2005年06月25日

IDEE CAFE とハチミツcollaboration!!

IDEE CAFEで召し上がれ

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25、26日の週末に、青山と六本木ヒルズのIDEE CAFEとLJ21のタイアップ企画として、ハチミツのSWEETSが味わえます!ORGANIC MUSIC と、ORGANIC SWEETSというコンセプトで、おいしいマフィンにハチミツをつけて味わうことができるんです。ハチミツは、東京の皇居周辺で採れたものなど4種類のハチミツをLJ21から提供させていただきました。

今日は、六本木ヒルズのほうに行って、さっそく味わってみました!

店頭には、ハチミツの見本と、風土倶楽部のパンフレットも置いてくれています。どんなsweetsになっているのか、ワクワク。

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この二日間限定の organic sweets 特別メニューはこんな感じ。

オーガニックブラウンマフィンと、いちじくとナッツのプラウンマフィンの2種から選んで、サイドに、4種のハチミツ、または特別なバターやメイプルシロップを選べます。(LJ21が提供したのは、ハチミツだけです)

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先月、IDEEが運営しているマルノウチカフェでハチミツセミナーを共催させていただきましたが、そのイベントや今回のスペシャルメニューなど、野村友里さん(caffe@IDEEのディレクターや、数々のカフェ、レストランのプロデュースで大活躍をされていらっしゃいます)がパーソナリティーで出演されているJ−WAVE LOHAS Sundayで、ハチミツネタをたくさん取り上げていただいています。おかげさまでリスナーからの反響が大きいそうで、ありがたいことです!

私は、いちじくとナッツのマフィンと、フジのハチミツ。この組み合わせが、ベストヒットだとか。

とにかくマフィンが絶品。外はカリカリ、中はふっくら。イチジクもナッツも豪快に入っていて。ボリューム感もいい感じ。もちろんそのまま食べても、おいしいですが、藤のクセのない上品な甘みが付け加わると、またヨシ!

友達と違う種類のハチミツで頼んで、味比べをしてもらって、花ごとに違うハチミツの味を楽しんでもらえるとうれしいです。

多くの人に、ハチミツの魅力にハマっていただき、またわがLJ21のことを知っていただけたらうれしいなぁ。

明日、青山、六本木近辺に行かれる方はぜひ!だけど、ハチミツの量には限りがあるので、お早めに行ってくださいねー!

posted by みつばち at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハチミツ用スプーンはこれ!

いろいろ使ってみましたが、今、一番のお気に入りはこれです。
この春、黒川温泉のショップで見つけた漆塗りの小さなスプーンです。

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これだと、まず、舌触りがとてもいい。最近は普段の食事や料理のときにも漆塗りや、湯布院にある「アトリエとき」の木のスプーンを使っています。軽いし、熱が通らないので持ちやすいし、なにより口当たり、舌触りがやさしくて、ほっとするのです。動作までなんとなくのんびりした動きになるから不思議です。でも、とにかくなによりも気に入った点は、料理の味が変わらないこと、です。

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ステンレスのものは、冷たいだけでなく、カチカチと容器に当る音が気になりますし、味が変容してしまうような気がします。これは木や漆塗りのスプーンを使いはじめて気がついたことです。

いろいろな花のハチミツをできるだけたくさん、微妙な違いを感じながら味わいたい、そう思っていたら、このスプーンに出会ったというわけです。もちろん、大きな漆塗りのスプーンでも代用はききますが、なんとなくこのサイズがハチミツにぴったり、という感じです。漆器を生み出した日本の文化に感謝です。

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先日、漆器を研究されている方に日本人は「研ぐ」「磨ぐ」「砥ぐ」ことが大好きで神聖なものと考えている民族だと聞きました。そういえば「研ぐ」という文字には鳥居が入っていますね。
漆は何度も研ぎと磨ぎを重ねて124の行程を経て仕上げていくもので、まさに日本的な文化の真髄といえます。その研ぐ道具の一つ、「アブラ桐の炭」は今では手に入らなくなったそうです。海外では小文字のjapanは漆器を意味するぐらい日本を代表する文化の一つなのに残念です。

今、東京農大の「食と農」の博物館2階に展示されている漆塗りや螺鈿のお弁当箱のコレクションは必見です。江戸時代、日本人は粋で遊び上手だったことがよくわかります。なめらかな表面に描かれた絵の数々には一つひとつ願いをこめた意味があるそうです。漆には殺菌作用があること、水を通さないことなど、煮物など水を使う料理が多い日本の食文化にもぴったりというわけです。もちろん軽い!

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最近はアトリエときの木の器とも出会い、使いはじめたら木の食器は、こんなにいいものはないなあと日々、実感しています。
木を暮らしに取り入れることは案外、簡単なんです。あなたもいかがですか?
手始めにハチミツ用スプーンから。たしか1個400円ぐらいだったと思います。
このスプーンはアトリエときで購入したもので、カレーなども色がつかず、とても使いやすいです。

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アトリエとき
大分県大分郡湯布院町川上字坪池2666-1 0977-84-5171
ここは女には危険な店です。とにかくどれもみんな欲しくなります。時松辰夫先生もやさしくて、すごく素敵な方です。1本の木を無駄なく、使いきることをめざして、手触りのよい木の作品を作りつづけておられます。

アトリエへのエントランス

posted by みつばち at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち関連の本&グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月24日

ワイルドストロベリーの不思議

ベランダでワイルドストロベリーにがんばってもらっています。小さな苗を2年前ぐらいに買ってきたら、今では鉢いっぱいに大きくなり、毎日、小さなかわいい花を咲かせ、どんどんちっちゃいイチゴができていきます。イチゴだけは自給している、なんていばれるのもワイルドストロベリーのおかげです。

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冬でも花が1輪、2輪ですが、咲いていて、一年中、青々として楽しませてくれます。

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とても不思議なのが、ミツバチや虫の姿がないのに、どんどんイチゴができていくこと。まるで恋人の気配もなかった友達が、ある日突然結婚していた、みたいな気分だと友人たちにいうと、そんなものはいつのまにかどうにかなるものなんだとか。

風で受粉してしまうのでしょうか?どなたかご存知の方がおられたら、教えてください。

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「自給」といっても、2,3日に一度採れるのはほんの数粒です。ちょうどヨーグルトに採れたてをのせていただくのにいい量です。本日は木いちごのはちみつをかけてみました。しあわせ!

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木いちごのはちみつはとてもさらっとしたくせのない甘さです。ほんのりとイチゴの香りがします。

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posted by みつばち at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

豆乳とマンゴーとハチミツ

豆乳や豆腐とハチミツはかなり相性がいいというのはご存知ですか?
豆乳は飲みにくいと思っている方は、ぜひ、お試しください。
豆乳に冷凍マンゴーを適宜入れて、ハチミツをお好みの量入れて、ミキサーで混ぜます。お好みでレモンを一滴。ミントの葉を添えて。

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今回のハチミツは、1回目はほんのり上品な酸味のキンカンを使ってみました。2回目は、沖縄のセンダンソウを中心にしたハチミツにトライ。南国風な酸味とでもいうのでしょうか。「甘酸っぱさ」がぎゅっと凝縮したような味はマンゴーにかなり合います。ただ、飲み終わった後に、センダンソウのもつクセがちょっと残るかな?キンカンは意外にもハチミツの甘さが目立つジュースになりました。ハチミツを少なめにすればいいかもしれません。

左がキンカン、右が沖縄のハチミツ

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いずれもコップ一杯に冷凍マンゴー3つかけ、ハチミツをスプーン1杯、レモンを2,3滴程度です。

おいしい飲み方があったら、どんどん情報をお寄せください。

2005年06月19日

トマトとハチミツ

岩手に出張、久しぶりに馴染みの店で料理上手のママの地元の食材をたくさん使った手料理を堪能しました。みんなおいしいけれど、最後に出てきたトマトのコンポート、これが冷たくて、ほんのり甘くて、とってもおいしい。たっぷり焼酎を飲んだ後でもばっちりです。

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まるごとトマトを湯がいて、皮を取り、レモンと赤ワインとハチミツをかけて一晩寝かせたものだそうです。なーんだ、簡単!と早速、出張帰りにトマトとレモンと赤ワインをゲットして、作ってみました。が、なぜかあの味にならない。つい赤ワインを入れすぎたのか、ワインの味が勝ってしまいました。たぶんレモンとハチミツが中心でワインは香りづけ程度がいいのかもしれません。

素材が違いすぎるのかも。ママのトマトは親戚の家で栽培している採れたてのもの。と、料理の腕は棚にあげて、トマトのせいにしてしまいました。でも、トマトとハチミツの相性はなかなかよくて、安いトマトをざっくり切って、レモンや赤ワインがなくても、ハチミツをかけてちょっと冷蔵庫で寝かせればフルーツトマト風になります。トマトの酸味や青くささが苦手な方におススメです。

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今回のハチミツは、先日、東京の住宅街の中でミツバチを買っているお宅にお邪魔したときにいただいたものを使ってみました。公園に隣接したお宅なので、蜜源が豊富なせいか、とてもよいクォリティのハチミツが採れてました。3箱だけでもたっぷりの蜜が採れるとか。花の種類は特定できませんが、かなり薄い色であることから、ユリノキやアカシアなどが考えられます。

2005年06月14日

陰翳礼賛

ミツバチの偉大なところはムダがないということ。というのは私たち人間から見た場合で、彼女たちはただただいのちを燃やし続けているにすぎない。ハチミツをいただいた後、人はまだミツバチから巣まで搾取する。しかし、その巣で作られた蜜蝋は、なんとも柔らかな火を灯してくれるのだ。

日本では、気まぐれに巣に入ったり、居ついたりする日本ミツバチから蜜蝋を取るのは諦めていたようで、柳田国男の「火の昔」には「支那からはじめてはいってきたろうは、みつばちの巣から取った蜜蝋らしく、これはわが国ではできませんから、後にはうるしの実、それも主としてはぜうるしから採るようになった」とある。柳田国男は「できない」と断定しているが、果たして日本ではまったく蜜蝋は使われていなかったのだろうか。

谷崎潤一郎は「陰翳礼賛」の中で、漆器は蝋燭や行灯などの暗さとともにある灯りでこそ、美しさが引き出されると言っている。漆器の色を「いくつもの「闇」が堆積した色」と表現し、派手な蒔絵などを施した手箱も、1点の燈明か蝋燭のあかりにして見ると「いい知れぬ余情を催すのである」という。ヨーロッパの磁器も、金の縁取りをしたりずいぶん派手な模様が施してあることが多いが、かつて蝋燭の灯りの下で食事をしたことによるのだろうか。

ヨーロッパでは、早くから蜜蝋が灯りとして取り入れられていたばかりか、教会の蝋燭は蜜蝋でと規定されていたようだ。全能の神ゼウスは「乳と蜜で育った」といわれ、旧約聖書に出てくる約束の地カナンは「乳と蜜の流れるところ」というほど、ミツバチたちとの関わりは深い。

ふと思いついて手元にあった蜜蝋の蝋燭に火を灯して、電気を消してみたら、急に闇が迫ってきた。もうすぐ100万人のキャンドルナイト「電気を消してスローな夜を」がやってくる。特別な夜を待たなくても、ただ、蝋燭に灯りを灯すだけで周囲の景色は一変し、自然と向き合うひとときを与えてくれる。

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蜜蝋燭の灯りを静かに楽しむ、そんなみつばちバーもいつかやってみたいです。

posted by みつばち at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

くりのハチミツ

moufさんの「バゲット1本食べられる」モンターニュって、どんな蜜源なのでしょうね?すごく気になります。
パリのオペラ座のハチミツはオペラ座内の売店で売っていると番組では言っています。

本当に先日も仲間と「ミツバチめぐりの旅」を企画したいと話していたところです。ミツバチに出会うことは、その土地の風土と出会うことでもあるのですから。mofuさんの情報にあるOVNIにレポートされているイル・ドフランスもぜひ、いつか訪ねてみたいです。
今、立ち上げを準備している「東京はちみつクラブ」でぜひ、やってみたいです。

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画像はイタリアと日本の栗のハチミツです。色と同じで、イタリアの方がクセがあります。ゴルゴンゾーラチーズにイタリアものをかけて食べたら、かなり美味。ハチミツだけだと、やはりクセが勝って、ちょっと苦味が残ります。日本の栗の方は、クセはしっかりあるけど、苦味がありません。マロンという言葉そのもののような、まろやかなクセ(っていう言い方も変かな?)です。

私はチーズもクセのあるブルーチーズなどが大好きだから、これは定番になりそうな組み合わせです。ワインのお供の仲間が増えたという感じです。

mofuさん、ハチミツって、味わいがそれぞれ異なって、なかなか面白いと思いませんか?フランスは農業大国。地域にこだわったおいしいものがたくさんありそうですね。日本もいつか大国にはならなくても、農業国にしたいなあ。

ラベル:蜜源

2005年06月09日

ヒルズの隣のハチミツ

本日は六本木ヒルズでミーティング。その後、麻布十番商店街へ。
この商店街はとっても元気で、老舗のたい焼き屋さんから、おしゃれなブティックまであって、古さと新しさがごった煮になったような、だからこそ勢いのある商店街です。

さて、夕食を食べに入った「ラ・ボエーム」(懐かしい!原宿店には二十数年前、ずいぶんお世話になりました)で出会ったのが、ゴルゴンゾーラのピザwith ハチミツです。
やはりハチミツと合うなあ。が、もう一息!栗のハチミツをトローリって感じで演出して欲しかったです。

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ヒルズの手前にあるヒルズカフェ&バーの前にはラベンダーの鉢植えがずらりと並べられていました。でも、ミツバチは1匹もいない。トーゼンかあ。ビル街で、蜜源がほかに見当たらないですから。ラベンダーのハチミツは、リッチな味わいで、バターにぴったり。もったいないなあ。こんなにたくさん咲いているのに。花たちも咲きがいがなくて、かわいそう。

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posted by みつばち at 23:38| Comment(0) | TrackBack(1) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月08日

そうです、これです! ルクセンブルク養蜂教室

トラックバックをありがとうございます!
知りたかったことがばっちりです。ルクセンブルク養蜂教室は100年以上もの歴史があったのですねぇ。巣箱もおしゃれで、かわいい屋根がついています。
私もこんなところでミツバチたちに出会いたい!
蜂蜜はどんな味がするのでしょうか。

パリに飛んでいきたい気分になりました。

ラベル:フランス
posted by みつばち at 15:21| Comment(4) | TrackBack(1) | ミツバチと一緒にHappy Honey Days  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月03日

La Vie des Abeilles

今日は、蜜蜂関連の本をご紹介します。タイトルは、フランス語で「蜜蜂の生活」。青い鳥で有名なメーテルリンクが、深い洞察眼をもって、ひたすらドラマチックかつ叙情的に蜜蜂の生活を書き連ねています。
メーテルリンクは、古代ギリシャ以来の蜜蜂に関する文献の調査もしつつ、また有能な養蜂家でもあったそうです。
これだけでもかなり興味津々なのですが、とにかく目次がふるっていて、ワクワクしてきます!

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蜜蜂の生活リズムに合わせて章が構成されていて、
目次にはその要旨が短い文章で描かれています。
たとえば・・・
2章 分封(巣別れ)
抗しがたい魅惑の時、分封、それは蜜の祭典、種族と未来の勝利、そして犠牲への熱狂である。
一番おかしかったのは
6章 雄蜂殺戮
ある朝、待たれていた合言葉が巣箱中にひろまると、おとなしかった働き蜂は裁判官と死刑執行者に変貌する。

なんだかすごそう。でもよく分からない。そう、この本の問題は、メーテルリンクの蜜蜂への愛と尊敬の念と想像力が強すぎて、何が蜜蜂の現実の生態で、何がメーテルリンクの空想の世界なのかがよく分からないこと!(笑)
つまり、養蜂をなさりたい方のhow toにはならないので、ご注意を!
でも、蜜蜂の不思議な生態のwonderに感激したり、蜂とともに、自然のもつ豊穣さや美しさにロマンチックに浸りたい方には最高の書です。

ご希望の方は、ぜひLJ21のHPのこちらからお買い上げください。

まだ私も途中までしか読めていませんが、また面白い発見があれば、ご報告したいと思います。

posted by みつばち at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | みつばち関連の本&グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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