2005年05月24日

みつばちスクール 特別編 養蜂入門終了!

今回は、予想以上の多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。最終回の養蜂入門では、養蜂の課題、日本ミツバチと西洋ミツバチの違い、農村部と都会での飼育方法の違いなどを中心に藤原さんにお話しいただきました。
果たして都会で養蜂は可能か?
結論としては可能。
都会で飼うときの一番の課題はやはり隣近所とのお付き合いです。ミツバチの習性さえわかれば、ほとんど刺されることはないのですが、いつのまにか危険な生き物として見られるようになってしまったミツバチです。それだけ、虫たちとの距離が遠くなってしまった都会暮らしだといえます。
ミツバチの最大の天敵は熊です。熊以上のハチミツをいただいてきた人間をミツバチは、まだ、天敵だと認識していないフレンドリーな生き物です。

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養蜂業を始めるためには、住んでいるところの都道府県庁に申請が必要ですが、半径2qのところにほかに養蜂をしている人がいないことが条件の一つだそうです。何人かの方に首都圏でどのくらいの人が蜂を飼っているのかと聞かれましたが、趣味で飼っている人のことまでは把握できないというのが現状です。実際に飼っている方も参加されていました。西洋ミツバチを飼っているので、今度は日本ミツバチのことについて知りたいとのこと。
意外に私たちが考えているよりも多いのかも・・・?

今回も採れ立て蜜の味にみなさんうっとりでした。熊の気持ちがわかる?

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ミツバチのこと、ハチミツのこと、ミツバチを飼うということは、人類の文化史そのものです。スペインの1万年前の壁画にハチミツを採る人の姿があるそうです。ハチミツは最古からの甘みであり、貴重な栄養源として、ミツバチと人間は深くかかわりあってきました。
ただ、おいしいとか、からだにいい、だけではないミツバチやハチミツとの関係をしっかり結び直したい、そんな思いで始めたみつばちスクールでした。そこからきっといろいろなことが見えてくるはずだと。
藤原さんが、「足りないことがあれば、足してあげる」のが飼育だと教えてくれました。奪うばかりでないミツバチとの関係を築いていきたいものです。

皇居周辺に設置されたミツバチたちは、来週早々、盛岡へ帰京します。
なんだか寂しいですね。