2005年07月24日

塩とはちみつ2 クコの実のお粥

好奇心押さえがたく、やってみました。というのも、なぜかクコの実が手元にあったから。蓬はないので、乾燥した大根葉を使ってみました。地方をうろうろする仕事をしているせいか、なぜかこんなものがキッチンをひっくり返せば出てくる。
しおとはちみつ、しおとはちみつ・・・と呪文のように唱えながら作ってみたら・・・いけます。

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ハチミツは、日本蜜蜂の垂れ蜜の極上品を使ってみました。
思わず皇太后声になって
「よい味じゃ。クコの実の香りがほのかにして、塩とハチミツが味に深みを出しておる。からだにも良さそうじゃのう。見事じゃ」
と言ってみたくなりました。

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このところイベント続きで少々バテ気味ゆえ、これはなかなかよき一品、というところです。
蓬にしたら、もっとパワーアップしそうです。
砂糖だって、隠し味に塩を使ったりするわけだから、ハチミツでも塩をうまく使うと味がより複雑に、奥深いものになるというわけなんですね。クコ自体に甘みがあるから、はちみつは少なめにして、好みで足していくのがよいようです。

<クコの実について>

クコといえば、一般的には目のくすりとして知られていますが、、「命を養うくすり」「万病のくすり」といわれるほど、たくさんの効能があるようです。

以下、先人の本によると・・・
「大和本草」
身を軽くし、気を益し、眼目を明らかにする。常服すべし、目を明らかにする功すぐれたり

「神農本草経」
久しく服すれば筋骨を堅くし、身を軽くし,老いず、寒暑に耐える

「本草綱目」
クコの性状は寒(熱を冷ます)で毒性はない。体内にこもる邪気,胸部の炎症、のどの渇く糖尿病、全身麻痺、風疹、筋肉、および関節リュウマチによく効く。また、永く連用すると筋骨を強くし,,身を軽くし、暑さ、寒さにも負けないで若々しくなる。
胸脇にからまっている炎症熱、頭痛を消散し、陰を強くし、身体臓器に栄養を与え、大腸、小腸の働きも良くなる。精気を補う結果、顔色もよくなり、白髪を黒くし、視力も良くなり、神経も太くなって長寿となる。

現代風に言えば、ベタイン、ゼアキサンチン、リノール酸などが含まれているようで、血管壁を丈夫にし、血液を浄化し、肝臓、糖尿・高血圧、低血圧、冷え性などに効果があるらしいです。はちみつも肝機能を高めるらしいから、この組み合わせは理に適っているのかもしれません。

「日本の蜜源植物」(日本養蜂はちみつ協会刊)によると、クコは補助蜜源として認められているのでハチミツも採れるようです。クコの実のお粥にクコのハチミツなんてかなり贅沢な一品と思われ、「明のお使者」(チャングムを観ている人しかわからなくてごめんなさい)ぐらいにならないとめぐり合えないかも。

クコの実のお粥、みなさんもお試しあれ。

画像は図鑑にあった花です。夏に咲き、秋には赤い実をつけます。

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