも感激したの、蜜を貯める「蜜胃」。なんとミツバチは花蜜をどんなに集めても自分では食べられないのです。なぜならば、この蜜胃と消化器官である中腸の間に弁があって採蜜中はずっと閉じているから。蜜胃にためたまま巣に戻り、今度は若い内勤の蜂の蜜胃へ口移しで吐き出します。吐き出したとたん、「さぁ、また蜜を集めなきゃ」という気持ちになるんだそうな。(蜂に聞いたことないから分からないけど)群全体を維持するために、外勤役はどんなにたくさん花蜜を集めても、自分で着服することもなく、せっせと蜜を集め続けるのです。
ちょっと前に騒がせた某組合の年金不正流用など、横領や着服が耐えない人間社会の群とは大違いですな。人間もミツバチに見習わなきゃねー。

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しかし、実際のことろ、働き蜂は花蜜そのものを自分で着服するよりも、巣の仲間が花蜜から化学変化と物理変化によって濃縮させたハチミツを食べるほうが効率的。巣から飛び発つ前に、仲間から口移しでもらいます。さながら、出勤前に奥さんがダンナさんにキスをしているのと似ている?!(しかし、キスははちみつのようなパワーはもたらさないだろう・・・)

今日もまたハチミツの不思議に感心いたしました。皆さんもご存知のことがありましたら、BLOGにコメントでお寄せください!

posted by みつばち at 11:04| Comment(2) | TrackBack(0) | みつばちたちの秘密 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

こぶしさん、好きでよかった

9月29日の記事で「そりゃあないだろう、こぶしさん」というのを書きました。
こぶしのピンクの綿毛に包まれた赤いグロテスクな実を見たとたん、楚々とした里山の妖精のようなこぶしの花のイメージがガラガラと音を立ててくずれ・・・そりゃあもうショックだったのです。

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が、happyislandさんが慰めてくださり、こぶしの実はまたどんどんかわいくなるし、赤い実の中には黒いハート型の種があると教えてくれました。

そうなんです!
これです。

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先週、赤目の里山で出会ったこぶしは、葉を落としつつあり、種はすでにピンクの綿毛どころか赤い実を包んでいた黒い皮がめくれ、実は飛散していました。

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地面に落ちた赤い実がすごく目立ちます。

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黒い皮の部分にくっついている赤い実をひっぱったら、白い糸で皮と結ばれていて、ほら、こんなふうにぶら下がるんです!

か、かわいい・・・
そして、この中には黒いハート型の実が入っている。

ごめんなさい。タコ型火星人と一緒にしたりして。

好きでよかった。

posted by みつばち at 01:09| Comment(0) | TrackBack(1) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

熊本県菊池市で蜜源ウォーク−その1

報告が少し遅れましたが、先週の12日に菊池市水源地区で蜜源ウォークを行ってきました。主催は、水源地区で農村交流を行うNPO法人きらり水源村。ここは、地元の廃校を水源交流館として開放し、地元の子供たちや、地域外の来訪者が自然の体験などができ、また滞在できるようになっています。

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さて、この水源地区では、花一杯運動や、森づくりなどが地区の皆さんや林業研究会などと行われていて、せっかくだったらミツバチが生き、おいしいハチミツが取れる森や里にしようということで、今回蜜源ウォークと養蜂のイロハを学ぶ講座を開催しました。

講師は、高千穂町在住の佐藤林さん。九州一円に600モノ巣箱を置く日本ミツバチの名人です!(2枚目の写真右から2番目)佐藤さんの仕事は、農文協の現代農業増刊号最新号に、また季刊誌「住む。」2005年夏号には代表朝田が書いています。
私、浦嶋も微力ながらさまざまな花の蜜をもってお手伝いに行きました。

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参加者は、NPOの事務局長の小林さん、地元の農家や青年、それに中長期ワークキャンプで菊池に滞在しているボランティア(地元の森づくりの手伝いもしているので、蜜源になる木を植えたいそうです)。こじんまりとした参加者ですが、きっちり林さんに学ぶ意気込み十分です。

ハチには西洋ミツバチと日本ミツバチの2種類があり、西洋ミツバチは種蜂を買いますが、日本ミツバチは自然に生息する日本ミツバチにおうちを提供し、その代わりに1年に1回秋にハチミツをいただくというもの。今日の散策は、日本ミツバチが果たして生息しているかということと、その日本ミツバチがたくさん蜜を取るだけの蜜源があるか、少ないのならば、どんな木を植えるといいかなどを考えるための散策です。

写真の奥は、栗畑です。
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まずは、蜜源植物を探しながら、周囲の散策をさっそくスタート。水源地区の山は針葉樹が多く、近くの里山にはクヌギが多く植林されています。クヌギはカブトムシが大好きな木ですが、スズメバチもこの樹液が大好物とのこと。「クマバチ(林さんは、スズメバチをクマバチと呼びます)は、よう集まります」そんなぁー。クマバチは嫌だよー、が、クヌギが本当に多い。


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この季節に紅葉で目を楽しませてくれるのは、ハゼ。ハゼがたくさん生えています。「ハゼも、よう集まりますよ」そう、熊本はハゼの蜜がけっこう採れるようで、以前もこのBLOGで紹介しましたねー。あとは、栗の木も多い。これはいい蜜源になる!しかし、栗農家は農薬を使っていたら、まず無理だろうとのこと。一緒に歩いていた青年の家が栗畑を持っているらしく、うちのところにおいてもらってもいいかも、と提案してくれていたそうです。無農薬栽培でハチミツもぜひ採ってください!

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蜜源となる木の種類はあまり多くないようですが、葛や萩がはびこっているようなので、これらも蜜源になるかもしれません。
これはセンダン。良い蜜源だそうです。葉も花ももはや散り、蔓がまきついて現物が確認しにくい状況ですが、さすがに達人。一目で確認です。
高級家具に使われるマホガニーと同じ仲間の落葉高木で、植物図鑑にはたくさんの花が咲き乱れていて蜜もたくさん採れそう!

posted by みつばち at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

熊本県菊池市で蜜源ウォーク−その2

巣箱を置くべき場所は、岩壁のたもとというのが林さんのセオリー。必ずしも岩でなくてもいいので、こういう土の崖の下でもいいそうです。歩きながら、あそこがいい、ここがいいと指し示してくれ、地元のボルテージは高まります。

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(このあたりが林さんお勧めの崖)

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しかし、肝心のミツバチがい・な・い。今日はいい天気だから、もしいれば飛んでいてもいいのだが、と林さん。今の季節に花を咲かせているのは、外来種のセイダカアワダチソウ。これも結構集まるそうです。

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この花に集まっていなければ、ミツバチはいないかも、とみんなで目を凝らして探したところ、発見!いました、いました。(写真は縞模様のお尻と羽しか写っていませんが)数匹は目で確認することができました。林さんも、「地蜂(日本みつばちのこと)だ」と断言してくださったので、間違いなし!
またちょっと違う場所に生えていた黄色い花にもいました。(何の花か分からずじまいでした)。
この季節になると、やはり日陰ではなく日向の花から蜜を集めるそうです。ミツバチだって寒いもんねー。


お茶の花にもたくさん蜂がつく、というので、近くのお茶畑にも足を伸ばしてみました。花はすでに散ってしまっていたので、もう蜂の姿は見れませんでしたが、花が満開のときは蜂もたくさん訪れるのかもしれません。

蜜源といえば、ここの菊池市では春になると、肥料のためにレンゲを咲かせます。きっとこのレンゲが多くのミツバチを育ててくれることでしょう。Fi2061462_3e

さて、交流館に戻ってからはミツバチや養蜂についてのミニレッスン。その後は、恒例のハチミツティスティング。林さんもご自分で採った貴重な蜜を持ってきてくださいました。まだ季節的には早く、実はスズメバチの襲来のために放棄された巣からいただいたものだとか。完全に水分を飛ばしきっていないので、発酵しやすくなっています。
皆さん、やはりこれだけたくさんの蜜がそれぞれ味が違うことにビックリ。味わうごとに、皆さん養蜂をやる気マンマンになっていったようです。皆さんそれぞれ好みが違って、口々に私はこれがスキー!と、語っていましたが、総じて、ソバ、クリは不評でした。東京では夏にソバが大受けだったのに、面白いですねー。

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水源交流館は宿泊施設を新たにつくるそうで、そこでの宿泊のお客さんにオリジナルな朝食を提供できたらと考えていて、そのときに色とりどりのハチミツを出したいと狙っているそうです。今回のように、手作りホットケーキと菊池で採れたミツバチのセットなんて、とっても評判になりますよ、きっと!!また「ハチのすむ森」で学ぶ自然体験プログラムもつくっていきたいそうです。
ぜひぜひ頑張ってくださいねー。このプロジェクトを、東京はちみつクラブでも、応援していきたいと思っています。引き続き、詳細を皆さんにお伝えしたいと思います。

posted by みつばち at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

みつばちはレタスを齧るか・・・

先日、お伝えしたレタスとみつばちの第2弾の画像が届きました!
おお!やはり齧っているではないですか。

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犬が、普段食べない草をむしゃむしゃすれば、胃腸の調子を整えようとしているというのを何かで聞いたことがあります。みつばちも、本能的に消毒や殺菌を必要とする場合、葉ものを齧るのかしら。

巣では、緑っぽいものは発見されないから、持っていくわけではない。としたら、やはり食べている?

謎は深まるばかりございます。

posted by みつばち at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばちたちの秘密 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

里山とみつばちの美味しい関係 果たして日本みつばちはいるか・・・

11月13日(日)に三重県名張市でNPO法人赤目の里山を守る会の主催、LJ21の企画協力で開催した「里山とみつばちの美味しい関係」が無事終了しました。

「日本みつばちと仲良くするために」と題した養蜂入門編は、大内山グリーンパークの門浦日出男さんに、
「ワインのようにハチミツを楽しもう」はLJ21のワタシが、
そして、赤目の里山での蜜源調査として、門浦さんに加えて、私たちの仕事仲間で林学科出身の中村良三さんと一緒に「ハニーウォーク」と、
盛りだくさんの内容の「みつばち&はちみつデー」を実施しました。

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まずは、日本みつばちのこと、ハチミツのことをしっかりお勉強。というよりも、楽しく、美味しくみつばちと自然の仲間入りというところ。

今回のハチミツラインナップは。花別、花の地域別、各地の日本みつばちのハチミツという構成で26種類。
純粋で、火も入っていない、みつばちさんたちが採ってくれたそのものを味わってしまうと、もう、ハチミツの虜。そのうえ、各地の日本みつばちのはちみつの味わい深さにみなさんノックダウン、といったところでしょうか。

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いよいよハニーウォーク開始。
NPO法人赤目の里山を守る会により、手入れのされた里山の道は歩きやすいけれど、ふかふかで、とっても気持ちがいい。

「この木は蜜が採れる?」
そんな視点で見てみれば、里山の風景がいつもと違って見えたのでは?

そよご、こしあぶら、りょうぶ、ハゼノキ、野いばら、あざみ・・・
主要&有力蜜源だらけだ!

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「巣箱を置くとしたら、南斜面のあの辺りが・・・」
との門浦さんのアドバイスに一堂、来夏のハチミツ収穫を夢見て、早うっとり、にんまり。
が、しかし!日本みつばちは果たしているのか。
秋が深まり、蜂たちはみんな冬越し体制に入りつつあり、今回、ミツバチには遭遇できず残念。

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でも、まあ、ミツバチたちととにかく仲良くなることが先決だから、巣箱を置いてみましょう。
日本みつばちの養蜂をしている人たちに共通しているのが、ハチミツを採ることよりも、巣箱にミツバチが入ってくれるかどうかということの方が楽しい、面白いということ。
自分の用意した巣箱を、ここは!というところに置いてみて、ミツバチが気に入ってくれるかどうか。居ついてくれると、ものすごくうれしいらしいです。

たくさんの生き物が戻りつつある赤目の里山でのミツバチたちとの交流が、来春から始まりそうです。

画像はアザミの花から花へと忙しそうに飛び回っていたマルハナバチ(かな?)

2005年11月10日

種山ヶ原のゴージャスな秋にハチミツで乾杯!

まあまあ、一杯どうだい?
てな感じで、うれしそうに酒盃を酌み交わしているような大の二人のオトコたち、ヨウイチさんとエイシさん。
二人は日本一の林業の町を標榜する岩手県住田町の森の達人たち。

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実はこれ!
町内の種山ヶ原で採れた日本みつばちのハチミツなのだ。

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みんなで「お、やめられないねぇ」と、つい酒盃ならぬ蜜盃を何度も重ねてしまうほど、美味!
ヨウイチさんが仲間から特別にもらってきてくれました。
前回、レポートしたように、この辺りではごく普通に巣箱が置かれていて、ヨウイチさんに言わせると「太い木のそばに置いておくと、ほとんどみつばちが入ってくれる」そうです。

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が、しかぁし!
ほとんど熊に略奪されてしまう。そのため、このハチミツは非常に貴重なもの。
にこにこしながら「熊にやられちゃうんだよね」といい、あんまり悔しそうでもなさそう。
山の幸は分け合う、そんな気分なのかな?
採れたてのハチミツを一度味わったら、なんとしても手に入れたくなる熊の気持ちもわかるけど・・・

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種山ヶ原は宮澤賢治がよく作品の舞台にした岩手山、早池峰とともに賢治三山と言われる山の一つ。
今回は、前回でご紹介したウォーキング・プログラムを実施。
「イーハートーブのまだ見ぬ森へ」というタイトルで、種山ヶ原で賢治のようにさまざまなインスピレーションを受けながら、「あなただけの種山を発見しよう!」というスローウォークで森を行く、新しい森の楽しみ方を提案するプログラムです。

これは種山ヶ原のてっぺん、物見山山頂付近。
広大な岩手県の3分の1ぐらいが見渡せてしまいそうなほど360度山、山、山。晴れた日には岩手山も早池峰もばっちり見えます。
蝦夷の頭領アテルイの一族の言い伝えが色濃く残る地でもあります。

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この日はまさに「風の又三郎」デーで、厚い雲の下、雨がぱらつき、突風に吹き飛ばされそうになりました。ところが森の中は静まり返っている。でも、ときにどこからか一陣の風が・・・そんな繰り返しでした。
参加者は、たっぷりと種山の不思議気分に浸ったというわけです。

カラマツの落ち葉のじゅうたんを行く。

森は秋も終盤にかかり、一見寂しげだけれど、実は赤や紫、ピンクの実が鮮やかに色づいて、いい感じでシック&ゴージャスな雰囲気。宝石みたい・・・。

そう、すべてが虫媒花ではないけれど、みつばちさんたちの活躍のおかげでもあるのです。
蜜盃で乾杯!
種山ヶ原森林公園の素敵なブログがあります。ぜひ、お立ち寄りください。

さて、週末はいよいよ三重県の赤目の里山での蜜源探検ウォークです。楽しみー!

posted by みつばち at 09:17| Comment(1) | TrackBack(2) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月07日

蜂はどいつもみんな小さなオルガンだ

なんだかちょっとおどろおどろしい画像になってしまった。
先々週、岩手県住田町の種山ヶ原でうろうろしていたとき、日没直後の暗闇の中で突如発見!
あれ、これって日本蜜蜂の巣箱じゃないの?

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うろうろしていたのは、宮沢賢治の作品をきっかけに自分だけの種山ヶ原を発見しよう!という、なかなか面白そうなプログラムを地元の有志の方々と開発中で、賢治が登ったかもしれないルートを探していたのです。
みつばちスクールの先生、藤原誠太さんによると、賢治さんが藤原養蜂場のことを書いている文章があるとか。ミツバチにも関心があったのかな・・・と思っていたら、詩「種山ヶ原 下書稿(一)のパート3に次のような部分を見つけました。

起伏をはしる緑のどてのうつくしさ
ヴァンダイク褐にふちどられ
あちこちくっきりまがるのは
この高原が
十数枚のトランプの青いカードだからだ
 ……蜂がぶんぶん飛びめぐる……
海の縞のやうに幾層ながれる山稜と
しづかにしづかにふくらみ沈む天末線
あゝ何もかももうみんな透明だ
雲が風と水と虚空と光と核の塵とでなりたつときに
風も水も地殻もまたわたくしもそれとひとしく組成され
じつにわたくしは水や風やそれらの核の一部分で
それをわたくしが感ずることは水や光や風ぜんたいがわたくしなのだ
 ……蜂はどいつもみんな小さなオルガンだ……

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賢治は自然に深く心を寄せ、そこで啓発された感覚や心情を心象スケッチとして詩などの作品に織り込んでいきました。
この詩の最後の部分は、自然との一体感に酔ったような感覚が表現されています。
種山ヶ原の牧野に寝転びながら、空を見上げ、賢治には蜂の羽ばたきが、まるでBGMのように聞こえていたのでしょうか。
それは日本みつばちだったのかしら?

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2005年11月02日

赤目の里山からの便り

11月13日に実施予定の「里山とミツバチのおいしい関係」イベントの舞台、三重県名張市にある赤目の里山から、今週一週間、レポートしてもらっています。レポーターは、NPO法人赤目の里山を育てる会の理事佐野憲一朗さんです。

ローカル・ジャンクション21のホームページのコーナー「今週の私」をぜひ、ご覧ください。

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posted by みつばち at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち百花プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アートなおうち

片品村の山中で見つけたスズメバチの巣。たぶん。
およそ標高1200mぐらいのところ。

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「あっ!蜂の巣だ!」と私。
「ほんとだ!」
「蜂はまだ、入っているのかな」
「もう、入っていないんじゃない?」
と言ったか言わないうちに手を出しているのは、一緒に散策をしていた地元のKさん。
「えー!蜂がまだいるかも・・・」
「こんなに寒くなったら、いないわよ。女王蜂だけが、どこかで越冬準備に入っていて、ほかのは死んじゃっているはずよ」
「そ、そうかな」
とまだ、巣の穴の当りを凝視している私を尻目に
あー、採っちゃった・・・

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「これ、燃やすといい匂いがするんですよね」
「え、そうなの?後でやってみようよ」

というわけで、巣をやぶってみたら、何層にもなっているんですねー。
これはお見事!
紙を燃やした後に残る灰のような薄さで何層にも重なっている。
水を寄せ付けず、中は層の間の空気に守られて、温度もきっと一定なんだろう。

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で、火をつけてみましたが、安藤さんのところでやったようなオオスズメバチの巣ではなかったので、かすかな匂いしかしませんでした。
同じスズメバチでも、巣に使う木が違うのかな?

posted by みつばち at 01:19| Comment(1) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする